今日、大きなニュースが出ました。
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FC東京が2020シーズン年間チケットの全額払い戻しを決定
🔵「2020シーズン年間チケット」の取り扱いについて🔴
日頃よりFC東京にご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。
この度、2020シーズン年間チケットの全額払い戻しを決定しましたのでお知らせいたします。https://t.co/GkIXKVMfnz#fctokyo #tokyo— FC東京【公式】 #東京が熱狂 (@fctokyoofficial) May 13, 2020
FC東京が、2020シーズン年間チケットの全額払い戻しを決定したと発表しました。
FC東京のホームページに載っていた文章を引用します。
今後再開されても、無観客試合での開催や入場者数制限に伴う通常と異なる座席配置、応援制限、開催するスタジアムなど通常の試合観戦とは異なる状況での開催となる可能性が高く、当初予定していたSOCIOみなさまへの権利とサービスがこれまで通り提供できないと判断いたしました。
また、スタジアムでの観戦に不安を抱える方も多くいらっしゃることを鑑みて、年間チケット代金の全額払い戻しという対応をさせていただくこととなりました。
これはほかのJリーグチームにおいても同じ状況ですね。
FC東京の経営的にもかなり痛い…
収入の柱がなくなるんですもんね…。今後の経営上もかなり痛い。
年間チケットの収入はクラブ経営において非常に重要な収入源であり、今回の決定においては、クラブ経営の先行きが不透明な状況において難しい経営判断でありました。
世界的に未曽有の事態において、ピッチ上で普段通りにサッカーが出来ないことが、これほどまでに辛いことなのかと選手、およびクラブに関わる全てのスタッフは痛感しております。
同様にこれまでともに歩んできていただいたSOCIOのみなさまも感じていらっしゃると思います。
今シーズンは例年のようなシーズンが過ごせない中で、私どもはSOCIOのみなさまと真摯に向き合い、これからもともに歩んでいただきたいという強い思いから以上の判断をいたしました。
シーズンチケット払い戻し…想像もできないレベルの損害になるよな…。
今年のホームゲーム非開催(アジアチャンピオンズリーグは年間チケット対象外ですもんね)だからこそこの時期に決断できたのかもしれません。
川崎フロンターレのように、ホームゲームをやってしまっているチームと、やっていないFC東京のようなチームで対応は変わるでしょうね。
開催分をどうやって減らして返すか…単純に割って返せばいいのか?とか考えると計算が難しくなりますよね。
ただ、目の前の経営はかなり厳しくなりますが、SOCIOのメンバーに減額を申し出ずに、全額返すって決めたのはさすがだと思います。
こういう経営力があるのは資本が強い証拠。そして、こういうチームをサポーターは応援していくよなと。
一部からの払い戻し辞退の意思を表明もあり、辞退者受付フォームも設置
FC東京サポーターの中で、払い戻し辞退の意思の表明もあったそうです。
全員がそれをすればいいってことでもないと思いますし、寄付ですから…やりたい人がやればいいだけ。
コロナの影響で今後試合がどうなるかわからないし、そこでお金があったほうがいいかもしれないと思う人はしっかりと返金を受けてくださいね。
FC東京のホームページにもこう書いてあります。
このような状況下において、一部の方から払い戻し辞退の意思を表明いただいております。そのため、受付フォームを設置させていただきました。払い戻し辞退のお申し出については以下のフォームより5月24日(日)23:59までに申請をお願い申し上げます。
払い戻し辞退については、クラブへの寄付でありお客様のご厚意によるものでございます。みなさま方のクラブに対する考え方やそれぞれの状況等によって異なりますのでご賛同いただける方のみ、申請をお願い申し上げます。
今回の新型コロナウイルスによる影響を受けて、チケットの払戻しを受けない(辞退する)ことを選択された方は、その金額分を「寄付」と見なし、 税優遇(寄付金控除)を受けられる新たな制度が創設されました。
FC東京の年間チケットについても本制度が利用できるよう手続きを進めております。詳細については決まり次第お知らせいたします。
って書いてありますから、もしかしたら税優遇もあり得ますから、いろいろ詳細待ってみてくださいね。
各クラブがどうするかわからない状況で、FC東京が先んじてこういう判断をしたのは大きい。
昨日のDAZNの放映権料減額なし、の話が大きかったんでしょうが、今後どうなるか…。クラブによって危機感も、財政状態も違うから難しいよな…。
⇒JリーグとDAZNの10年約2100億円の放映権契約は変更要求出ていないとのこと!これは大きい!