ブルーロックプロジェクトを本当にやってくれ…
カレンロバートのツイートが話題になっていましたが…2022年のJ1リーグの得点王ランキングは史上最少記録更新かもしれません…。
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J1リーグの史上最少得点王記録が生まれそうですね…。
J1リーグの歴代得点王ランキングを見ていくと…
【2021年】
レアンドロ・ダミアン(川崎F) 23得点/35試合
前田大然(横浜FM) 23得点/36試合
【2020年】
オルンガ(柏) 28得点/32試合
【2019年】
仲川輝人(横浜FM) 15得点/33試合
マルコス・ジュニオール(横浜FM) 15得点/33試合
【2018年】
ジョー(名古屋) 24得点/33試合
【2017年】
小林悠(川崎F) 23得点/34試合
【2016年】
レアンドロ(神戸) 19得点/31試合
ピーター・ウタカ(広島) 19得点/33試合
【2015年】
大久保嘉人(川崎F) 23得点/32試合
【2014年】
大久保嘉人(川崎F) 18得点/32試合
【2013年】
大久保嘉人(川崎F) 26得点/33試合
【2012年】
佐藤寿人(広島) 22得点/34試合
【2011年】
ケネディ(名古屋) 19得点/31試合
【2010年】
前田遼一(磐田) 17得点/33試合
ケネディ(名古屋) 17得点/31試合
【2009年】
前田遼一(磐田) 20得点/34試合
【2008年】
マルキーニョス(鹿島) 21得点/30試合
【2007年】
ジュニーニョ(川崎F) 22得点/31試合
【2006年】
ワシントン(浦和) 26得点/26試合
マグノ・アウベス(G大阪) 26得点/31試合
【2005年】
アラウージョ(G大阪) 33得点/33試合
【2004年】
エメルソン(浦和) 27得点/26試合
【2003年】
ウェズレイ(名古屋) 22得点/27試合
【2002年】
高原直泰(磐田) 26得点/27試合
【2001年】
ウィル(札幌) 24得点/26試合
【2000年】
中山雅史(磐田) 20得点/29試合
【1999年】
黄善洪(C大阪) 24得点/25試合
【1998年】
中山雅史(磐田) 36得点/27試合
【1997年】
エムボマ(G大阪) 25得点/28試合
【1996年】
三浦知良(V川崎) 23得点/27試合
【1995年】
福田正博(浦和) 32得点/50試合
【1994年】
オッツェ(市原) 30得点/40試合
【1993年】
ディアス(横浜M) 28得点/32試合
史上最少得点王は2019年の横浜Fマリノスの仲川輝人とマルコス・ジュニオールが得点王分け合った15得点。
史上最多得点は1998年の中山雅史の36得点となっています。
2019年はたしかに数字は低かったものの、同一チーム(しかも優勝チーム)から2人が得点王に選ばれたことにより、クラブとしての得点力は高かった気がしますが…今年は本当に点が取れていない印象。
2022年9月18日の得点王ランキングをまとめると…
順位 | 選手名 (所属クラブ) | 得点 | 試合 |
---|---|---|---|
1 | チアゴ・サンタナ (清水) | 12 | 23 |
2 | 家長昭博 (川崎F) | 10 | 29 |
2 | 上田綺世 (鹿島) | 10 | 18 |
2 | レオ・セアラ (横浜) | 10 | 26 |
2 | アダイウトン (東京) | 10 | 26 |
6 | マルシーニョ (川崎F) | 9 | 25 |
6 | アルトゥール・カイキ (鹿島) | 9 | 25 |
6 | 西村拓真 (横浜) | 9 | 22 |
6 | アンデルソン・ロペス (横浜) | 9 | 23 |
6 | 町野修斗 (湘南) | 9 | 26 |
6 | ピーター・ウタカ (京都) | 9 | 27 |
6 | 山岸祐也 (福岡) | 9 | 30 |
13 | ダヴィド・モーベルグ (浦和) | 8 | 18 |
13 | マテウス・カストロ (名古屋) | 8 | 26 |
13 | 細谷真大 (柏) | 8 | 29 |
となっていて、得点王ランキング1位はチアゴ・サンタナで12得点。優勝を争っている2クラブでいうと川崎は家長の10得点、マルシーニョの9得点、マリノスはレオ・セアラの10得点、西村拓真、アンデルソン・ロペスの9得点。
ジョーや、オルンガのように凄い得点力のある選手が出てくると、得点王が優勝クラブからは生まれないのはよくありますが、今年のチアゴ・サンタナがめちゃくちゃ得点力があり、得点王争いをリードしているかといわれると12得点ですからね…。物足りないのが正直なところ。
家上田が日本に残っていたらこの話題はなかったかもしれませんが…家長も自分が得点王では日本がやばい、と言っていた通り得点力のあるストライカーが全然生まれていない気がします。
2022年はスコアレスドローが多すぎる
5月に引き分けの試合数が多くて、史上最少得点で引分だらけのシーズンになっているという記事を書きましたが…
昨季2021シーズンは1試合あたり約2.42ゴールでリーグ史上最少の平均得点数を記録していて、今年はやばい…みたいな話をしていましたが、これまで660ゴール(265試合、平均2.49ゴール)と過去最低得点はなんとか超えてそうです。
ですが、2022年はスコアレスドローの試合が31試合で、265試合中で考えると11.7%がスコアレスドローとなっています。
2021年はスコアレスドローの試合が34試合/380試合(8.9%)、2020年は20試合/306試合(6.5%)だったのを考えるとと今年はスコアレスドローが異常に多いシーズンと言えます。
サッカー好きな人にとってはいいかもしれないですが、サッカーに興味のない人が0-0の試合を見て楽しめるかというと…苦しい気がしますよね。
スコアレスドローが多く、引分が多いシーズンになっていることが残留争いの大混戦を生んでいる気がします。12位の清水エスパルスの勝ち点が32、17位のガンバ大阪の勝ち点29が6クラブが勝ち点3以内に含まれていますからね…。
もちろん強烈なストライカーがいないことも大きな問題だと思うのですが、降格したくないからガチガチに守り、0-0で御の字、1-0で勝てたら完璧…という試合展開が多いことが、J1全体の得点が少ない要因な気もするんだよなー。
そして、圧倒的なオルンガや、ジョーみたいな1人で何とかできる圧倒的なストライカーがいれば別ですが、守備力で言えばそこまで大きな差がないのがJ1リーグだと思うので、そう考えると1人で圧倒的に点が取れる選手というのはなかなか生まれないというのがあるんだろうなと。
ブルーロックではないけどストライカーを養成しないと日本サッカーの将来は不安
世界一のエゴイストでなければ、世界一のストライカーにはなれない。日本をW杯優勝に導くストライカーを育てるため、 日本フットボール連合はある計画を立ち上げる。その名も、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。
集められたのは300人の高校生。しかも、全員FW(フォワード)。 299人のサッカー生命を犠牲に誕生する、 日本サッカーに革命を起こすストライカーとは?
漫画の話と切り捨てることはできるけど、世界を獲るためのストライカーをどうにかして生み出さないと、Jリーグとしては集客を含めて厳しいものが出てくるだろうし、日本代表が点をとれない状況になってくると試合としての魅力はどんどん失われていくんだろうなと。
鬼木さんのいう1試合3得点というノルマも、得点というものがもつエンタメ性、サポーターを熱狂させる中毒性を知っているからだろうなと思いますし、漫画のような世界一のエゴイスト、世界一のストライカー生まれてほしいなぁ…。日本をワールドカップ優勝に導くストライカーを生み育てるプロジェクトを本当に作り上げてほしい。
それか、俺たちのフィールドのリザーブドッグスみたいなチームを作って日本代表にケンカを売るとかさ…。そういうことがないと日本のサッカーが1段階も2段階も上がることはできないと思うんだよな…。
1人で20得点、30得点できるような選手が生まれてきて、日本のサッカーがどんどん盛り上がっていくといいなぁ…。0-0で喜ぶのはよほどのサッカー好きだけですからね…。
何とか残り試合で16点以上決めるストライカーが出てくることを願っています。