思い返せば川崎フロンターレは、常にチャレンジャーであり続けています。
優勝したことないんだから当たり前ですが、王者として戦ったことはJ2以外ないわけで。
だからどんな大会でも常にチャレンジャー。
首位になることもあるけど、そこでも王者としての戦い方はできていません。
そりゃそうです。王者だったことないんだから。
優勝したことないうちは、ずっとどこかでチャレンジャーだと思うんですよ。
⇒川崎フロンターレの2018年A契約は27名までOK。原則25人枠もACL出場チームは27人まで。
チャレンジスピリッツを持ち続けるっていうのは、
決して悪いことではないけど、
チャレンジし続けるサッカーっていうのは、
いつか同じレベルでチャレンジし続けられなくなります。
鹿島アントラーズのような老獪なサッカーが好きなわけでもないし、
強かった時期のサンフレッチェ広島のようなサッカーが好きなわけでもありません。
川崎フロンターレのサッカーが大好きです。
だからこそ川崎フロンターレのサッカーで王者になりたい。
そして川崎フロンターレがタイトルを取ったときに、
初めてチャレンジャーではなく、ライバルになれるんだろうなーって思っています。
好敵手って書く、ライバル関係のあるチームなら結構いるのかもしれませんが、
それでも鹿島アントラーズと対戦するときは、勝ち方を知っているアントラーズと、
大事な試合ではどこか浮足立ってしまう川崎フロンターレとの対戦になってしまい、
川崎フロンターレらしいサッカーはできません。
(まぁそういう浮足立つサッカーが川崎フロンターレらしいといえばそうなのかもしれませんが)
だからこそ、残り2試合はしっかりと勝ち切りたいなと。
浦和レッズ戦で引分以下で鹿島アントラーズの優勝が決まります。
浦和レッズはACL王者として、リーグでは一つでも上の順位を目指すために、
真剣に戦ってくると思います。
ACL獲ったんだから別にいいじゃん、
って川崎フロンターレサポーターは思うかもしれませんが、
浦和レッズみたいなチームは負けていい試合なんかないんだよね。
そう思って戦いに来るだろうし、
ACLといい、ルヴァンカップといい、
今年の埼玉スタジアムは鬼門みたいになってしまっているので、
そういう悪い流れというか、悪いイメージのついた会場で、
闘うのは簡単ではありません。
そしてその浦和レッズになんとか勝ったとしても、
次に闘うのは大宮アルディージャ。
降格も決まった簡単な相手とみている人もいるかもしれませんが、
手負いの虎のほうがどれだけ怖いか。
それこそ窮鼠猫をかむじゃないですが、
栗鼠も追い詰められたら海豚を食っちゃう可能性はありますからね。
降格が決まった最後の試合で、
来年1年間でJ1に帰ってくるんだ!
っていう姿勢をサポーターに見せつけるために、
大宮アルディージャは絶対に負けない!っていう意気込みで来ると思います。
だってもしも、川崎フロンターレが浦和レッズに埼玉スタジアムで勝った後に、
大宮アルディージャに等々力スタジアムで勝利して…
鹿島アントラーズが引分以下になったとしたら、
川崎フロンターレが優勝するんですよ?
今年降格するチームかつ優勝を目の前で見るなんて、
絶対に避けたいことじゃんね。
この試合かったら優勝、みたいなゲームで、
最下位とか下位チームに負けるっていうのは、
川崎フロンターレの歴史。
大分トリニータや、アビスパ福岡など、
ここで勝っていれば優勝してた、っていう試合は本当に多いんですよね。
そこを繰り返すか否かが、
一番注目したいポイントです。
浦和レッズ、大宮アルディージャ、簡単なゲームにはならないとは思いますが、
ここで2連勝して、ジュビロ磐田が鹿島アントラーズに勝って、
川﨑フロンターレが優勝する未来だけを信じて、
水曜日埼玉スタジアムに乗り込みたいと思います。
そして、タイトルを取って、
鹿島アントラーズの、浦和レッズの、柏レイソルの、ライバルになりましょう。
そして王者として迎え撃つサッカーができるようになりましょう!
⇒川崎フロンターレ(トップチーム)の試合がないけど、楽しい土日。U-18、J1、昇格プレーオフ。