毎回結構疑問なんですが…。どうやってばれるんでしょうね?
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ブラウブリッツ秋田が過去5年間の観客水増し発覚…。
Jリーグの発表によると、ブラウブリッツ秋田はJリーグ規約、試合実施要項が規定する入場者数の算定方法を用いておらず入場者数を正確にカウントできていないうえ、各入場口でカウントした入場者数に
「スタジアムの各入場口でカウントした入場者を集計した合計入場者数の 10%程度」
「入場者数に算入できない運営ボランティア、運営スタッフ、出店者、メディアを少なくとも1試合平均75~120名」
の人数を加算したものを公式入場者数として発表していたそうです。
合計入場者数+10%と、ボランティア等を足していたのか…。
秋田がJリーグに提出する公式記録に対して毎回この虚偽の入場者数を記載していたそうです。
対象となった試合は…
J3リーグに参入した2014シーズンの開幕戦から、2019シーズン開幕戦までのホームゲーム全85試合。
2019年中はやってなかったのかな?と思ったら秋田の謝罪文の中にありましたね。
2019シーズンの第5節のホームゲームより、リーグ規定に沿った算定方法をしております。
ということなので…開幕戦まで何でしょうね。
しかし…こういうのってどうやって発覚するんでしょうね…。
ブラウブリッツ秋田への懲罰は罰金400万円
Jリーグの村井満チェアマンは裁定委員会に諮問し、懲罰が決定。
懲罰理由は2つ。
1つ目は…
入場者数は、スポンサーやファン・サポーター等にとって極めて重要な指標であり、Jリーグ開幕当初から厳格な方法により算定した実数を発表しているが、J3加盟当初から約5年間もの長期にわたり、上記のとおり根拠のない数字および本来含めてはならない人数を入場者数として発表・報告してきた本件行為は、Jリーグへの信頼を大きく失墜させるものである。
2つ目は…
本件行為は、試合運営体制の不備により各入場口でカウントした入場者数が目視による観客数を下回っていたことが契機になって始まったものであり、役員らは試合実施要項が規定する入場者数の算定方法、クラブにおける実際の算定方法、及び両者の差異のいずれについても十分な認識がなかった。
入場者数の算定方法は、クラブとして順守すべきルールであるにもかかわらず、クラブの役員らはこれに関心を払わず、ルール順守のための体制整備を怠って本件行為を放置してきたものである上、2017 年に類似の事案が明らかになった際も、自らの運用を顧みず、その後も本件行為を続けてきたものであり、その責任は重い。
ブラウブリッツ秋田も謝罪一辺倒ですよね。
この度は、ブラウブリッツ秋田J3リーグ戦の2014シーズン開幕戦から2019シーズンの開幕戦までのホームゲーム全85試合において、Jリーグ規約、試合実施要項が規定していることを順守せず、誤った入場者数をリーグに報告をしていたことに対しまして、ファン・サポーターの皆様に深く、深く心からお詫びを申し上げます。
ということでしたね。
せっかくのチームの好成績のなかでこういうことが発覚してしまうのは本当に悲しい。
J2に昇格できそうなぐらい強い今…かなり悲しい事案になってしまいました。
2019年には奈良クラブも水増しで罰金
2019年にはJFLの奈良クラブは、JFLに参入した2015年から5シーズンにわたり、ホームゲームの観客数を水増ししていたと発表していましたよね。
記録が残る17~19年の3シーズン分だけで計2万803人を水増し。
奈良クラブの中川政七社長が報酬1年分を全額返上していました。
奈良クラブの運営スタッフが、相手チームの関係者や出店業者を観客数に含めたり、数字そのものを操作していました。
計算上は1試合平均500人前後水増し発表していましたね。
特にJ3とは異なり、JFLからJ3に昇格するには
「年間観客数3万人」
を達成する必要があったため…水増しをしてしまったということでしたね。
ブラウブリッツ秋田の場合は、別に観客動員でどうなる?っていう話でもないような…とは思いますが…やっぱり観客入ってないと何かあるんでしょうかね…。
奈良クラブの場合は、Twitter等で
発表されている観客数がおかしい
との投稿がされていたとのことでしたがブラウブリッツ秋田はどうだったんだろうね?
こういうのが起きるたびにすごい悲しい気持ちになりますよね…。