FC東京がセレッソ大阪に敗戦、名古屋グランパスが松本山雅に敗戦…そんな状況の中で、迎えた大分トリニータとの試合でしたが…トップ4のうち、川崎フロンターレだけが勝ちましたね!
そして、あれよあれよと5月末に2位浮上。
奈良竜樹以外の全員が復帰(コンディションはさておき)したということでメンバーもそろってきたし…現実としてACLがなくなった結果だけど、リーグ戦、ルヴァン、天皇杯と国内3冠に集中するしかなくなったのも大きいよねー。
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大分トリニータはやりたいサッカーをやっていました!
大分トリニータのサポーターのひとのTwitterを見てみると、川崎フロンターレのうまさに完敗した、やりたいことをやらせてもらえなかった、って書いてあったけど…技術力や、戦術浸透度は確かに川崎フロンターレのほうが圧倒的だったけど、大分トリニータはJ1で上位にいるだけの理由を示したと思いますよ。
高木駿のポゼッションの高さはやっぱり面白かったなー。最少失点に抑えられたのは悔しいけど、高木駿が本当に自分を出せるチームを見つけたことはうれしい限り。マギーニョの失点シーンも触られていましたしね…。
あと、鈴木義宜めちゃくちゃ良い!この選手と高木駿が高い守備力の原因だっていうのを改めて感じました。レアンドロダミアンとのマッチアップは見どころありました!日本代表に選ばれた岩田智輝と家長昭博のマッチアップも面白かったし、大分トリニータのJ1での活躍はまぐれじゃないっていうのが分かりますね。
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川崎フロンターレは王者として相手を圧倒のウノゼロゲーム
1-0以上のスコアをかんじた、という言葉が大分トリニータサポーターのTwitterでいわれていましたが、ウノゼロゲームでしっかりと勝てるようになったのは、家長昭博が復帰してゲームを落ちつけていたからだろうなー。
マギーニョが得点するまでは大分も押していたけど、得点を取ってからはさすが王者、っていうサッカーでしたね。
大分トリニータが高木駿たちを中心としてDFラインでやっているようなパス回しを、川崎フロンターレはアタッキングサードでできちゃうのがすごいよね。
そして、守備面でも、相手のアタッカーの藤本憲明をしっかりと研究して、マークして、孤立させていたのが素晴らしかったなー。その代わり小塚和季と、松本怜にやられかけましたけど…得点王を争っている選手をつぶせたのは大きい!!
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マギーニョのビスマルクポーズの真相は?
右サイドバックがあそこに飛び込んでくるんだから…川崎フロンターレらしいSBだよなー。
惜しかったシーンで脇坂が大きいクロス上げて、左SBのノボリがふかしたやつとかも同じ感じでしたよね。レアンドロダミアンが中でつぶれてくれるから、サイドバックが跳び込んでくるチャンスがあるんだよね。
マギーニョのビスマルクポーズは…日本に紹介してくれた代理人であるビスマルクへの感謝を示したものでした。
マギーニョ自身も敬虔なキリスト教信者のようで
「まずは神様に感謝。あとは日本でプレーしていたビスマルクは僕の代理人ということで、彼に捧げるポーズをしました」
と笑顔で明かしていました。
そこにエウソン!みたいな、そこにマギーニョ、そこにマギニョン(エウソンっぽく)でしたねw
マギーニョのDFは軽いイメージあるし、後ろ取られたりするけど、リスクを負って攻めているからなんだろうなぁ。マギーニョの攻撃参加が点をどんどん生むようになってくると、マギーニョと馬渡和彰の右SBレギュラー争奪戦は激しくなるんだろうね。その競争がチームをどんどん強くしてくれるから大歓迎!
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奈良竜樹以外の全員がプレー可能な状況に!
そして、マギーニョに代わって車屋紳太郎が右SBやっていたのもびっくりしたな…。ちょっとすっとぼけている性格や、表情から、なかなか器用そうに見えないけど…車屋紳太郎はDFのポジションなら本当にどこでもできるすごい器用なプレイヤーなんだよなー。
奈良竜樹以外のメンバーが全員帰ってきて、全員がスタメンを狙っている中で…中村憲剛や、阿部浩之ですら先発を獲るのが難しい状況になってきている今の川崎フロンターレは面白いですよね。
リーグ3連覇へ向けて、高いレベルで競争が起これば川崎フロンターレを止められるチームは出てこないと思います。
3年目を迎えて、勝ってきている自信からか、鬼木さんの選手起用もどんどん良くなってきているし、名将の風格が出てきている感じ。結果を出すって人を育てるよな…。
リーグ3連覇しちゃいましょう。国内3冠しちゃいましょう!
⇒川崎フロンターレは、鬼木達は、チャレンジャーとして闘うチーム、監督であってほしい。