3冠・4冠なんて目指さず、リーグに集中して、
来年はリーグ戦を取りに行くのが一番近いんじゃないか、
って言っている人がいたんですが…一理あるなと。
俺が考えたことをばーーーーっと書いた
長いブログですので・・・
お暇なら読んでくださいな。
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川崎フロンターレは、圧倒的に勝負弱い
これは別にメンタルの問題だけではなくて、
経験値と、守備力の問題だと思っています。
選手として円熟味を増してきた選手もいて、
日本代表に選ばれるメンバーもいて、
経験値が足りないのか?って思う人もいると思うんですが、
優勝を知っている人がたくさんいること、
っていうのはかなり大事だと思うんです。
それは監督も、コーチも、スタッフも、もちろん選手も。
風間八宏監督から続く、鬼木達監督のサッカーは、
風間サッカープラス守備力強化っていう、
面白くて新しいものを作り出したけど、
面白いサッカーっていうのは麻薬だからね。
より観客を沸かしたチームが優勝っていう、
ダンスバトルみたいなのだったら、
フリースタイルフットボールみたいなのだったら、
川崎フロンターレは優勝できると思うんですよね。
だけどそうではないから。
川崎フロンターレがシュート50本打っても、
ゴールに入らなければ絶対に勝てないし、
その時の相手のシュートが1本でも、それが入れば敗戦します。
結局、そこの一つ一つのところで、
勝負にどん欲になれるかどうかだと思うですよね。
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激しくいくだけが貪欲ではないですよ
カードをもらわなくても貪欲で、強く守り続けている、
中澤佑二みたいな選手もいますからね…
一つ一つが軽いのは、
川崎フロンターレらしさですが、
違和感が生まれやすいのは確かです。
鬼木監督でタイトルを取れないか、
っていう話については俺はNOだと思っていますが、
取捨選択をしっかりとすれば、
という大前提はあるんでしょうね。
そこをしっかりと明確にして、
全部勝てなきゃダメ、っていうのが難しいと思うのは、
2009年に続いて2回目かなと。
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全部をやる、は困難
川崎フロンターレという資金力に限りのある中規模クラブにとっては困難。
勝ち進むことでの弊害はどうしてもあるし、
試合数が多くなると選手に疲労がたまるわけで。
けが人が続出した時期があったことで、
あそこで勝てていれば…みたいなことも多いんですよね。
今回のルヴァンカップの決勝も、
ソンリョン、阿部浩之、大島僚太がケガ明けじゃなかったら?
奈良竜樹がレッドカードで退場してなかったら?
とかたらればは言いやすいですよね。
まぁ、誰が出ても出てるメンバーがベストメンバーだとは思っていますが、
何かを捨てるっていうのは大事なのかもしれません。
思い切って捨てられる
(それは試合でも、監督でも、選手でも)
覚悟のようなもの足りないんだろうなと。
これはチームの幹部も、サポーターも、
川崎フロンターレにかかわっている人すべてに足りないもので、
そういう意味で、『メンタル』が足りないとは思います。
それは勝ったことがあるという、経験値。
全部はやらないという、覚悟。
切り捨てでも勝つという、信念。
そういうものが足りないと思っています。
これは石井監督を切った鹿島アントラーズの、
鹿島イズムっていうのが当てはまると思うし、
○○を捨ててでも!
っていうサッカーは川崎フロンターレの今のチームでは、
難しいのが現状です。
それでも川崎フロンターレのサッカーで優勝するなら
そして…川崎フロンターレのサッカーで、
優勝を目指すのであれば、
カップ戦は狙いにくいと思っています。
去年の天皇杯で決勝まで進んだのは、
浦和レッズとのPK戦で勝てたから、
相手のGKが西川じゃなかったからっていうのが一番大きいと思っているし、
ルヴァンカップで勝ち進めているのは、
1発勝負ではなかったからでしょう。
カップ戦で1マッチであれば、
今回のセレッソ大阪のように、
何かを捨てる覚悟で守る!
ぐらいの守備力(守備の約束事の徹底)が必要ですが、
これは川崎フロンターレのサッカーとは異なるものですし、
これを推し進めるには今の監督、
メンバーでは足りないと思っています。
そう考えると、
川崎フロンターレのサッカーで勝つには、
圧倒的にリーグ戦で勝つ、しかないと思うんですよね。
4節ぐらい残して優勝するぐらいのもつれこまない優勝しか、
今のサッカーを継続して優勝するのは難しいのかなと。
ということを考え始めてぐるぐるしています・・・
読んでくれてありがとうございました。
反論はあると思いますが、
個人の意見ですので…ご容赦ください。