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無観客試合はJ1リーグ勝利給が払えなくなる、というのは新しい観点だな…。

カナロコに載っていた川崎の庄子春男強化本部長の

平日開催によって入場料収入が減るのは事実だが、無観客試合は駄目。

選手たちに勝利給などのインセンティブが払えなくなる。だったら過密日程でもやるべき。

っていうのはその通りだよな…。

J1リーグ勝利給は1試合数十万程度

Jリーグの勝利給は各クラブによって異なりますが、

J1リーグの勝利給は、だいたい数十万程度。

J2は数万から十数万ほど。

J3、JFLは数万という感じですね。

試合に半分以上出た人は100%、半分以下の人は50%、ベンチは25%となります。

 

基本的には、チケット収入などを支払いの原資としているのかな。

20万円だとして、11人で220万円は最低かかりますよね。

 

どのチームも厳しいよなぁ。

 

リーグ戦の中断期間を延長し、4月3日の再開を目指す方針を固めましたが、無観客を実行できないのはそういう側面もあるんだろうな。

Jリーグ再延期はほぼ確定

3月18日の再開を一つの区切りとしていたJリーグですが、「新型コロナウイルス対策連絡会議」で専門家からの提言を受けて、再延期がほぼ決定していますね。

全クラブの代表者とウェブ会議を行って延期を決めました。

一応最終決定ではなく、12日の理事会で正式に決まります。

 

再開可否については3月下旬に判断するそうな。3月25日っていう話ですね。

仕事がなくなっていく人も多く、どこにもでかけられない閉塞感も続き、すごい状況になっているのが日本だけではなくなってきましたよね。

イタリアも、アメリカも流行り始めているし、中国だけではなくなってきています。

 

村井満チェアマン

4月3日の再開を目指して、全力を尽くして努力していこうと申し合わせました

これ以上の延期はもうできない感じですね。

 

4月3日に再開できなければ

その際には、従前にないような判断をしなければいけなくなる可能性もあります

 

と言っていましたね。

 

ルヴァンカップ、J1、2、3の昇降格の大会方式の変更や、国際Aマッチウィーク中のリーグ戦開催などになるかなと。

 

その場合一番避けたい無観客試合での開催も視野に入れていくそうです。

 

村井チェアマン

我々だけの判断では難しいのだろうと思っています。

ただ、再開をできるような状況にしておくのが、我々の責任ですので、まずは4月3日に向けて努力したい

村井チェアマンの6段階の指針を通達

村井チェアマンが各クラブに伝えていた6段階のアラートについてまとめます。

1つ目のアラートは国民の健康を第一に考えること

1.国民の健康を第一に考える。

これはJリーグの理念に、国民の心身の健全な発達への寄与というものがあります。

Jリーグ設立の時から変わらない理念ですので、第一のプライオリティを国民の健康におこうということです。

2つ目の段階としてスポーツ文化の振興。

2.豊かなスポーツ文化を振興していこうということ。

これも理念から紐解いていますが、スポーツの持つ可能性を我々が信じて、国民に活力を与えることができる、子どもたちに夢を与えることができる、お年寄りに生きがいを提供できる。

スポーツある生活や社会が豊かな社会であるということ。スポーツを継続させるということ、全ての試合をしっかりできるようできる限りの努力をしていくことをレベル2としました。

レベル3としてJリーグについて。

3.Jリーグは全てファン・サポーターとともにある競技だと思っております。

コンマ1センチ足が伸びるか、ブロックができるか、ぎりぎりのところで選手が戦っていますので、声援は大きな後ろ盾になります。実際に多くの選手が言っています。

サポーターと共にレベル1、レベル2を乗り越えて、レベル3はともに歩んでいこうと。

今までは我々に何ができるかを考えていましたが、ここからはファン・サポーターの皆さまに何をお願いできるかというフェーズに入っていきます。

集団感染がスタジアムの中で起こらないようにマスクをしていただく、マスクがなければバンダナやタオルマフラーをまいていただく、また入場ゲートすべてにサーモセンサーが設置できればいいのですが、できなければ、熱を測っていただいて、観戦を遠慮していただくこともあるかもしれない。

クラブも席割を工夫し、なるべく密集地をつくらないようにする、皆さまにもそうした応援スタイルを模索していただく、サポーターの皆さまとクラブが向き合う時間をつくるために3月いっぱい延期するという解釈ももっています。

レベル4は特措法改正案

4.場合によっては、新型コロナウイルスの特措法改正案が13日に成立し、首相が各都道府県に緊急事態宣言を発令することができるようになる、そのような状況になったら、ファン・サポーターと一緒に運営することが、行政の判断によりできなくなることもあるかもしれません。

レベル5としては選手に感染者が出た場合等の抜本的な日程案について

5.考えたくないのですが、もし選手に感染者が出た場合、濃厚接触がチーム内で広がって待機・隔離させた場合、18人の編成ができない、無観客でも試合ができない場合もあります。

その場合は試合日程を抜本的に調整しなければいけなくなります。

4月3日の再開であれば、なんとか現在の日程のなかで組み込めるのですが、このようなレベル5の状況になりますと、色々なところに手を付けていかないといけない可能性があります。

インターナショナルマッチデーに試合を行うなど、今まで控えてきたようなことにも踏み込んでいかないといけないかもしれません。

レベル6として日本全体の非常事態宣言の場合

6.最後のレベル6は、日本全体が非常事態宣言になるとか、試合そのものが34節こなせないとかそういう状況になった場合、新たなフェーズで、その時点でどのような扱いにするのか、昇降格はどうするのか、抜本的なことを見直さないといけなくなります。

Jリーグが4つのプロジェクトを発足

いろいろなプロジェクトが村井チェアマンの元で行われるみたいですね。

1.試合日程を調整するプロジェクト

2.競技の公平性をジャッジするプロジェクト。アウェイの連戦が続くなど公平になりにくい場合もあります。

ある特定のクラブが非常事態宣言で無観客試合になるなど、完全なイコールコンディションではないなかで、公平に昇降格が競えるかといったところまで踏み込んだ、コンペティションに関する委員会を発足。

3.1か月試合がない中で、日銭のキャッシュフローを想定しているクラブもありました。入場料収入をあてにしているところもあります。財務的なところも冷静に精査する必要があります。シミュレーションとリーグのサポート体制をケア

4.さまざまな物資、資材の調達をし、ファン・サポーターに工夫した応援スタイルを要請し、各ステークホルダーにとっても安心安全な試合運営を行う。

どうなっていくの変わらない不安な中で、Jリーグの判断は的確だし、素晴らしいと思っています。

Jリーグを見たいけど、人がたくさん亡くなることのないようにという判断は大事だよなー。

 

どういうことになるのか…。サッカーがない生活は彩がないですね…。