静岡学園から高卒で入ってくる選手…で川崎フロンターレっていうと背番号10の大島僚太が思い浮かびますが、川崎フロンターレはOBも含めて静岡学園とのパイプは凄いですよね。
この記事の目次はこちら
川崎フロンターレは、2024年シーズンからの新加入選手として、静岡学園高等学校所属のFW神田奏真の加入内定を発表。
2005年12月29日生まれで、現在17歳。大阪府出身で、U-18日本代表。
夏の高校総体の静岡県予選決勝で2得点を挙げ、チームを全国に導いたストライカー。
川崎フロンターレの練習には8月に参加していて、一番印象に残った選手はゴミスって言っていましたね。体の使い方に驚いた、みたいな話がありましたね。そりゃそうだけど、高校レベルでゴミスのプレーをする選手はいないですもんね…。
プロサッカー選手になるという小さい頃からの夢を、この川崎フロンターレという歴史あるクラブで叶えられたことを大変うれしく思います。家族をはじめ、自分に関わってくださった方々に感謝します。
少しでも早く川崎フロンターレの勝利に貢献し、サポーターの皆さんと喜びを分かち合えるよう日々努力していきたいと思います。応援よろしくお願いします。
とのこと。
今年も静岡学園は強いですよね。プレミアウエストで現在3位。1位、2位のサンフレッチェ、ヴィッセルユースとの勝ち点差は3ですが、消化試合数が1試合少ないので実質勝ち点差はないのと一緒ですからね。まぁサンフレッチェ広島ユースが18試合で得点40、失点22で+18(静岡学園は+10)と得点力爆発しているのでなかなか簡単ではないですが…静学も本当に強い。
FW神田奏真が川崎フロンターレに、GK中村圭佑がJ2東京ヴェルディに、MF高田優がJ2徳島ヴォルティスへそれぞれ内定。
高校サッカー選手権にJ内定3選手を擁し臨むことになった静岡学園、初戦となる静岡県大会決勝トーナメント1回戦は、10月29日(日)に開幕するそうです。
18日時点で高体連勢からのプロ内定者は15人。Jクラブユースからは30人(川崎フロンターレの由井航太もそうですね)、街クラブとその他(QUON FD、イェールメディテック)から2人がプロへの扉をひらきました。
高校のプロ内定組15人中3人が静岡学園ですからね。高校組は、帝京、興國から2名ずつと今の段階ではプロ入り選手が1番多い高校となっています。
現在所属している大島僚太、田邉秀斗を筆頭に静岡学園出身の選手は川崎フロンターレのサッカーにフィットしている印象です。まぁ、もちろん向島建さんが静岡学園出身っていうのが大きいんだと思いますが…。
ざっと思いつく限りでいうと(抜けてたらごめんなさい)…旗手怜央、長谷川竜也、杉浦恭平、狩野健太、杉山力裕、塩川岳人、向島建…富士通サッカー部出身で長年アカデミーを見ていた川口良輔…。
さらにいえば、佐々木旭は静岡学園を受験して不合格になり、埼玉平成高校へ進学しています。
などなど、川崎フロンターレで活躍してきた選手が数多くいる静岡学園OB。楽しみな選手ですよね。
もちろん高校卒業してすぐ活躍できるかというと難しいところはありそうですが…チャンスはあるはず。特にFWは点をとれるか、チャンスを生みだすことができるかのどちらかができる必要がありますが…どっちも楽しみな選手。もちろん由井も含めて。
ストライカータイプでいうとゴミス、ダミアン、小林悠(家長も含めて)のベテラン勢か、宮代大聖や山田新の若手陣に二分されているので、チャレンジしていってシーズン後半にカップ戦ぐらいから出場していってチャンスをつかんでいってもらいたいなー(最初からレンタルの可能性もなくはないけど)