川崎フロンターレというチームを応援していることを誇りに思える、そんな試合でした。
1-3で敗戦したもののこういう試合で言い訳もせずにやりきる姿勢を見せてくれたのは本当にうれしい。子供たちに夢を見せるのがプロだとしたら、この川崎フロンターレの姿勢こそ見せたいものでしたよね。
俺たちが愛するクラブが、こういう素晴らしいクラブであることが嬉しい。
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美談にしてはいけないけれど…王者の矜持。
もちろん1-3での敗戦は敗戦だし、コロナの感染経路がわからない中、単なる美談にしてはいけないし、クラブとしてやれることはもっとあったのかもしれないという中で、大事な34分の1を負けてしまったことは確かで…完全なる美談にしてはいけない試合でした。
特に浦和レッズの1点目と3点目は許されない失点。1点目のサイドバックの立ち位置、3点目のこれから行ける!というところでのセルフジャッジで足を止めてしまったところとか…本当に反省が必要だと思います。
それでも、本当に感動しました。GK3人がベンチ入りして、宮城天と山村和也しかサブにFPがいない状況で…本当に苦しい台所事情の中で素晴らしい試合をしてくれた。最後の最後まであきらめずに攻撃してくれた。そういう試合を見れるのは本当にありがたいし、こういうクラブを応援出来ていることが嬉しいです。
どんな困難にあっても、屈しないで愚直にやりいる姿勢を見せてくれたのは結果以上に胸にきました。川崎フロンターレというクラブが本当にSHISHAMOの歌う「明日も」の通りのヒーローとしてあり続けてくれるのは本当にうれしい。
そして相手クラブの選手からもこういう声が聞こえてくるのは本当にうれしい。
GK4人のスクランブル体制。サブに早坂と安藤がいてくれることに感謝。
早坂と安藤が最後の最後まで盛り上げてくれたのは今季残り試合、全てにつながる。絶対。来年以降にもつながる。
アカデミー出身のこの二人が、ハーフタイム中にシュート練習してて、全然シュート当たらないし、外しまくるし…それでもずっとずっと練習してたし、最後の最後まで呼ばれたらいつでも行けます!っていう感じで最後の最後まで集中切らさなくて…本当にそれがどれだけ川崎フロンターレのサポーターを勇気づけたか。
GK4人かよ…って最初思ってしまったけど…本当にサブにこの2人がいてくれて、川崎フロンターレのアカデミーから通じる理念を見せつけてくれたからこそ、負けたのに感動を感じているサポーターがたくさんいるんだと思います。胸を打たれました。ありがとう。
鬼木達監督の試合後のコメントは自分にベクトルを向けていますよね。言い訳なんて出来る条件ありすぎるのに…それでももっとできたと、力不足と言っているのは本当に素晴らしい。大好きです、鬼木達監督。
こういう状況でも自分のところで、もっとできたんじゃないかと思いますし、力不足だと思っています。
さらにこの開催ルールについても語っていましたね。
ルールに沿って覚悟を持ってやっている。自分たちはGKをサブに入れたりした。簡単に延期になるのかなという思いがある。今日のゲームが問題提起になるかもしれない。
これから人数揃わないんで…はなかなかできなくなるよなー。できない理由を探したり、他責にするのは誰でもできる。
まだ今シーズンなにも終わってない。
マリノス強いですが…それでも終わってないから。シーズン終わったときに反省をしましょう。
浦和レッズサポーターがTwitterで『川崎フロンターレ強かった』って言ってるのをたくさん読んでちょっと泣きそうになります。ここまで積み上げてきた川崎らしさは間違ってないし、継続してほしいです。
サッカーのスタイルにそれぞれらしさがあるように、クラブとしての理念もらしさを追求する川崎を誇りに思います。
今日貯めたツキ(こういう状況でも正々堂々試合して戦い抜いたチームにだけ貯まる何か)が最後の最後で1番高い
名古屋グランパスがミスでやらかしてくれたので、フロンターレがルール通りに15人いるから試合します、って言ったらめっちゃ『男気』『勇気』と言って誉められる。
品行方正で常にいろってことじゃないけど、ルールを守って愚直にやり続けるのは大事ですよね。サッカーは『メンタル』と常に言っている鬼さんらしい、ターニングポイントになりそうな試合でした。ここで負けたことが最後に優勝につながってほしいです。
ルヴァンの2試合と、マリノス戦メンバーいないんだろうな。マリノス戦までにはアカデミーから選手上げて準備するんだろうけど…このタイミングで選手揃わないのはきついですが…この悔しさから最後の最後で最高の景色見せてくれると信じるしかないですし、まだまだ終わってないから。
このクラブを愛せているありがたさを持ち続けながらクラブをサポートしていきましょう!!