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JリーグとDAZNが2033年までの11年契約締結も、2024年からJ3放送なしも発表…。双方利益があるのか?

Jリーグにとっては利益あるのはわかる。わからなくはない。お金もらって契約締結して放送してくれてるので…真ぁ仕方ないとはいえるけど…Jリーグを全国から見られる状況はこれでなくなってしまいますね。

サッカーの人気がどんどん厳しくなり、WBCのおかげで野球が一気に人気再燃したので…パイの奪い合いは負けそうですね。単純に野球とかのスポーツとのライバル関係じゃないですもんね…。ネットフリックスやら、Amazonプライムやら、ディズニープラスやら、radiko、iTunes、Spotify、映画…などなどいろんなものがライバル。

1人の時間は誰でも平等に24時間しかなくて、それをどれに使うかというところで戦っているので…2時間についてバトルしなきゃいけないし、DAZN赤字なのによくこんな契約をできるなぁ…どっちにしろwin-winなのか?lose-loseじゃないかな?

JリーグとDAZNが2033年までの11年契約締結

JリーグとDAZNは30日、放映権契約を一部見直し、新たに2023年から2033年までの11年間の契約を結んだことを発表しました。

2017年から10年間で約2100億円の放映権契約を締結

②2020年には新型コロナウイルス感染症の拡大によるJリーグの試合の一時中断を受け、2017年から2028年までの12年間で約2239億円+レベニューシェアの放映権契約の見直し

2023年から2033年までの11年間で約2395億円(レベニューシェアを含む)という新たな放映権契約の締結に合意。

という流れですね。

①は1年あたり210億

②は1年あたり186.5億+レベシェア

③は217.7億(レベシェア含む)

なので、お金はちょっと増えているね。

DAZNとJリーグの契約の締結変更点は3つ

  1. テレビ地上波放送の扱い
  2. J3リーグの放映
  3. より柔軟なレベニューシェアのスキーム

とのことらしいです。

まずは地上波の試合中継を増やしたいらしいです。

地上波で無料で試合を増やすのと、試合以外の露出も圧倒的に増やしていくというのが目標らしい。そこからDAZNの新規加入者を増やしたい…という話だろうけど…そんなにうまくいくのかな?営業努力大変そう。ただこれは野々村さん(Jリーグ側)から言い出したみたいですね。DAZNだけじゃなく地上波でどんどん放送したいのが本音だろうね。

またJ3リーグの放映に関しては2024年からDAZNでの放映はJ1リーグ、J2リーグ、J1昇格プレーオフが対象とし、J3リーグは無料放映も含めて最適な放映形式を検討中とのこと。記者会見上では「全試合を観れる環境は保証します」と野々村さんが約束したらしいけど…どうなるんでしょうね?

柔軟なレベニューシェアのスキームという所は、Jリーグの成長に必要な財源を確保しながら、加速的な成長が実現した場合は、さらなる成長投資が行えるような柔軟な契約・レベニューシェアの構築を目指すとは言っていますが、加速的な成長が実現するのだろうか???うーん。

野々村さんが、去年の3月から1年間話し合ってきて、双方にとってwin-winとなる新たなパートナーシップを構築できたというコメントを残していますが…本当かね??

【公益社団法人日本プロサッカーリーグ チェアマン 野々村芳和氏】

「チェアマン就任当初からDAZNとはお互いの成長のためにさまざまな議論を重ねてきました。新たな成長戦略に基づきJリーグがより魅力的なリーグへと成長していくために、地上波試合中継本数への拡大にご理解いただきました。今回Jリーグに留保することになったJ3リーグも含め、さまざまな形でJリーグに触れられる機会を増やすことが、ファンベースの拡大に繋がり、JリーグとDAZN双方にとってwin-winのスキームとなる新たなパートナーシップを構築できたと感じています」

【DAZN Group CEO Shay Segev(シャイ・セゲブ氏)】

「2016年にサービスを開始してから、DAZNは日本最大級のデジタルスポーツプラットフォームとして成長してきました。日本のビジネスの成功はDAZNの成功に不可欠であり、今回の契約は両者の信頼関係を強化するものです。Jリーグとのパートナーシップは、日本における我々のビジネスの基盤であると感じています。2033年までパートナーシップを延長し、さらなる投資を続けていくことで、Jリーグとともに日本サッカー、スポーツ全体の発展にさらに寄与していけることをうれしく思います」

【DAZN Japan エグゼクティブ バイスプレジデント 山田学氏】

「JリーグはDAZN にとってローンチ当初より最重要パートナーの一つであり、Jリーグは日本のスポーツファンの皆さまにとっても大変重要なコンテンツだと考えています。Jリーグの成功はDAZN Japanの成功と信じており、両社新リーダーシップのもと、これからもより良い関係を築き、Jリーグの成長を推進する様々な新しい取り組みを積極的に実施し、ファンの皆様にJリーグをよりエキサイティングにお楽しみいただけるよう全力で努めてまいります」

https://www.asahi.com/and/entertainment/423680311/

DAZNにとってもプラスなんだろうか?

2021年にDAZNが23.3億ドルの赤字を出したと報道されていて、本業に相当する営業収益は13.6億ドルの赤字って言っていましたよね。2021年末に、DAZNは親会社のAccess Industriesから43億ドルの支援を受け、借金を帳消しにしています。

その後の2022年は値上げ、プレミアの放映権を手放す…などなど苦しい1年だったのはJリーグサポーター、サッカーサポーターは知っているはず。しかも値上げは日本だけじゃなく、世界中で行われていますからね。

これまでずっと赤字でその累積赤字を親会社からの支援で何とかやりくりしている本業金集めみたいになっている赤字体質のDAZN。このままではやばいという状況の中で、J3リーグ辞めます!ってだけでプラスに働くのだろうか。

ほかにもいろいろ制限していきそうだし、それ以上にまたもや値上げとか起きそう。J1、J2リーグサポーターからしたら2024年以降の10年間もDAZNでしか見れないというのであれば契約せざるを得ないですからね…。

本当に今回の契約がどちらにとってもwin-winだったのかわかるのは2024年以降かもしれないですね…。DAZNがもしもJリーグ魅力ないから撤退します!ってなったときに支えてくれる放送局はあるのだろうか…。