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川崎華族には感謝を。大宮での乱闘で下げた信頼を回復するための一年ですよね。

おれは川崎フロンターレサポーターではありますが、

人生すべてを川崎フロンターレへ!っていうほど、

のめり込んでいませんし、そうなる予定もありません。

 

そう考えると、毎日生活のすべてで、

川崎フロンターレのことを考える、

みたいな川崎華族の人たちは畏怖と尊敬の入り混じる気持ちになります。

 

昨年大宮アルディージャ戦で、

バスを囲んで乱闘をして…という事件があって、

その結果、川崎華族とブルースターが自粛して、

コールリーダーを、乾坤一旗がまとめた試合から、

まだまだ厳しい目が続いていると思っています。

 

喉元過ぎれば熱さを忘れる、

っていう状態が一番怖い。

 

森のガム表彰台問題で時間稼ぎをしないとか、

いろいろ決めたことは、

現在はあんまり守られていないけど、

それは時代かなーって思いますが…

(まぁ、もうその時の選手は憲剛と井川、田坂?ぐらいしかいないし)

 

サポーターが行った暴力行為は、

二度と繰り返してはいけないことだと思っています。

 

おれは川崎華族に顔見知りがいる程度で、

友だちでもないけど、

それでも毎試合毎試合、川崎華族がコールをリードしてくれていることに、

感謝の念しかありませんし、

彼らが作り出してくれる雰囲気が大好きです。

 

それでも暴力行為を二度と繰り返してはいけません。

 

一度落ちた信頼を取り戻すのは、その何十倍も努力しないといけないし、

デマで10年間苦しんだスマイリーキクチさんの本を、

昨日読んだのでタイムリーに感じていますが、

一度ネット上や、人たちの間に起きた悪い感情は、

ずーーーーーーっと消えません。

 

川崎フロンターレの人気が出てくると同時に、

今までいなかったタイプのサポーターも増えてきました。

 

おれがサポーターになってからは11年目。

 

最初のころには全然いなかった、

1試合ずっとブーイングしている人や、

選手を特定して文句ばかり言っている人、

殺害予告みたいな汚い言葉や下ネタばかりを繰り返している人、

それぞれの応援スタイルなんでしょうが、

耳をふさぎたくなるようなそんな言葉を繰り返して、

日頃の憂さ晴らしをしている人も多くなっています。

 

そりゃ2万人も人が入っていれば、

全員が全員サッカーを純粋な気持ちで見ている人たちばかりではないと思います。

 

おれみたいな一人のサポーターなら、

そんな人たちには近づかないように、

もう来ないでほしいなーって思って、

その試合は我慢する…ぐらいで済みますけど、

 

 

川崎華族からしたら、

そういうひとが一人でもいると、

チームに対する悪影響が起きるだろうから、

それを最小限になるように応援を誘導して、

ブーイングが続きそうな雰囲気になったら、

川崎フロンターレコールを行って、

リードしている姿をいまだによく見ます。

 

そういう川崎華族を知っているから、

去年の暴力行為はすごくすごく残念な気持ちになりました。

 

だからこそ、これからの10年20年が勝負だと思います。

埼玉県のあるチームのサポーターみたいに、

暴力行為や、迷惑行為が行われても、

「あー、またか」

って思われるチームになってはいけませんし、

川崎フロンターレはそういうチームではないと思うんですよね。

 

だからこそ信頼回復するには、10年も20年もかかると思います。

表面的にはもう回復したように見えていても、

そうではないと思うんですよね。

 

川崎華族のコールリードでこれから子供たちも含めて、
等々力全部が盛り上がれるか?

心から川崎華族を信頼できるか、

そういう状況を創れるか、

っていうのは表面上ではできても全面的に、っていうのは難しい。

 

信頼を崩すのは一瞬。

 

信頼を作るのは一生。

 

っていう言葉が好きで、それをよく考えるんだけど、

まさに乱闘事件はそうだよなーって思っています。

 

あと「忘れない人は一生忘れない」んですよね。

 

たとえばGゾーンで

『声からして応援しろ!』

って川崎華族に言われたそういうサポーターは、
「暴力行為をしたくせに」
って思っちゃう人がいると思うんですよね。

それは何年たっても、そう思う人はいる。

 

それだけ重いことをしたんですから当たり前といえば当たり前ですが。

 

大宮アルディージャ戦での乱闘行為は、サポーター団体が、
サポーターを減らす行為をしたんだと思うんですよね。

言い訳をしない、っていう姿勢はかっこよかった。

自粛が早かったのもかっこよかった。

 

できればやる前にそういう行動になってほしかった。

 

大変だと思います。

 

川崎華族を解散したほうが、

もしかしたらそのメンバーたちにとっては楽なのかもしれません。

 

それでも川崎華族を続ける、まだ川﨑フロンターレを優勝させるために、

自分の人生をかける、って思ってくれる彼らも含めて、

サポートしていきたいなーと思っています。

 

ということで、終戦記念日に暴力についての俺の考えを書いてみました。

 

村上範和の波乱万丈な人生。ポドルスキの通訳。南ア初の日本人プロ選手。