逆転できるのは残り試合数×勝ち点1まで…っていうのは昔から言われているので、ジュビロ磐田と京都サンガF.C.のリードから逆転するのはなかなか難しいかなと。
今年はJ1もJ2も1位、2位が大きくリードを広げて、3位以下のチームは苦しんでいる印象ですね。
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J2リーグ2021は残り9節、ジュビロ磐田と京都サンガF.C.が大きくリード
ジュビロ強いですねー。
J2の順位表は消化試合数が変わらないのでわかりやすいのですが…ジュビロ磐田が33試合で勝ち点72。
京都が70、Vファーレン長崎61、アルビレックス新潟、ヴァンフォーレ甲府が60となっています。
1位~5位までの全チームがJ1を経験したことのあるチームなので、初昇格のチームは出てこないですね。
一応東京ヴェルディまでは2位の京都の現在勝ち点70までいけるんですが、さすがに超えることはないと思いますので…5位までのチームが可能性あると考えてます。
一応その下の町田ゼルビア、モンテディオ山形が勝ち点55で追っていて、残り9試合で2位の京都との勝ち点15と厳しいけど可能性はあるかな…という感じですね。
ただ、ジュビロ磐田と、京都サンガが大きくリードしていて、ほぼJ1昇格が見えている…というのが現在の状況になりそうです。
ジュビロ磐田はルキアン・鈴木雄斗が素晴らしい
ジュビロ磐田はルキアンが素晴らしいですね。33試合20得点というハイペースでゴール量産中。
2019年J1で1得点、2020年はJ2で10得点のルキアンを残したジュビロ磐田の強化スタッフが素晴らしい!!
そして、ラルフ鈴木雄斗が本当に素晴らしい。
川崎フロンターレから、ガンバ大阪、松本山雅と移籍して、ジュビロ磐田でJ2で大躍進中。
33試合で30試合先発していますが、CBで12試合、左サイドで1試合、右サイドで17試合先発するというユーティリティっぷり。
J2のMVPはルキアンかもしれないけど、チームを支えたという意味ではラルフの貢献度は高い。
33試合全試合に出場しているのはルキアンを除くとチームで鈴木雄斗だけ!
さらにジュビロ磐田は資金的な問題なのか、ルキアン(ファビアンゴンザレスはいるけど先発試合はゼロですからね)以外は日本人選手中心で戦っているのは素晴らしいですよね。
山田大記、大津祐樹、大森晃太郎、松本昌也、山本康裕、遠藤保仁、鈴木雄斗、小川大貴、大井健太郎、山本義道、森岡隆、伊藤洋輝、三浦龍輝…本当にいい選手たち。
京都サンガF.C.は守備力が素晴らしい
曺監督は素晴らしいチームを作り上げましたね。
33試合で27失点という素晴らしいチーム。
今季の京都はJ2最小失点、クリーンシートも16試合とかなり多いですからねー。
特に2021/5/5の琉球との試合から、6/6の栃木との試合まで6試合連続クリーンシート。
敗戦数は5試合ですんでいるのは湘南時代からの強烈なプレッシングサッカーで、相手チームからボールを奪い取り勝ち点を稼いでいる印象です。
何年もJ2で燻っていた京都をここまでに仕上げた曺監督は本当に凄い。
湘南の時もスタイルを根付かせて良いチームに作り上げたし、パワハラ問題とかいろいろありましたけど、やっぱり監督としての力量は本当に素晴らしいし、反省を活かしてチームを作り上げている印象なので、10年以上J2を経験してきた京都を押し上げるのにはやっぱり素晴らしい監督が必要だったんだなと改めて思います。