サウジアラビアってそんなにワールドカップ出てないんですね…。
前回ワールドカップに出場したのは、2006年。
サウジアラビア代表の名称は、
Green Falcons(グリーンファルコンズ)。
FIFAワールドカップ出場4回(ベスト16)
AFCアジアカップ出場8回(優勝3回)
という古豪チームの一つ。
アジアで唯一FIFA主催の大会で優勝したことがあるのが、
サウジアラビア代表ですからね。
世代別代表で、1989年のFIFA アンダー 16世界選手権で優勝
これは現在までも保持している、
アジア男子サッカーが、唯一FIFA主催の世界大会において優勝した国です。
女子だと、日本代表とかがワールドカップ優勝したりしていますが、
男子はなかなか勝てないですよねぇ。
そして、このU16世界選手権で優勝したメンバーが中心となって、
1994年のワールドカップ初出場。
予選グループも勝ちぬいて、ベスト16まで進出しました。
⇒久保建英を日本代表に!?世界の史上最年少記録更新なるか?身長が2018年に伸びれば…止まったって噂もあるけど…。
1994年のアメリカ大会で初出場したサウジアラビアは、初出場ベスト16。
しかし、それ以降の3大会に出場はしたものの、
まだ1勝もできていません。
1998年のフランス大会(1分2敗)
2002年の日韓大会(3敗)
2006年のドイツ大会(1分2敗)
特に日韓ワールドカップでは、無得点で12失点と、
大惨敗を喫しました。
4大会連続出場は立派
サウジアラビア代表は、2010年以降は、アジアの壁を越えられず…。
代表チームが育たない背景には、
「かつては国が選手の海外移籍に厳しい制限を設けていたこと」
「制限緩和後もオイルマネーにより潤沢な資金を持っていること」
の2つが挙げられていて、
サッカー人気は高いものの、
海外移籍すると年俸が下がる選手が多く、
海外に移籍する必要性がないんですよね。
そのため、選手が育ちにくいっていうことがありますよね。
⇒韓国は?オーストラリアは?アジア最終予選各グループリーグを突破するのは?残り2.5枠の争い。
オイルマネーが入るので、Jリーグと違って圧倒的な年俸が手に入りますからね。
国内トップ選手の年俸は2~3億円で、平均で約5000万円。
J1の平均が約2000万円。
これがいいことだなぁと思うのは、
合宿に招集が簡単だっていうことですよね。
「一時は国内クラブが代表に非協力的だったが、今は協力するようになった」
というのがポイントらしいです。
2015年には6万人収容の豪華スタジアムが完成。
サウジアラビア自体も「アジアの盟主」復権に向けて本腰を入れたのがわかります。
今予選で「ホーム無敗」のサウジアラビアと、「アウェイ無敗」の日本
2位につけるサウジアラビア代表は3位オーストラリアと勝ち点で並び、
得失点差2離れている状況。
2位サウジアラビアにとっての予選ラストゲームは大一番だよね。
そして、オーストラリアの試合の結果を知ってからできるっていうのが、
プラスに働くのか、マイナスにはたらくのか。
2位をキープすれば自動的にW杯出場。
サウジにとって大きな援護となるのは、
本拠地キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアム。
最終予選の試合結果は、トータル5勝1分3敗だけど、
ホームでは3勝1分、アウェイでは2勝3敗。
逆に日本はアウェイでは2勝2分の無敗。
このホーム最強、アウェイ最強チームの矛盾対決はどちらが勝利するんでしょうねぇ。