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川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌マッチレビュー。すべてにおいて完敗の0-2。勝ちたい気持ちの強いほうが勝つ。

北海道コンサドーレ札幌サポーター

完敗でしたね。本当に。

鳴り物解禁でどうなるか?と思っていましたが…結論から言うと、圧倒的に

北海道コンサドーレ札幌

を力づける形になりましたね。太鼓がうますぎる…。

北海道コンサドーレ札幌サポーター

北海道コンサドーレ札幌サポーター

札幌のサッカーに感動してしまった…

Gゾーン

Gゾーン

川崎フロンターレのサッカーは対策されていましたね。

北海道コンサドーレ札幌はまだ川崎フロンターレにリーグ戦で勝利したことがなかったうえに、去年のルヴァンカップの決勝の試合が死闘とも呼べる試合だったし、今シーズンの初戦では1-6で敗戦していたため…その試合のリベンジにかなりの気合が入っているのが伝わる試合でしたよね…。

試合後にツイッターでつぶやき、かなりいいねとRTをもらっていますが、嘘偽りない本音ですね。最後の笛が鳴った瞬間のコンサドーレ札幌サポーターの盛り上がりは、ちょっと泣きそうでした…。

もちろん川崎フロンターレのサポーターなので悔しい試合だったのは間違いないんですが…何もさせてもらえない、ワーストゲームに近いのは間違いなくて…それでもこの試合展開を作ったのはミシャの戦術と、それをしっかりとやり切った北海道コンサドーレ札幌の選手たち、そしてそれを素晴らしい太鼓で支えた北海道コンサドーレ札幌サポーターでしたね。

1階でめちゃくちゃ飛んでたからあれはダメだけど…太鼓の技術は0-13ぐらいのレベルで負けていましたね…。

 

まぁTwitterではいろいろな意見がありますが…川崎フロンターレの選手が『中村憲剛の引退でメンタルやられて』『一体感のない太鼓のせいで』負けたとすると、北海道コンサドーレ札幌の素晴らしいサッカーへのリスペクトたりないと思うんですよね…。

川崎フロンターレのサッカーを倒すにはこれしかない、を実行できるか

中村憲剛が以前サンフレッチェ広島の倒し方をメディアを通じて伝えたようにこのやり方をすれば川崎フロンターレに勝てる…という方法を、名古屋グランパス、FC東京(ルヴァンカップ)、北海道コンサドーレ札幌が見せていますよね。まぁその後もほとんど負けずに12連勝したわけだから、それが正解ではないんだろうけど。

まず守備からしっかり入ってカウンター一閃というのはどのチームにも共通しますが、今回の北海道コンサドーレ札幌の攻略法は、名古屋、FC東京とはちょっと違いましたね。

 

北海道コンサドーレ札幌は、過去の対戦相手の中で一番川崎フロンターレ対策がしっかりしていた印象。さすがミシャ…苦手意識の蓄積が違う。ミシャはほとんど川崎フロンターレに勝てていないですからね…。

 

川崎フロンターレの前線の選手が高い位置でボールを奪われた瞬間に、スイッチを入れてボールを奪いにくる、という攻撃の終わり&守備の始まりのシーンに対する対策がしっかりとできていた。

マンマーク気味になっていた3バックと3トップの相性が悪すぎましたよね。今日の試合は旗手怜央と斎藤学のウイングでしたが、レアンドロダミアンが孤立してしまったのは、ウイングのドリブル突破への対策と、狭いところへのボール供給を読み切っていた結果かと。

 

さらに、川崎フロンターレの攻撃陣からボール奪取をした後は、川崎フロンターレの選手が近づく前にしっかりボールを散らしていました。そのために、両ワイドに選手を配置してピッチをワイドに使っていたのは面白かったですね…。

川崎フロンターレの攻撃が途切れた瞬間に、ワイドで広く待つ選手にボールを大きく出す(ロングボールを供給)を繰り返すことで、川崎フロンターレのSBが上がっている後ろをつくこともできるし、その選手に川崎フロンターレのプレスがかかったら、真ん中で待っているチャナティップにボールを戻すことで、攻撃の起点にすることができる…というのの繰り返し。

そこからタテにボールが入ることで前半から何度も何度もピンチを作っていました。

 

さらに言えば失点のシーンにもつながるのですが、ボールの供給源でもあり、守備・攻撃の要ともいえるアンカー守田英正へのマークの厳しさがね…。あそこをつぶされるともう川崎フロンターレのサッカーがうまく回らなくなるんですよねー。守田英正ががつがつ削られてしまうと途端にボールが回らなくなるんですよね…。

今日は本当に完敗でした。北海道コンサドーレ札幌がJリーグで初めて川崎フロンターレに勝利となりましたね…。

中村憲剛に頼らなくても勝てるところを見せたい試合でした

中村憲剛、ノボリ

中村憲剛、ノボリ

リベンジに燃えていた北海道コンサドーレ札幌のほうが強かった、それだけ、という話。実力での敗戦です。

 

攻略法が見えた気もしますが…このサッカーやるにはしっかりと守れる3バック、守田にマンマークできる選手、ワイドで待てる上にドリブル、パスの精度が高い選手、真ん中で違いを作れる選手が必要になるのですが…それがそろっているチームはそこまでないので…川崎フロンターレのサッカーが完全に封じられるっていうのは結構少ないんだろうなというのは印象です。

あとは長谷川竜也や、小林悠、大島僚太がいれば試合展開は変わったと思いますし、レアンドロダミアンに代えて山村和也を後半20分ぐらいで出せたらもう少し違ったのかなーとも思います。

 

中村憲剛が試合に出なくても勝てればよかったのですが…後半途中から怒りの3枚交代で出てくることになりましたね。

ドラえもんが未来に帰る…ときののび太君が頑張る話みたいですが、中村憲剛がいなくても頑張れるメンバーのはずなのに、試合に出てくるのは悔しかっただろうな…。

そこから攻撃が回るようになってしまったのもね、ちょっとね。

ただ、これからまた鹿島アントラーズ戦まで休みがあるので、しっかりと修正してもらいましょう。

 

あと中村憲剛はやっぱり他チームの選手にも愛されているんだよなー。

特にチャナティップはいつも中村憲剛のことを言ってくれますよね。

 

チャナティップ、福森たちとの挨拶。

https://www.youtube.com/watch?v=KGHig8xDY2M

 

ミシャとの抱擁。

敵チームにも愛される選手だということが改めて分かりますよね。

12連勝ありがとう、次また勝ちましょう!しか実は言うことないんだよな。

川崎フロンターレのJ1連勝記録は12でストップ。

今日は負けたけど…2、3、4位が引き分けたことで、勝ち点1しか縮まりませんでしたし、マジックも減りました。

 

ガンバ大阪の最多勝ち点は76なので、今の川崎フロンターレとの勝ち点差は8。

マジック3になりました。

 

あと3勝したら優勝確定!!

 

3位の名古屋グランパスは最多勝ち点70ですので、川崎フロンターレが1勝、もしくは名古屋グランパスが1敗した時点で優勝の可能性がなくなります。

4位のセレッソ大阪は最多勝ち点73なので、川崎フロンターレが2勝した時点で優勝の可能性がなくなります。

 

また、いかに引き分けより勝利が大事かというのの証明のような結果ですが…ここまでの11試合で、

ガンバ大阪11試合→9勝2分、勝ち点29

川崎フロンターレ11試合→10勝1敗、勝ち点30

という負けてないガンバ大阪より、川崎フロンターレのほうが11試合の勝ち点多いんですよね。

いかにここまで勝ち続けてきたことが生きているか、というのがわかります。

 

去年川崎フロンターレは引き分けが多すぎて苦しんだので…勝ち点3を取りに行くことがいかに大事かというのがわかりますよね。

 

あと8試合。まずは1試合1試合勝利を勝ち、ガンバ大阪にプレッシャーを与え続けたいですよね。