優勝争いの中でどうしてもレベルの高い審判を、ということで西村雄一さんをこの試合にあててきたであろうJリーグ。
その中で、まさかの西村雄一さんの負傷交代という…なかなかない状況で、J1で初めて笛を吹く清水勇人(はやと)第四審判が主審として後半をさばきました。
ハーフタイムに交代のお知らせをいたします
主審:西村雄一にかわりまして、第4審判:清水勇人が入ります
っていうのはどよめいたね…。
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DAZNで見直すことができるのはラッキー
これは批判ブログではありません。どちらかというと謝罪に近いブログです。
改めて、試合をDAZNで見直して、誤審があったとも思っていませんし、マリノスが強かった!!!以上!っていうことだったんで、
『なんだよー!清水さんめー!!!』
って思っている人がいるとしたら、しっかりとDAZNを見直してもらいたい…。すごいテンションの高い試合だったし、清水さん評判ほど悪くなかったし、レッドカードばっかりっていうネットの評判ほどひどくなかった。
西村雄一主審負傷で前半で交代
1位横浜Fマリノスvs4位川崎フロンターレの試合は、この試合でマリノスが勝ち、他会場の結果次第では優勝の可能性があったということで…ベテラン西村雄一さんが笛を吹いてました。
西村 雄一さんは、2010年の2010 FIFAワールドカップで決勝戦の第4の審判員、2014年の2014 FIFAワールドカップでは開幕戦で主審を務め、2014年まで国際審判員を務めるなど、日本を代表する審判。
もちろん、その判定で物議をかもすことはありますが、日本を代表するレベルの高い審判の一人だと思います。
さすがに、このマリノスvsフロンターレの試合は高いレベルでのジャッジがもとめられるし、なんていってもマリノスのサッカーが速すぎるので…世界を知っていて、J1のスピードになれている西村さんだったんだろうなと。
そんな西村さんが、怪我のため、ハーフタイムで第4審判と交代しました。
清水勇人(はやと)第四審判はJ1初ジャッジ
通算担当試合(2018年終了時点)
J1主審0試合/副審0試合
J2主審48試合/副審0試合
J3主審29試合/副審26試合
とJ1でのジャッジ経験はなく、2019年担当は20試合、J2、J3を見ている審判でしたね。
このレベルの高い川崎フロンターレvs横浜Fマリノスという試合で第4審判として経験を積ませるために、清水勇人さんをつけたんだろうけど、まさかの西村さんのけがで出場させられるとはね。
審判協会も誤算だったろうな…。
改めて試合を見返したんですが、清水さん大変だった…。誤審なかったわ。
清水勇人は誤審していません
レアンドロダミアンが倒されてPKだ!って騒いだところは、足がかかったのエリアの外でしたし、家長のシュートの跳ね返りで相手DFの手に当たったけど、あれはハンドではないかと。
まぁ、ダミアン倒したシーンでイエローあっても良かったけど、決定機かどうかという点を考えると難しいところでした。
試合中は、清水さんに対してなんであそこを見てくれていないんだ!みたいな感じで見ていたんですが…改めて、DAZNで見ているとこの試合をさばくのがいかに大変か…難しいものを感じました。
本当に、J1の中でもトップクラスのスピードを誇るマリノスのサッカーに対して、川崎も大島の縦のパスや、レアンドロダミアン、小林悠のスピードにJ1初のジャッジで良くついてってた。
ネットでの評判はひどいものがあるけど、少なくともこの試合の判断は適切だったと思うし、試合をしっかりとさばいていたと思います。
今日はDAZNの放送が障害があって、リアルタイム性がなくて問題だったみたいだけど、試合が終わって、すぐに試合を見返すことができるのはやっぱりありがたいよね。
西村さんというトップクラスの審判に対して、清水さんのほうがうまくないというバイアスかかってしまってたけど、見返すと本当にしっかりとジャッジしていた印象でした。申し訳ない。
清水主審のレベルアップには大きなプラス
西村さんだったら勝てた!清水さんだったから負けた!
なんてレベルの話じゃなく、川崎フロンターレは横浜Fマリノスに完敗でした。ぐうの音も出ない完敗。
改めてこの試合は清水さんだったから負けたわけではないし、横浜Fマリノスのほうが優勝に向けてのテンションが高かっただけ。
こういう緊張感のある試合をさばく経験値は、J1をさばいたことない清水さんにとってかなりプラスだったと思います。
きっと、清水さんはこれからもっともっといい審判になっていくはず。
過去の誤審で、一生マイナスな印象を持つ人もいると思うんですが…レベルアップしていく姿を見られるチャンスもあると思うとJリーグを見続けるのって本当に面白いですよね。