これは2020年のJリーグを制した川崎フロンターレにとっては大きくプラスですね。
jリーグは、5人交代枠を継続。
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Jリーグの交代枠2021年は、5人交代継続。
Jリーグは、2021シーズンの公式試合実施に関する規定を発表。
Jリーグ管轄の2021明治安田生命Jリーグ、2021YBCルヴァンカップ、FUJI XEROX SUPER CUP 2021について交代枠5名、飲水タイムを設けることが決まりました。
Jリーグによれば、
2021シーズンもコロナ禍において選手への負担が大きく、試合日程も過密であることから、選手の怪我を防止するため
として、2020シーズン同様交代人数5名以内(交代回数はハーフタイムを除き3回まで)とすると発表。
交代枠が5あるというのは、極論、フィールドプレイヤーを半分変えられるということで、前半と後半でサッカーをがらりと変えることも可能になるということです。
前半は守り切って、後半攻める、っていうことができるんですよね。
川崎フロンターレのように、前半と後半で強い選手を出し続けて、相手サポーターに卑怯だといわれるような交代を継続できるっていうこと。
長谷川竜也が前半相手チームの右サイドバックを疲弊させて、後半15分に三笘薫が出てくる…
レアンドロダミアンががつがつがつがつ前線から攻め続けて、後半15分に小林悠が出てくる…
ということが可能になるんですよね。
相手サポーターからしたらたまったもんじゃない試合展開が今年も続くことになりますw
ちなみに2021JリーグYBCルヴァンカップでは、2020シーズン同様U-21先発出場ルール(2021年12月31日において満年齢21歳以下の日本国籍選手を1名以上先発に含める)を「Jリーグ公式試合のエントリー下限人数(13名)を設けるため」適用しません。
飲水タイムは合意で設けないことも可能に。
2021年の飲水タイムですが…
2021シーズンもコロナ禍において選手への負担は大きく、また感染予防のため飲水ボトルの共有を不可としており、選手が給水しづらい環境であること
として飲水タイムを設けることを発表。
これが去年のサッカーの中で大きく変わったことだと思っています。
前半後半のハーフタイムだけでチームを修正して対応していくというのが当たり前だった2019年までのJリーグですが、2020年は飲水タイムも含めて前半①、前半②、後半①、後半②とクォーター制となった気がします。
そこでJリーグが大きく変わった気がします。
恩恵を受けているチームが上位に進出している気がします。
川崎フロンターレやセレッソ大阪、ガンバ大阪、名古屋グランパスが上位に行ったのは、対応力のある選手がたくさんいるからだと思うんですよね。
前半20分程度で一度落ち着いて話す時間があるというのは大きい。
これからもこの時間が続くのは面白いですよね。
ただし、飲水タイムについては、細かいルールが決定しました。
・原則、各試合においてWBGT値(湿球黒球温度)によらず前半1回、後半1回の飲水タイムを設ける
・両チーム合意の場合は飲水タイムを設けないことも可能とする(WBGT値が基準を超えない場合のみ)
・2021年7月末までの実施とし、8月以降についてはその時点の状況に鑑み再検討する
ちなみにWBGT値というのは…
気温、湿度、日射・輻射などの周辺熱環境を総合して計測する暑さ指数。JFA「熱中症対策ガイドライン」にて飲水タイムを行う際の基準が定められている。
ということですね。8月以降はまた新規に決定されるということになります。
今年も新型コロナウイルスとの闘いは続きますが、去年すべての試合を実行できたJリーグなら大丈夫。
しっかりと楽しいJリーグを運営できるように一サポーターとして、できることをやってきましょうね。