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アルビレックス新潟に0-1完敗。川崎フロンターレに足りないのは戦力ではなく、伊藤涼太郎のような自信だろうな…。

アルビレックス新潟のやりたいサッカーは完璧に90分間遂行しきりましたね。

それに対し、川崎フロンターレのやりたいサッカーは王様・大島僚太の負傷交代まではできていて、今日は違うぞ!っていう雰囲気があったんですが…大島僚太の負傷交代からはがらりと変わってしまいました。

また、前半終了時点まではわからなかったんですが、山村和也も負傷交代と今後のJ1リーグを進めていくうえで、かなり厳しい台所事情になってしまいましたね…。失ったものは勝ち点3以上に大きい気がする…。

最終ラインのけが人がノボリ、ジェジ、車屋、山村と4人目になりましたが…大島僚太は再度怪我してしまいましたし、前の選手も小林悠、ダミアンがいない状況。谷口の移籍による穴というより、怪我の選手の穴が大きいよなぁ…。

ただ、セレッソ大阪戦が終わればいったん中断期間ありますからね。そこはプラス。

アルビレックス新潟vs川崎フロンターレ 0-1の敗戦

実況の桑原さんが「この昇格組の力は本物です!」って言ったのは熱かったな…。

アルビレックス新潟の伊藤涼太郎が試合後のフラッシュインタビューで

素直に嬉しいです。最高の雰囲気の中で勝ててホッとしています。渡邊選手からボールが出てきた時、絶対に自分が振り抜こうと決めていました。ホームのサポーターが作ってくれた素晴らしい雰囲気の中、自分のゴールで勝つことをイメージしていました。それができて良かったです。

って言っていたのを見て…川崎フロンターレの選手がどれだけこういうメンタルで臨めていたのか(特にFW陣)ですよね…。もちろん大島僚太、山村和也のアクシデントはありつつ…公式戦3試合連続で勝ちがありません。

鬼木さんは技術力は当然のものとしつつ、サッカーはメンタルと言い続けていますからね…。そういう意味で、選手がどんどん怪我してしまう状況の中でどれだけの選手が相手を圧倒するというメンタルで試合に臨めたのか、というところは疑問符がついてしまいますよね…。

鬼木さんが試合後の総括で

どれだけの人間が走りきったのか。戦ったのか。前へのエネルギーを持てたのか。

自分たちのアグレッシブさを見せられずに終わったゲーム。

と言っていたように、やりきることができなかったですよね…。

相手を崩すまで打たないというシュートの少なさや、中を固められてしまった時の対処方法、パスをつないでつないでつないで結局打たない…というのが本当にヤキモキするし、そういうところで川崎フロンターレサポーター同士の場外乱闘(SNS上で)が起きてしまっているのも残念。

もちろん外野が思っていることは選手が思っていないわけがないわけで…佐々木旭も

ボールを大事にし、タイミングをうかがいながらやっていると感じた。持ったら仕掛ける、シュートを打つ、という怖いプレーを出せれば良かった。

自分たちのサッカーうんぬんより、走ったり戦ったりを全員、1回見つめ直してやっていく必要がある。

と言っていたように、怖いプレーをいかに見せられるかですよね。ここはどんどん良くなっていくはずと信じたい。

ポジティブに見る要素としてはアルビレックス新潟以外の全J1クラブが1敗以上しているという状況もあり、混戦の様相を呈していること、次節のセレッソ大阪戦以降は中断期間があり、けが人が帰ってくる可能性があり…まだまだいけると思っていますけどね。

結局、どちらがより勝ちたいかの差が出てる

今年のJ1リーグは本当に大混戦です。

2023年J1リーグ無敗のクラブは川崎フロンターレに1-0で勝利したアルビレックス新潟1チームのみとなりました。

DAZNでの観戦でしたが、画面上からも伝わってくる熱意・熱量が違った。

単純にサッカーのプレーだけとってみてもそうですが、サポーターも含めてクラブ全部が久しぶりのJ1で結果を出すためにやれることを全部やっていた印象で…こういうひたむきな選手・クラブ・サポーターに勝利の女神は微笑みますよね…。

川崎フロンターレは今年チャレンジャーなので…アルビレックス新潟の選手たちみたいにひたむきに、がむしゃらに勝利を目指してサッカーをしないといけないと思います。

ひいき目もあるのかもしれませんが…単純にサッカーのプレーの質、上手さだけでいえば、勝てていない現在もJ1リーグではトップクラスだと思います。川崎フロンターレより上手いチームはJ1~J3のどこをみてもないといっても過言ではないかと思います。

それでも川崎フロンターレに勝てるクラブはあるんですよね。上手い方が勝つのがサッカーじゃなくて、ゴールを多く決めたクラブが勝つのがサッカーなので…どれだけ泥臭くてもいいからゴールを1点でも多く取って、守り切れば勝つんですよね。当たり前のことだけど。

DAZNで見ている限り今の川崎フロンターレはどうやって相手のDFをきれいに崩すか、を考えているように見えても、勝ち点3をどうしても取りたいと思っているように見えてこないのが悔しい。川崎フロンターレは上手いけど、怖くないとか、弱いとかいう相手クラブのサポーター(ときには川崎フロンターレのサポーターの中にも(もちろんアンチ川崎サポーター))に言われるのは本当に悔しい。

とはいえ、サポーターとしては信じて応援するしかないのも現状なので…次のセレッソ大阪戦にしっかりと準備をしてもらって勝ち点3を目指してもらいましょう。

まだ今シーズン始まったばかり。最初に書いたけど、今シーズン無敗なのはアルビレックス新潟だけ。4試合終わって3勝1敗が2クラブ、2勝2分が1クラブ。ということは1勝1分2敗の川崎フロンターレはあきらめるには早すぎる。

1週間しっかりと準備してもらって楽しいサッカーを見せてくれることを期待しています。