新型コロナウイルス感染拡大の影響で3月から中断していたベトナムのVリーグが6日に再開しました。
韓国、ドイツ、そして、Jリーグもそうですが、サッカーの再開は基本的に無観客…というものが続いていますが、ベトナムは3000人近くの観客を入れた上に、マスクは任意。
いわゆる密な状態ですが…なぜベトナムは観客を入れて再開できたのでしょうか?
そこには徹底したコロナ管理がありました。
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ベトナムサッカーVリーグ観客入れて再開!
ベトナムサッカーのVリーグはファンの入場が許可されて、再開。
テーコンvsナムディンの試合では、3000人以上の観客を集めて密な状態で再開することになりました。
もちろん、スタジアムの入り口では体温検査、手指の消毒が行われたものの、マスク着用は任意。
ベトナムでは、一番人気のあるスポーツがサッカーといわれています。
老若男女すべての国民から愛されたスポーツで、2018年のU-23アジア選手権の決勝戦では視聴率77%を記録したこともあるなど…国民的スポーツといわれています。
2018年1月に中国で開催されたU-23アジア選手権ではベトナムは準優勝でしたからね…。
決勝はウズベキスタンに負けたものの、それでも先制されてもFKで追いつくなど、素晴らしい試合展開でした。
ただ、日本と同様にⅤリーグの視聴率はいいかというとそういうわけでもないらしいです。
代表戦だけ見る…みたいな人も多いみたいですね。
ベトナムは新型コロナ徹底管理で感染者328人、死者0
ベトナムは約9600万人の人口に感染者たったの328人。死者は0。
初めてベトナム国内で感染が確認されたのは1月23日。
感染が広がった中国・武漢出身の親子でした。
その後2月13日までに計16人に増加。2月14日時点でのクルーズ船を除く日本の感染者数は41人で、日本とベトナムの差は、そこまで大きな差はありませんでした。
ですが、ベトナム政府は2月1日に中国との旅客航空便の運航を停止すると、2月5日には過去2週間以内に中国に滞在歴のある外国人の入国拒否を始めました。圧倒的な締め出しと厳しすぎる対策を始めました。
日本は、3月5日まで中国から大幅な入国制限していませんでしたからね…。一日でも早くやっていたらもしかしたらJリーグはⅤリーグと同じように再開できていてもおかしくなかったんですよね。
Ⅴリーグの盛り上がりがうらやましいですね…。
早くJリーグのある暮らしが戻ってきてほしいなぁ。