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前橋育英山田耕介監督36年目の初優勝。J内定2人の4バックが好きでした!田部井涼・悠ツインズは卒業後、別々の道へ。

前橋育英の初優勝で終った選手権。

大学卒業時に富士通サッカー部に内定していたものの、前橋育英から教員として誘われて群馬に渡った山田耕介監督が、36年目で初優勝という「シルバーコレクターからの脱却」つながりとして、数奇な縁を感じますが…インタビューには泣いてしまいましたね。

 

この4年間で3回の決勝進出と、前橋育英はいつ優勝してもおかしくなかったんですが、監督自身が言うように「日本一勝負弱い」という優しすぎる監督はあと一つがなかなか勝てませんでした。しかしそれも今日で卒業。本当におめでとうございます。

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山田耕介監督36年目の初優勝!

川崎フロンターレの優勝を待ち焦がれていた期間より長い間監督をして、プロにも選手を輩出して全国大会の常連となっていた山田監督も優勝だけは経験できずに36年間の教師生活を行ってきました。

荒れに荒れていた前橋育英をサッカー部を強くすることで全国的にも有名なスポーツの学校にして、高校野球では2013年に夏の甲子園に初出場で初優勝するという結果を記録し、サッカーの前橋育英から、野球の前橋育英に変わりそうになっていましたが…面目躍如っていう感じですね。両方ともすごい強い学校ですよね。

今年度からはなんと山田耕介監督は校長先生も兼任しているそうな。初優勝後のインタビューでは男泣きしていましたね。もらい泣きしてしまいました…。

昨年度の決勝戦の0-5からよくここまでのチームを作り上げたなぁ。昨年度2年生中心の選手だったのがよかったんだろうね。

攻撃的なサッカーで勝ち上がってきた前橋育英が決勝戦1-0で勝利っていうのもよかったよね。ことしのチームは攻撃力のチームだと思っていたから、意外な勝ち方だったけど、それも守備の選手を育てるのがうまい山田監督らしいし、去年の4バックメンバーが全員出場している前橋育英だからこそ、決勝での無失点にはこだわっていた感じがしますよね。

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前橋育英の4バックは0-5と同じメンバー

去年の選手権決勝。青森山田と、前橋育英という、最高順位準優勝同士の対戦はまさかの大量失点決着となる5-0での敗戦となりました。その試合で出場していた4バックは全員2年生でした。その4人が最高学年になって無失点で決勝戦優勝するとかドラマチックすぎるでしょ…。

GKの湯沢拓也は前年度の準優勝をベンチにも入れずに見ていましたが、3年になって正GKを獲得したのに対し、4バックは全員が前年度の決勝で5失点したメンバーでしたからね。後藤田亘輝(青山学院大進学)、角田涼太朗(筑波大進学)、松田陸(セレッソ大阪の松田ツインズの片割れ松田陸と同姓同名で、ガンバ大阪内定というこんがらがる選手)、渡辺泰基(アルビレックス新潟内定)という4人が雪辱を晴らしたのはこれからの彼らの人生にとってプラスでしょうねー。

その4人から3人も優秀選手に選ばれていましたし、2人がプロに入るという凄い状況の中で前評判通りの素晴らしい活躍でした。やっぱり悔しさは人を育てますよね。

川崎フロンターレのくやしい歴史を見ているみたいで、本当に感情移入してみていました。前橋育英が優勝したことが本当にうれしいです。

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田部井涼・悠ツインズは卒業後は別々の道へ

Jリーグ内定組のメンバーもいる中で気になっていたのは田部井ツインズです。双子の弟・田部井涼キャプテンと、兄・田部井悠選手が好きでしたね。卒業後は田部井悠は早稲田大、田部井涼は法政大に進学予定。人生で初めて別々の進路に進みます。

田部井悠は「小中高とずっと一緒だったけど、大学では離れる。これが最後になるし、涼だけでなく、みんなで笑って終われるようにしたい」って言っていましたが、その通りになりましたねー。

田部井涼キャプテンが3回戦・富山一との試合で、右膝上を打撲して準々決勝、準決勝と欠場していて決勝戦で久しぶりの先発でした。そして、決勝に合わせてきましたよねー。

田部井涼くんの決勝終了後のインタビューが、中村憲剛のインタビューと重なりました。

「あの景色を見るために1年間やってきた。ほっとした。」

この双子の利き足とか利き腕とか面白いんですよね。キャプテンの田部井涼は左利きで、田部井悠は右利き。涼はペンを持ったり、ボールを投げたりするのは右手で、箸を持つのは左手。悠は全部右利きだそうな。

弟の涼の負担を軽くするために、悠がCKの精度を磨いて素晴らしいプレイスキッカーになったっていうエピソードも本当好きです。この二人がばらばらの道を選ぶことを決めたっていうのが面白いですよね。大学サッカーで本当にしのぎを削ってもらって、いつかプロの道でまたこの二人の運命が交錯すると面白いですよね。そして、日本代表選手として二人同時にワールドカップに出られるぐらいに成長してもらいたい!佐藤兄弟や、森崎兄弟のように日本を代表する双子になってもらいたいなー。

こんなに幸せなんだな

前橋育英の卒業生は超豪華

山口素弘、松田直樹といった日本代表を歴任してきたワールドカップ選手から、Jリーグから功労選手賞を受賞した大島秀夫などの名選手、守備力の高い青木剛や、細貝萌のような海外組とか、ムアントンで活躍している青山直晃に、またJリーグに復帰する田中亜土夢、浦和レッズの青木拓矢や、清水エスパルスの六平光成などなど…日本代表の選手もたくさん輩出しています。

単純にプレーがうまいだけではなく愛される選手が多い気がしますよね。松田直樹のイメージがそう思わせるのかな?大島秀夫とかもかなり愛される選手だよね。これだけ幅広いポジションで卒業生が結果を出しているのは、36年間の前橋育英での山田耕介監督のサッカーが間違っていなかった証拠ですよね。本当にうれしいです!おめでとうございます!

高校サッカー面白かったなー。

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