川崎フロンターレのアカデミーからトップに昇格できなかった選手が、プロになるときに川崎フロンターレを選んでくれるのは、本当にうれしいですよね。
アカデミーでトップに上がれなかった(上がらなかった)選手が、大学を経由してまた戻ってきたい、と思えるクラブで居続けるっていうのは難しいことなので…こうやって選手が戻ってくる環境があるというのは本当に素晴らしいことだと思います。
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川崎フロンターレに日向汰が帰ってきましたね。おかえり。
桐蔭横浜大3年のMF山内日向汰(21)が24年シーズンに加入内定。
2021年に佐々木旭がMVPを取った関東大学サッカーリーグのアシスト王が山内日向汰でしたよね。その時にベストイレブンだったのが松井蓮之だったことを考えると川崎フロンターレは本当に各大学から優秀なプレイヤーを集めているよなぁ…。
この度、川崎フロンターレに加入することになりました。桐蔭横浜大学の山内日向汰です。小学3年生から10年間お世話になったフロンターレでまたプレーできることを大変うれしく思います。ここから先、今までお世話になった方々に恩返しができるよう日々努力を重ね進化し、1日でも早くフロンターレのエンブレムをつけ、ピッチでサポーターの皆さんに勝利を届けられるようにしたいです。応援よろしくお願いします
山内日向汰って、名古屋市出身なんですね。小学校の途中で神奈川県に移り住むと小学校3年時から高校3年まで川崎フロンターレアカデミーに所属。
身長は低い(1m70cm)で、体重も軽い(66kg)選手ですが…三笘薫とはまた違ったドリブラーですよね。桐蔭横浜大学では早い段階でボランチとして活躍し、インカレで初優勝。
川崎フロンターレではインサイドハーフとして出てくるのか、ボランチとして出てくるのか…もしくはサイドで活躍するのか…本当に楽しみだなぁ。
桐蔭横浜大学のサッカー部の礎を築いたのは、風間八宏ですからねー。やっひーが1998年に監督に就任し、部の強化に乗り出した際の教え子の1人が安武監督なので…川崎フロンターレアカデミー出身で、個性を伸ばす(風間八宏さんが作った大学のサッカー部)サッカー部で経験を積む…というのが川崎フロンターレに入る一番の近道になっているのは面白い。
桐蔭横浜大学から川崎フロンターレに加入した選手は
2020年…イサカ・ゼイン(現モンテディオ山形)
2021年…橘田健人
2022年…早坂勇希
2023年…山田新
2024年…山内日向汰
と5年連続で内定者が出ています。
また、湘南ベルマーレから獲得した山根視来も同大学OBですからね。川崎フロンターレに相性のいい大学ですよね。
2023年1月1日に決勝があった全日本大学選手権で、桐蔭横浜大学としては最多となるプロ内定者13人を擁して挑み、初めて日本一になりましたが…安武監督は
「個人がどう伸びるか。個を第一に考えている。プロを育てる。私たちはそれを売りにしている。プロ選手が出ないと、いいところはなくなっちゃうんで」
と語るなど、強いチームを作るのではなく、プロになる選手が10人以上も出たら日本一になれる、というチーム作りをしてきた結果、プロ選手をたくさん作れるチームになったのは面白いですよね。
川崎アカデミー⇒桐蔭横浜大学出身のプロ選手は5人目?
岡本一輝(アンコールタイガーFCでプロ、現役引退)
高吉正真(今年ギラヴァンツ北九州に加入)
早坂勇希
山田新
山内日向汰
かな?
2023年度新入部員予定選手には、DF信澤孝亮(川崎フロンターレU-18)がいますし、これからもどんどんいい選手が加入してくれるといいなぁ。
大学経由でいい選手が川崎フロンターレに入ってきてくれるのは本当に好循環だし、大学に進学した後もスカウトが常に目を光らせているからこそクラブに来てくれるんだよなー。本当にありがたい。
ところで来年なんですが、山内日向汰が入ったことだし、日向坂46が始球式に来るとかどうですか…(もう影山さん卒業しちゃうけど、日向坂46とサッカーの親和性は高いと思うし…なにより俺自身がめちゃくちゃおひさま(日向坂46のファンの総称)なのでめっちゃ見たい…)