この3連休で、全員の移籍について記事書こう…ということで新しい順に山根視来について書きます。
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2017、18年と連覇をした翌年、エウソンが移籍してしまって右SBを固定できなかかった2019年は三連覇を逃し…そこで湘南ベルマーレで活躍していた山根視来が入ってきてくれて、リーグ奪還、連覇に大きく貢献。
山根視来の存在がなければ、2020年の最強の川崎フロンターレはなかった。4年間本当にありがとうございました!
2020、21年のリーグ連覇、2度の天皇杯制覇に貢献し、J1リーグ最多の12アシストをマークした2021年には日本代表に初招集され、2022年W杯カタール大会に出場。
ロサンゼルス・ギャラクシーはMLS西地区14チーム中13位と低迷しているクラブ。その強化担当者が昨年12月の天皇杯決勝を視察していたそうで、山根視来の能力を高く評価しているうえに、元日本代表主将の吉田麻也が去年の夏からプレーしているところも初海外の山根視来にとっては大きなプラスでしょうね。
日本代表で一緒にプレーしている吉田麻也がいるならDFラインある程度意思疎通ができますからね。もちろん英語は必須でしょうが…。2026年のワールドカップはアメリカ・メキシコ・カナダで行われるので、現地でプレーをしておくのは日本代表復帰に向けて現地に慣れていくことがプラスになると信じています!
桐蔭横浜大学を卒業して、湘南ベルマーレに加入してプロデビュー、湘南で4年、川崎フロンターレで4年プレー。
湘南では大事なゴールを決めていましたし…
川崎フロンターレでもそこに山根!といわれるプレーでなぜかたくさんゴールを決める右SBとして活躍しました。エウソンもそうでしたが攻撃的なサッカーだとSBが点をとるんですよね…。点をとれる右SBが川崎フロンターレのサッカーには必要不可欠…という感じの数年間でしたね。ここが転換期になりそう。
川崎フロンターレで圧倒的なプレーを見せつけてくれました。日本代表にも呼ばれました。ありがとう。
山根視来が川崎フロンターレでプレーしたシーズンをまとめると…
シーズン | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | ACL |
---|---|---|---|---|
2020 | 31/4 | 5/0 | 2/0 | – |
2021 | 37/2 | 0/0 | 4/0 | 6/0 |
2022 | 32/3 | 1/0 | 0/0 | 4/0 |
2023 | 33/2 | 5/0 | 4/0 | 6/1 |
とほとんどの大会でレギュラーとして活躍。
川崎フロンターレの公式を通じて、山根視来は長文のコメントを残してくれています。
川崎フロンターレに関わるすべての皆さま、この度MLSのLAギャラクシーに移籍することになりました。昔は嫌なイメージだった等々力陸上競技場がこの4年間で本当に大好きになりました。プレーしていて一番ワクワクするスタジアムです。どんな結果であろうと前向きな言葉で力をくれるフロンターレのサポーターには感謝の気持ちしかありません。そんなみんなとたくさんの勝利を分かち合うことができて本当にうれしかったです。
日本代表に必ずなると決めて移籍してきた4年前、周りを見たら本当の意味でレベルの違う選手たちに囲まれて、たくさんの刺激を受けました。すごい勢いで成長して世界に飛び出していく後輩たち、やっぱりすごいと何度も何度も思わせてくれる先輩方。自分が誰よりも結果を出す。その空気がフロンターレにあったからこそ、今の自分がいます。タイトルを獲り続けるチームの空気を持っているクラブはそう多くありません。だからこそ多くの選手が育ち、多くのタイトルを獲ってこられたのだと思います。
30歳になりベテランと言われることも少しずつ増えてきました。でも、いつも心の中に、生活や文化、言語、サッカーのスタイル、日本とは何もかもが違う、自分にとってより厳しいところでチャレンジしてみたい。そんな思いがありました。このチャンスを逃したくないと思い、この決断をしました。苦しいこともたくさんあった2023年、天皇杯で優勝してフロンターレ全員で泣いて笑えたことが一番の思い出です。4年前には想像ができなかった言葉を、偉大な先輩、後輩、監督、コーチングスタッフ、トレーナーの皆さんからかけていただきました。それだけでも必死に頑張ってきてよかったなと思えました。
4年間という短い間でしたが、本当に濃い毎日を過ごすことができました。川崎フロンターレは日本サッカーにとって、本当に価値のあるクラブだと信じています。4年間本当にありがとうございました