川崎フロンターレ・小林悠が
自分のサッカー人生において1番気持ちの良くないゴールへの関わり方だったなと思っています。
も試合終了の笛がなる最後の瞬間まで絶対に諦めたくなかった。
なんとかして勝ち点を川崎に持って帰りたかった。
それがあのプレーになったんだと思います。
と語ったガンバ大阪戦でのレアンドロ・ダミアンのゴール。
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川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアンがガンバ大阪の石川慧に駆け寄った理由
3月6日に開催されたJ1リーグ第3節。
レアンドロ・ダミアンがガンバ大阪の石川慧に駆け寄った理由を語りました。
ゴールキーパーが悲しんでいたが、誰も彼の所に行かなかった。
それは非常に厳しい。選手がそのようなミスを犯した時、簡単ではない。
私たちは他の人にもっと共感する必要がある。
彼が感じている痛みを感じないといけない。
今日は彼だったが、明日は自分や他の誰かかもしれない。
いま、世界には戦争やスタジアムでの暴力以外にも多くのネガティブなことがある。
私たちは自分の子供たちや、試合を見ている子供たちに何か良いことを伝えなければならない。
ネガティブなことばかりだと、こうした場所に子供たちを連れて行きたいと思わなくなる。
だから、キーパーを立ち上がらせ、共感を示すジェスチャーをした。
人生は続くんだ。
人生は続く。だからこそ1つのプレーでネガティブにとらえるのではなく、ポジティブに次を見据えなければいけないんでしょうね。
真剣勝負、スポーツだから相手のミスを突いて、ゴールを奪うことは責められることではない。
だけど、その時に落ち込んだ相手を慰める行為を煽り行為ととらえる人にはこのダミアンの言葉をしっかりと呼んでほしいですね。
レアンドロ・ダミアンが川崎フロンターレに来てくれて本当にうれしい。こんな素晴らしい選手を応援させてくれてありがとう。
スポーツは素晴らしいと伝えたい
レアンドロ・ダミアンがゴールを決めたときのパフォーマンスは鳩のポーズでした。
平和の象徴で、戦争に対する抗議の意味のパフォーマンスでした。戦争について、スポーツができることは少ないかもしれない。それでも誰か1人でもスポーツを見て救われる人がいるかもしれません。
日本でもテレビでロシアのウクライナ侵攻を見ていたら気が滅入ったり心がすさんでいくことがあるかもしれません。共感性の高い人はうつ状態になることもあるかもしれません。
その時にスポーツが支えになる人はいる。スポーツの結果に一喜一憂することで人生が上向く人もいる。
昨日の報道ステーションのいわきFC大倉社長もそうだけど、「スポーツの力」というあいまいだけど確かにあるものが人生を変えることがあるんですよね。
俺は間違いなく、スポーツの力というあいまいなもののおかげで人生の彩りがかなり増えた人間です。
スポーツが俺の人生になかったら、何を楽しみに生きていたのか。そのぐらいスポーツの力は大きいと信じています。
だからこそ、レアンドロ・ダミアンのようなプレーをする選手が増えることを願っているし、そういうプレーで一人でも多くの人の心がよりよい方向に進むことを願っています。