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町田ゼルビアをサイバーエージェントが子会社化。東京Vのころとは違い、今度は長い支援になりそうな予感!

東京ヴェルディのころと同じにはならない、したくない、っていう思いで町田ゼルビアを子会社化している感じがして、サイバーエージェントの今回の買収は応援したいなー。

そのせいで、サイバーエージェントの子会社のサイゲームスがサガン鳥栖のスポンサーを降りる、っていう話もあるけど、堀江貴文さんは「サガン鳥栖の社長が勝手にやりすぎたから」みたいなことを言っていましたが…それもあるんだろうなーって感じです。

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サイバーエージェントが町田ゼルビアを子会社化

サイバーエージェントが、J2町田を運営するゼルビアの経営権を取得すると発表しました。

第三者割当増資を引き受けて約11億円を出資し、株式の80%を保有。

最初の報道のころより、安かった感じですねー。20億っていわれていませんでしたっけ?

町田ゼルビアをサイバーエージェントが?資金や施設はクリアだろうけど、町田じゃ無くなりそう。

ゼルビアの現経営陣は変わらないっていうのもありがたいですよね。

サイバーエージェントの藤田晋社長は

「町田は驚くほど質実剛健で、作り上げてきたサッカーチームとしての文化、経営陣と監督の優秀さで成り立っている。それを尊重しながら、世界的クラブに持っていくところに、どう描いていくか、という感じ」

「町田、東京から世界に通じるクラブになるよう成長をサポートしたい」

って語っていますからね。

楽しみですよね。

東京ヴェルディ時代の二の轍は踏まない

藤田晋社長は、2006年3月に東京ヴェルディ1969を運営する、日本テレビフットボールクラブとの業務・資本提携を発表し、日テレに次ぐ2位株主となりました。

しかし、その後、成績低迷などで2年で撤退。すぐに撤退した経験があるというのは、Jリーグのサポーターとして、町田ゼルビアのことが心配にもなりますが…

「ヴェルディさんの時は、筆頭株主ではなかったので、思うような経営参画が出来なかったので撤退。我々も成長している企業なので規模的にも耐えられなかった」

ということで、規模感的に2年が限界だったというのと、口の出しにくさもあったとのことで…

「僕がいたころのヴェルディは、かなり選手補強の補強費は断トツだったのに、それでも勝てず、サッカーって不思議だなと思った。決して日本テレビが悪いわけじゃない…誤解のないように。ただ限界を感じて撤退した」

限界をかんじていたのは間違いなさそうでした。お金だけ出ていても勝てないのがサッカーというのを語っていましたね。それはイニエスタや、トーレスを取ってきても苦しんでいるヴィッセル神戸や、サガン鳥栖をみてもわかります。

「サッカーをやって、よく分かったのが、やっぱりサポーター、スポンサー、選手、監督の顔色を伺い続けてもダメで、関係者が複雑で意志が強いために、強いリーダーシップがないとサッカークラブは経営できないと学んだ。ですから今回、かなり大多数の株式取得にこだわった」

「強いリーダーシップを取らなければ難しい。今回、それを学んで生かした」

ということで、東京Vに関わったときにサッカー経営の難しさを感じたことも吐露していました。

だからこそ、8割もの株式を取得してしっかりと経営に携わる覚悟で、参画していることを言ってくれていましたね。

町田ゼルビアが今後どうなるのか?

サイバーエージェントは、第三者割当増資の概要も明らかにしており、町田が新たに発行した普通株式2万2960株を1株につき5万円、総額11億4800万円で引き受けました。

引き受け契約は10月16日に締結し、同17日に払い込む予定。

なのでまだ子会社にはなっていませんが、2週間後ぐらいにサイバーエージェントグループの傘下に入ることになります。

グループ参画の背景には町田ゼルビアのテーマでもある人材育成があります。

「町田に生まれ、町田で育ち、町田から世界へ」という理念のもと、少年サッカーチームからスタートして、後にトップチームが結成されたクラブです。

人材の採用・育成・活性化に力を入れているサイバーエージェント側は「当社とFC町田ゼルビアは親和性が高く、共に理念に共感した」と、買収の理由を説明しております。

来季のJ1ライセンスを取得できなかった町田ゼルビアは、ホームスタジアムの拡張、天然芝の練習場、クラブハウスの整備などの諸条件を満たせず、仮に2位以内に入っても今季のJ1昇格は叶わないという問題点をサイバーエージェントが経営を行うことでどれだけ解消できるのか?っていうのを期待したいですね。

 練習場の整備については、サイバーエージェントからの支援を確約されているそうですし、ホームスタジアムの町田市立陸上競技場に関しても、昨年に町田市が改修を策定していますから…悲願のJ1ライセンス取得に向けて大幅な改革を進めていけそうです。
 

「なるべく早期に着工し、J1ライセンスの取得、そして選手のプレー環境の向上に努めて参ります」

2017年の記事⇒J1ライセンス取得できなかった水戸ホーリーホック、町田ゼルビア、カマタマーレ讃岐。J3首位の栃木SCはJ1ライセンス取得。

町田ゼルビアの子会社化の理由は…泣く泣く去った監督や選手

町田ゼルビアがサイバーエージェントの傘下に入る理由は、過去の悔しい経験からですね。

「ゼルビアは監督、選手の力によって引っ張ってもらっている状況。町田に残りたくても、施設、ライセンスの面が理由で、泣く泣く去っていく監督、選手がいる中で、本当に頑張っている選手に環境を与えていきたいという思いがございまして、今回に至っております」

と、環境面の整備が悲願だったことを強調していました。

サイバーエージェントの藤田晋社長からも、町田の下川会長と大友社長に対して、

「2人は優秀な経営者。しっかりしていると思っている。今のところ派遣する人材はいないが、ビッグクラブにしていく中で、人材が少ない部門が出てくる。いれば派遣し全面バックアップする側に回っていきたい」

と語っており、現体制の維持を約束されています。

悔しい思いをたくさんしてきた分、頑張ってもらいたいですよね。強い見方を手に入れた町田ゼルビアは、今の強いサッカーをきわめて再来年にはJ1に上がってきてほしいなー。