中国スーパーリーグの江蘇(元江蘇蘇寧)が、活動停止を発表しましたね。
前年度王者の活動休止はやばいな…
川崎フロンターレがリーグ始まる前に活動休止するみたいなものだもんな…。
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中国王者の江蘇(元江蘇蘇寧)が活動停止。
爆買いと呼ばれるほどの選手集めをしてきた江蘇蘇寧。
中国の大手家電グループである蘇寧電器が親会社でしたが、すごい展開になりましたね…。
昨季のCSLではプレーオフ決勝で広州恒大を下して初優勝を飾った江蘇ですが、親会社である蘇寧グループの経営悪化によりクラブの売却先を探すことになってしまい、活動継続ができなくなりそうですね…。
蘇寧電器はセリエAのインテルのオーナーも務めている有力企業でしたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて業績が悪化。
インテルも身売りしようと画策していることが報じられていました。
インテルの売却額は6億ユーロ(約790億円)とみられており、買い手がつく可能性は低いといわれていますがどうなるかね…。
2015年に国内カップで優勝。
2020シーズンの中国スーパーリーグでは初優勝。
素晴らしい活躍はしたものの…コロナって怖いですね…。
2015年に家電販売チェーン大手の『蘇寧電器』が買収して以来、江蘇FCは巨額投資を惜しまない補強戦略で強化を続けてきましたが…長くは続きませんでしたね…。
2021年シーズンを戦う上で、クラブの最高の栄誉を勝ち取った選手やクラブをクラブと共有するファンをあきらめることには消極的ですが、残念な発表をしなればなりません。今後、江蘇足球倶楽部は停止します。
というコメントをしておりました。
中心選手の契約破棄の状況が続いていた江蘇蘇寧
江蘇FCは昨シーズンの優勝以来、混乱がとどまることを知らない状態でしたね…。
テイシェイラとの契約は失効。オラロイ監督や助っ人のサンティニも契約を破棄。
まだ契約下にあるエデルとミランダ、ワカソといった選手たちも給与の滞納を理由に退団が時間の問題でした。
2015年の買収以来、1年平均で10億元(約160億円)を使ってきたものの、親会社が苦しい状況になってしまっていましたからね…。
サッカーにお金を費やすことができない状況になっていました。
やっぱり過剰な投資は危険だよな…。世界的な恐慌ともいえるコロナ禍において、増やした年俸を減らすのは大変なんだよな…。
売却先を探して6か月ほど動いてきたらしいですが、見つからず、の状態で活動停止となりそうです。
リーグ戦開幕を前に優勝チームなしで始まるとかすごい状況。
ジョーが名古屋に来る前は江蘇蘇寧が調子よかったころですもんね…。タイミングってあるよなぁ。
名古屋グランパスはACL不戦勝になるのか、新たなチームが参加するのか、どっちなんでしょうね。
まじでJリーグはチームなくならずに、サッカー続けられてるだけましでしょうね…。