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吉田麻也はとんでもないものを盗んでいきました。フロサポの心です…なU24ガーナ戦。田中碧が削られて猛抗議。

日本代表VSガーナ代表の東京五輪のキリンチャレンジカップ。

ガーナ代表が全然本調子ではなかったので、6-0勝利も三笘薫のゴールもそこまで喜べないのですが…フロサポの心が一気に奪われたのは、吉田麻也が田中碧が削られてかばったあのシーンですよね。

若いU24メンバーへお手本となる吉田麻也のリーダーシップ

吉田麻也といえば、過去(2016年だっけ?)に日本代表に呼ばれた大島僚太に

川崎みたいにゆっくりではなく、もっと速くパスを回さないと

と言って、川崎フロンターレサポーターから一気に嫌われた吉田麻也が、不良が雨の中、捨てられた子猫にビニール傘を差し出すように、田中碧が削られて守ったことで『い、いいとこあるじゃん…アイツ…』となっていくTL。

フロサポの心奪われてしまう…。

当該シーンは日本が大量5点のリードを奪って迎えた71分。

MF田中碧がセンターサークル付近で、相手選手のフランク・アッシンキから足裏での激しいタックルを受けて倒れ込んだときに、吉田麻也がファウルを犯したへすぐさま駆け寄って猛抗議をしてくれました。

吉田麻也はこのシーンに対して、

審判も日本人の方だったので、非常にやりづらいジャッジだったと思う。

日本寄りにも出来ないし、怪我もさせられないし。

と審判の心情を勘案したうえで、

僕は長谷部さんみたいに優等生ではないので、かわいい後輩が削られたらやっぱりそこは行かないといけない。

それってテレビで観ている人からしたら、オーバーエイジなのに大人気ないなと思うかもしれないですけど、これもゲームマネジメントのひとつ。

とくに練習試合でのこういったシーンは、『次やったら許さないぞ』という意思表示を出さないといけないんです。

とゲームマネジメント、練習試合であることを強調していたのが老獪だなーと。

吉田麻也はアツいように見えて、クレバーな選手だと思っていましたが、本当に素晴らしいキャプテンシーを示してくれる選手だよなと。

田中碧はまだまだ成長できる

この試合で6ー0で勝ったところで田中碧の序列が下がることも上がることもなかったですし、田中碧の現在地として、怪我と東京五輪の中止や、延期さえなければ東京五輪はさすがに当確だと思いますが…吉田麻也が成長のヒントを教えてくれていますよね。

試合後の吉田麻也は田中碧に言及してくれています。

前につけるボールの質にもっとこだわらないといけないし、川崎ではほとんど勝っていてゲームコントロールできる。

碧が負けてる時にどうボールを奪いに行けるかどうかを正直、見たい。

と課題を与えられていますよね。

勝っているゲームばかりというのは川崎フロンターレだけではどうしようもないので、Jリーグ各チームの奮闘を待つしかないのですが、前につけるボールの質、ボールを奪いに行く姿勢というのはこれからどんどん成長していく姿を見せてもらいたいし、ACL、東京五輪の後に海外移籍するとうわさされていますからね…。

これから世界に旅立つ田中碧の姿を正直見てみたいです。そしてもっともっと成長してもらいたい。

日本代表との兄弟対決で負けたことが本当に悔しかったと言っている田中碧ですが、遠藤航とのコンビで学ぶところも多かったと言っていましたよね。

日本で一番のボランチですし、隣でプレーさせてもらってすごく幸せですし、学ぶことはすごく多い。

守備の強度、球際の部分、前に出ていく仕事、予測の質と回数の多さと、今まで一緒にやってきた選手の中では段違い。

ライバルでもあるんで、しっかり吸収して違いを作っていかないといけない。

と試合後には遠藤航を絶賛していました。

田中碧は以前、

どんな大会でもいいからトップ・オブ・トップとやりたいんです。

と語っていたこともあるし、中村憲剛、大島僚太と違うタイプの天才を間近で見てきた田中碧が世界でどれだけ通用するのか、通用しないでもがいて成長していくのか、というところは楽しみですよねー。

どこに行っても(当然川崎フロンターレに残っても)一生田中碧を応援しますからね!