これはかなり面白い移籍ですよね。トレードみたいな形って今までもあったけど…ヴィッセル神戸は渡邉千真を放出しても、問題ないんだろうなー。
外国人枠が撤廃されたらもっともっといい選手をとってくるのかもしれませんし。
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渡邉千真がガンバ大阪へ完全移籍。ヴィッセルは遺留も…
ガンバ大阪はJ1ヴィッセル神戸からFW渡邉千真(32)を完全移籍で加入すると発表。
長崎県出身の渡邉千真は国見高-早稲田大から09年に横浜Fマリノスに入団。
FC東京を経て15年にヴィッセル神戸入り。J1通算288試合88得点。
渡邉千真のプロフィール
●FW渡邉千真
(わたなべ・かずま)
■生年月日
1986年8月10日(32歳)
■身長/体重
182cm/79kg
■出身地
長崎県
■経歴
国見中-国見高-早稲田大-横浜FM-FC東京-神戸
■代表歴
2004年:U-19日本代表
2007年:U-22日本代表
2010年:日本代表
■出場歴
J1リーグ:288試合88得点
カップ戦:57試合23得点
天皇杯:32試合16得点
ACL:7試合3得点
ガンバ大阪相手に去年このゴールを決めています。
今季リーグ戦では第21節終了時点で19試合に出場し4得点。しっかりと活躍している感じですが…先発出場は9試合。まだまだ点が取れるのに、先発で出れないっていうのはきついよなぁ。
この状況で、悔しい思いをヴィッセル神戸で返せてたらいいんだろうけど…違うチームで活躍するのもいいと思います。
ちなみにガンバ大阪から、渡邉千真への獲得オファーがあったときに、ヴィッセル神戸は放出の意思はなかったそうで、遺留に努めたらしいですが、本人の希望で、移籍が実現したそうです。
ガンバ大阪にとって経験豊富な実力派FWの獲得っていうのは、J1残留に向けた大きな戦力補強。ただし、ヴィッセル神戸だけが損した感じ・・・っていうとそれはそれで違うみたいですね。
長沢駿がヴィッセル神戸にレンタル。違約金&年俸減少。
ヴィッセル神戸にとってもかなりメリットのある完全移籍&レンタル獲得だったんですよね。
長沢駿(29)が来年1月31日までの期限付き移籍で加入すると発表しました。
静岡県出身の長沢駿は清水エスパルスの下部組織から2007年にトップチームに昇格。
熊本、京都、松本への期限付き移籍などを経て、15年にガンバ大阪入り。
J1通算104試合27得点。
長沢駿のプロフィール
長沢 駿(Shun NAGASAWA)
■生年月日:1988年8月25日(29歳)■ポジション:FW
■身長/体重:192cm/82kg
■出身地:静岡県静岡市
■チーム歴:
飯田ファイターズ(’94~’00/静岡県)→清水エスパルスジュニアユース(’01~’03)→清水エスパルスユース(’04~’06)→清水エスパルス(’07~’10)→ロアッソ熊本(’11/期限付き移籍)→京都サンガ(’12/期限付き移籍)→松本山雅(’13/期限付き移籍)→清水エスパルス(’14~’15)→ガンバ大阪(’15~’18.8)
■出場歴:※8月13日現在
[J1リーグ通算]104試合出場27得点/[J2リーグ通算]79試合出場12得点/[J3リーグ通算]1試合出場0得点/[天皇杯通算]20試合出場6得点/[リーグカップ通算]24試合出場12得点/[ACL通算]11試合出場3得点
■代表歴:U-17日本代表(2005)/U-18日本代表(2006)/U-19日本代表(2007)
名古屋グランパス相手にルヴァンカップで前半4得点した印象がすごい。
今シーズン、リーグ戦では第21節終了時点で14試合に出場し1得点。
ヴィッセル神戸との契約を残していた渡邉千真の完全移籍で神戸は高額の違約金をゲット。
さらに長沢駿の獲得にはレンタル料のみで、年俸に関しても渡邉千真のほうが、長沢駿より高いので…それらを差し引いても神戸にとっては約8000万円が浮いた形になったそうな。
戦力的には間違いなく渡邉千真はサブの1番手だったと思うので…流出は痛いですが、経済面ではかなりメリットありましたね。