流通経済大が関東大学リーグ2部降格。名将、中野雄二監督退任へ。OB山村和也、守田英正が観戦する中…順天堂大に敗戦。

流通経済柏GK

これは…ショッキングですね。とはいえ、今シーズンずっと勝てていなかったし、序盤の8連敗が厳しかったですね…。

流通経済大学12チーム中12位で降格確定。

2000年に関東大学リーグ2部に参戦し、その年は最下位降格するも、2002年は2部4位、2003年2部優勝。

2004年からはずっと1部でしたからね…。

1部優勝3回、準優勝1回、3位1回。超名門チーム。ほかにも、夏の総理大臣杯でも3度優勝。全日本大学選手権(インカレ)も2度制覇。まごうことなき、国内屈指の名門大学です。

今年は、第2節から泥沼の8連敗。やっと上向いてきたかな…って思った第16節からの4連勝も、第20節の立正大戦で0-1で敗戦したのが痛かった。12チーム中12位。勝ち点17、21試合5勝2分14敗20得点35失点と厳しいリーグ戦となってしまいました…。

第93回関東大学サッカーリーグ戦、順天堂大学に0-1で敗戦。1節を残し、2003年以来の2部降格が決定。

ちなみに順天堂大学が得た得点は、来年川崎フロンターレに内定している旗手怜央が決めた右足のミドル。

流通経済大のOB、川崎フロンターレ所属の山村和也と守田英正が見守る中で、川崎内定の旗手がゴールを決めて降格が決まるというね…

初昇格の2004年から16シーズンを1部で過ごし、3度のリーグ制覇は素晴らしいですよね。また、Jリーガーを90人近く育て上げたのも素晴らしい。


10番のエース、山口大輝も

「悔しいです。流経の伝統を崩してしまって、先輩方に申し訳ないです」

と肩を落としていましたが…山口はチーム20得点中9得点を決めているので、彼のせいではないよな…。

名将・中野雄二監督退任へ

中野監督が指導したJリーガーは約90人。

川崎フロンターレに関係している人だと…守田英正(2017卒)、山村和也(2011卒)、ジェフ千葉の船山貴之(09卒)、京都の金久保順(09卒)とかですかねー。名選手たちばっかり。

ほかにも、江坂任、ジャーメイン良、林彰洋、武藤雄樹、小池裕太…どこかのポジションに強い、っていうわけではなくバランスよく輩出しているのがすごい。

個人的には、今一番好きなGKオビパウエルオビンナ(来季横浜Fマリノス内定)もいますからね…。それでも勝てなかった…。

中野監督は

「新しい流経を作り直すタイミング。死ぬまで監督をしていきたいが、指揮権を若手の若いコーチ陣に渡す。私はGM的な感じで全体的なマネジメントをする」

と話し、指導者としての退任を報道陣に話していました。

今季の途中からテクニカルエリアには出てこず、降格がきまった順天堂大戦も終始ベンチに座り続けていました。

「もう中野としての監督の仕事は、自分で言うのも変ですけど結果も出してきたし、僕がテクニカルエリアに一度も出なかったのは、いつか現場を若手のコーチ陣に代えていかないと、と考えれば。サイクルとしては現場は入れ替えていくべきだと考えがあるので、ちょうどそういう気持ちで今シーズンは一歩引いたところで、黙って見ようという思いになった」

とその時は見据えていたんですよね。

「しょうがないですね。そういうシーズンだったなと思うしかない」

「Jリーグもそうなんでしょうけど、ちょっとした歯車が合わないので、負けだしたときに思った以上に負けが多くなったかなと。負の連鎖が長すぎた」

「皆さんが思うほど深刻ではなくて。ちょっとほっとしています」

と語り…

「ずっと大学サッカーの中で新しい取り組みをして突っ走ってきたから、流経は勝たなければいけないんだとか、色んなことをリードしていかないといけないんだとか、そういう責務は感じているんですけど、そういう神経状態でこの先ずっと生きていくとしたらかなり大変かなって。なんかもうさっぱりしてよかったかなという気もしなくはないです」

というなど、王者としての苦しさを語っていました。

「5年先、10年先を見据えたら、いいタイミングだから。新しい流経のサッカー部をつくるきっかけだと思う。マネージメント全体はやりますけど、現場に関して言えば、若い人たちの発想でいいんじゃないかな」

これから新しい流通経済大学を作る…歴史の中で苦しい時期にあるのは間違いありません。2部リーグでの活躍、昇格争いを期待しています!長い間お疲れ様でした!!