昨年順天堂大学サッカー部から入った、
快速のアタッカー長谷川竜也。
大卒2年目のMF長谷川竜也は大島僚太と同じ、
静岡学園の後輩にあたる存在。
サッカー選手としてのタイプは違うものの、
足元の確かなテクニックと、
視野の広さはさすが静学といった高校時代の練習が垣間見える選手ですよね。
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長谷川竜也が背番号16を付けている理由
そして長谷川竜也が現在つけている背番号16は、
川崎フロンターレで大島僚太が2年前まで背負っていた番号。
現在はクラブ初の背番号10を背負う日本人選手として、
川崎フロンターレの顔になっている大島僚太は、
昨年、自身が10番を背負うにあたり、
つけていた番号の後釜を
「タツヤがいいんじゃないんですか」
とそれとなく伝えたといわれています。
そういうエピソードからも、二人の仲の良さを感じられますよね。
⇒大島僚太と、福森晃斗。2011年の高卒入団の同期組の熱いバトルに胸熱。
大島僚太と長谷川竜也の初対決は2014年
大島僚太は、2014年に川崎フロンターレに入る前の、
長谷川竜也と対峙しています。
2014年の6月11日にU-21日本代表と、大学選抜が練習試合を行いました。
その時、U-21代表のメンバーとして、参加していた大島僚太は、
大学選抜に参加していた長谷川竜也と初めて対決します。
そして、大島僚太のいたU-21代表は1-2で大学選抜に敗戦します。
対戦相手の全日本大学選抜には
GK福島春樹(現在・浦和レッズ)、MF木本恭生(現在・セレッソ大阪)、MF長谷川竜也と、
大島の母校でもある静岡学園高校出身者が3人いました。
しかし、大島僚太と、長谷川竜也は、
一緒にピッチには立っていません。
大島僚太は前半に出場。
長谷川竜也は後半に出場。
「全員で同じピッチに立ってみたかったですね」
って言っていた大島僚太は、
外から見ていた長谷川竜也のプレイに感心していました。
後半から大学選抜のトップ下に入り、
鮮やかなテクニックで好機を生み出した長谷川竜也のプレーには
「竜也、メッチャうまいじゃないですか。あいつ、マジでうまいですよ」
と驚いていました。
その後同じチームに入るとはふたりの運命はここから続いているんですよね。
静岡学園出身の選手に対して、
「自分の出身校の選手がたくさんいるのは、うれしいことだし、すごくいいことだと感じています。
うまい選手はもっとたくさんいるので、そういう選手が集まったら楽しいのかなと思いますし、
一緒のチームでやってみたい気持ちはありますね」
って言っていましたし、
そうなってよかったですよねー。
⇒SHISHAMO『明日も』の歌詞が素晴らしい。予習して川崎フロンターレのホーム開幕戦を迎えましょう。
長谷川竜也より前の川崎フロンターレの背番号16は?
川崎フロンターレの背番号16のイメージは、
テクニックのある小兵っていイメージが強いですよね。
川崎フロンターレの背番号16の系譜は…
1997-2000…大塚真司(身長179cm。ボランチとして活躍)
2001…阿部良則(身長177cm。天皇杯で「リストラの選手の活躍」と呼ばれる)
2002-2003…林晃平(身長175cm。伊藤宏樹と同い年)
2004…伊藤優津樹(身長173cm。左サイドや、トップ下も怪我で活躍できず)
2005…飯尾一慶(身長168cm。高原直泰が立ち上げた沖縄SVに現在も在籍)
2006-2008…鄭大世(身長181cm。テセのイメージはNo.9ですけど3年付けてますよね)
2009…久木野聡(身長173cm。昨年引退した快速FW)
2010-2012…楠神順平(身長170cm。現在ウェスタンシドニー在籍のセクシーフットボーラー)
2013-2015…大島僚太(身長168cm。現在背番号10を背負う川崎の宝)
2016~…長谷川竜也(身長164cm。背番号16史上最小身長)
昨年のJ1に所属していた18チームのスタメン選手の平均身長が178cmぐらいだったはず(俺が調べた結果なので正確ではないです)。
そう考えると、過去に背番号16を背負ったメンバー10人中、
平均身長以下のメンバーが、8名いて、
身長160cm台が3名もいたのすごいことですよね。
ただ1年で背番号16を脱いでいるメンバーが4人もいるのは定着しにくい番号なのかもねー。
長谷川竜也は自分も日本代表に選ばれたり、
海外移籍したりしてもらって、
背番号16を出世番号にしてもらいたいですね。
⇒大島僚太を日本代表にもう一度!リアルタイムで進化している10番を見るの楽しすぎる。