プレミアリーグでの研究で、日本より人生かけてるサポーターが多いイメージの英国ですが、こういう研究も進んでいるんですね…。
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2019年の実証実験でサッカー観戦は、程よい負荷があって体にいいという結果が出たそうです。
2019年のリーズ大学の研究では、応援するチームの勝利を見届けることで、早足での90分間の散歩と同程度の身体的負荷がかかるとのこと。
そして、勝利を目にした場合、試合終了後24時間にわたり高揚感が続くそうな。
これはJリーグサポーターでもわかる話。勝利を見た瞬間にテンションが上がり、翌日の同じぐらいの時間までいい試合だったなぁ…って思い浮かべちゃいますもんね。
この実験は英リーズ・ユナイテッドの20~62歳のファン25人を対象に実施されたもので、昨季の2部チャンピオンシップの天王山3試合での様子での結果だそうな。
リーズはこの時、1部プレミアリーグへの昇格をかけてプレーオフファイナルを戦っていたので、サポーターも普段のリーズの応援とはまた違ったテンションだったんでしょうね。
試合前とハーフタイム、試合終了後に被験者の心拍数を分析したところ、平均17%の増加が確認されたそうで…実験を行ったウトリー博士はCNNの取材に
良いストレスもあれば悪いストレスもある。
サッカー観戦の熱狂は行き過ぎだと思われているが、そんなことはない。程よい興奮が保たれていることが判明した。
と話したそうな。
2019年のリーズの1部昇格を争っていたサポーターの3試合だけを調べた結果、心拍数が上がって程よいストレスで体にいいよ…ってされていたサッカー観戦。このぐらいですめばやっぱり楽しい趣味なんでしょうね。
ただ、2023年のニュースでは下位クラブサポーターにはストレスがかかることが分かったそうです(研究しなくてもわかるよって話ですが…w)
医療サービスを提供するイギリスの『Well Pharmacy』は、プレミアリーグのサポーターに対する血圧の測定などを実施。
全クラブのファンのストレス状態をチェックしたところ、降格圏の18位のルートン・タウンのサポーターの約半数が、危険なレベルまで上昇していると発覚しました。
サポーターの「55パーセント」が試合で大きなストレスを感じていることが判明し、「50パーセント」が高血圧であるという結果が出たそうな…。
他クラブの数値で見ても、プレミアリーグの下位4クラブ(シェフィールド・ユナイテッド、バーンリー、ルートン・タウン、エヴァートン)が危険度の上位4クラブを独占とのことで…やっぱりサッカー観戦はある程度までは刺激的で健康に良いけど、勝てないクラブを応援することは健康に悪いことが判明してしまった…。
負け続けるチームを応援することが体に悪いことなんか、研究しなくてもわかっていましたが…研究結果でやっぱりそうなんだよなぁ…ということが発覚してしまった。
負けがこみ始めるとめちゃくちゃSNSの投稿の口悪くなるサポーターとかいるもんなぁ。
自分の人生=サポーターとしての人生っていう人も多いけど、とりあえずサッカー勝っても負けても試合が見れることが楽しい、って思って自分の機嫌は自分で取れる人間なのよかったなぁ…とあらためて思います。
サッカーサポーターとしての天寿=自分の天寿になる可能性もあるし、みなさんほどほどにしてくださいね。