全試合先制されてるんだよなー。川崎フロンターレ。
ジェジエウのＤＯＧＳＯ、山村和也のＤＯＧＳＯと2試合連続で１０人になる試合で、1勝1敗スタートの今シーズン。さらに、湘南ベルマーレ戦もジェジエウが負傷による途中交代と厳しい守備陣のい台所事情…。
ただ、松長根がデビューして、佐々木旭がCBになると３バック気味の守備陣でしっかりと守り、１－１ドロー終了は及第点。瀬川のゴールも大きかったし、交代選手が入ることで活性化することもわかっているのでこれからいい試合がどんどんできそうですね。
この記事の目次はこちら
マリノスに競り負け、鹿島には逆転勝利したものの両試合退場者を出している川崎フロンターレ。さらに、今のところ全試合早い段階で先制点を許しているのもあり、今節は先制点がどちらに生まれるか、というところに注目していました。
相手の湘南ベルマーレはサガン鳥栖相手の開幕戦に５－１、横浜ＦＣ相手に２－２と2試合で７得点を取っている充実の攻撃陣に加えて、去年川崎フロンターレにダブルを決めているというところもあり、自信をもってサッカーしていましたね。技術力の高い川崎フロンターレのＤFやMFにあそこまでがつがつ来るのは自信の表れですよね…。
前半はスコアレスドローで終わるも、後半19分湘南が右サイド家長をかわすと、フリーで待つ平岡が橘田の股を抜いてゴール右隅に今シーズン2得点目のゴールで先制点を決められてしまいました…。
これで川崎フロンターレは今シーズンの全試合で先制点を奪われるという展開…でしたが、交代で入った瀬川が相手のミスを見逃さずに転がってきたボールをしっかりとコントロールし、ゴールの左隅に左足で流し込んで同点とすると、その後も両チーム複数回のチャンスはありつつ、ドローで終了となりました。
川崎フロンターレ、ようやく11人で点が生まれました。まぁ、先制されてからハマり始める…というのもちょっと困るんですけどね…。
点とられてからがしぶとい川崎フロンターレというのは大事な気もするし、先発陣がしっかりと相手選手を疲れさせてくれたおかげで、交代策がハマりやすくなるというのもあるので、先制点をとられてからしか点をとれていない…というのが一概に先発陣のせいとは言えないんですけどね。
交代選手の瀬川、遠野、山田新、シミッチが新しい攻撃の形を生み出せるのも大きいよなぁ。点をとったのは瀬川ですが、山田新がつぶれたところから点が生まれたのも大きいですよね。宮代も、山田新もつぶれることができるのでそこから攻撃のチャンスがどんどん生まれる。これを繰り返せば2023年の川崎フロンターレのサッカーが生まれそうです。
負けないことは本当に大事で、ここの勝ち点１が絶対に後々効いてきます。ましてや去年、1番ぼろ負けした湘南ベルマーレ相手に１－１ドローですからね。大きな勝ち点１。
この湘南ベルマーレの試合は、退場者を出していないのも大きいし（ジェジエウの負傷交代があったので、ＤＯＧＳＯがあったあとみたいな気もしますが…）、交代選手が安定して攻撃に違いを見いだせているのも大きいです。
またもやCBにアクシデントがありましたね。谷口が海外移籍、車屋が負傷、ジェジエウ、山村がＤＯＧＳＯでずっとそろわない…という状況で、開幕から3試合すべてでCBのコンビが違うんですよね。
今節はジェジエウと大南のスピードコンビで湘南の裏を狙うサッカーをしっかりとつぶせていたのは大きいのですが、後半９分にジェジエウが着地のときに左ひざを痛めて途中交代。
高卒ルーキーの松長根は０－０のしびれる展開での出場となりました。いきなりCBでジェジエウのカバーに入るのかな？って思ったんですが、４－３－３ではなく、３－４－３に切り替えて、ナガネは左SB（左CB）でしたね。高卒ルーキーで、プロ1試合目、さらにレギュラーの絶対的CBのジェジエウの負傷交代の代わりに出場する…という緊張感の中で出たにしては、あの落ち着きは異常でしたね…。
大南のスピード感だったり、高さだったりも大きな武器だし、佐々木旭はCBもできるユーティリティ性が素晴らしいし、松長根も安定したプレーができる…川崎フロンターレのＤＦ陣の質は本当に高いですね。ただ、人数が足りない…。車屋とジェジエウがいない状況で、高井がU-20代表で海外にいるのも痛い。次節は3バックで最初から行くのかもしれないですね…。
ジェジエウの怪我が心配ですが１－１で終われたのは大きいなと。
ただ、清水エスパルスとのルヴァンカップの予選をはさみつつ、アルビレックス新潟戦がありますからね。今週は日程厳しいんですよねー。ＦＷ陣もそうですが、ＤＦ陣もかなり厳しい状態の川崎フロンターレ。
3月中は厳しい台所事情をなんとかやりくりしていくしかないんだろうな…。
【PR】totoは最高６億円！！
