寺田周平と大関、松長根が行く福島ユナイテッドとはどんなクラブか気になったので調べてみました。
関塚隆さんがテクニカルダイレクターやってるのは知っていたんですが…どちらかといえばいわきFC好きなので福島ユナイテッドについてはそこまで知らないんですよねｗ
ということでいろんな情報を調べてみたので…まとめていきます！
川崎フロンターレで鬼木監督がコロナの際にチームを率いた寺田周平コーチはその試合４－０でガンバ大阪に大勝していますからね。本当に楽しみ。
川崎フロンターレ寺田周平コーチ初采配で４－０勝利！鬼木達監督がいない試合でガンバ大阪を粉砕できたのは大きい！！
この記事の目次はこちら
どのクラブもパンツばっかり売ってるな…
福島ユナイテッドFCは福島県をホームタウンとするJ3リーグのサッカークラブ。
2004年にエフエム福島のアナウンサー横田篤が福島からJリーグを目指す団体として「福島夢集団」を創設。最初はエフエムのアナウンサーが作ったクラブなんですね…。
運営クラブが変わりながら所属リーグをあげていき、2008年には現在の名称に変更され、2009年には天皇杯でセレッソ大阪に勝利するなど順調に強くなっていきましたが。2010年に資金ショートの可能性があり、2011年2月に福島県財界の支援でなんとか盛り返そうとしたところに3月の東日本大震災がありました。
選手が不安から退団したり、福島県内での試合が禁止されたりする中で東北リーグ1部を初優勝するなど素晴らしい躍進を遂げると、2012年には東北リーグ1部で連覇、全国社会人サッカー選手権で準優勝。全国地域サッカーリーグ決勝大会も準優勝。JFL昇格を決めます。
2013年ははじめてのJFLで18クラブ中14位と低迷しましたが、2014年から創設されたJ3のオリジナル12に入りＪリーグ加入を決めました。
2014年にJ3リーグに参入以降の順位はこちら
- 2014年…7位
- 2015年…7位
- 2016年…14位
- 2017年…10位
- 2018年…12位
- 2019年…11位
- 2020年…13位
- 2021年…5位
- 2022年…11位
- 2023年…15位
クラブ数の変動はありつつ、2021年の5位が最高であとは参入初年度、2年目の7位を除くとすべて2桁順位。2023年でいうと38試合で37得点42失点と結果だけ見ると得点力は少ないものの守備力はそこそこある…感じですね。
福島ユナイテッドを語るうえで欠かせないのはサステナブルと農業部。
2023年には、持続可能な開発目標の実現に取り組むプロジェクトとして、2023年春に「サステナブル福島」を発足させ「2023ふくしまSDGsユニフォーム」として限定ユニフォームを製作（例年は限定ユニは桃ユニや、米ユニを作っていました）。
さらにサッカークラブとしては珍しく、農業部を有しています。2023年でなんと10年目！スポーツ×農業×ＳＤＧｓによるより良い暮らしづくり、繋がりづくりなど、地域課題の解決に向けた取り組みを行っています。
農業部では、福島県の特産物である桃、リンゴ、ブドウの栽培を行っています。農業部での活動を通じて、地域の農業振興に貢献しており、選手が農業部○○課の課長として就任しているのも特徴的。
2023年でいうと…部長と課長は以下の選手。
福島ユナイテッドFC農業部 部長 樋口寛規 選手
ル・レクチェ課 課長 山本 海人 選手
りんご課 課長 大武 峻 選手
もも課 課長 雪江 悠人 選手
アスパラガス課 課長 大杉 啓 選手
ぶどう課 課長 延 祐太 選手
米課 課長 上川 琢 選手
大関、松長根もどこかの課に配属されるのでしょうか？川崎フロンターレでは陸前高田市と提携してお米は作っていましたが、いろんな果物を作るとなると神奈川県生まれの二人には初めての経験になると思いますが…地域密着の理念は川崎フロンターレ時代にアカデミーのころから沁みついてるはずなので、こういうのに非協力的な性格ではないはず。
2023年のフォーメーションは23試合で3-4-2-1、13試合で3-1-4-2、2試合で3-4-1-2で試合を行ってます。ただ川崎フロンターレは3バックで試合してることほとんどないはずなので…寺田周平監督就任で4バックにチャレンジするのかは注目ですね。4バックになると2020年は半分ぐらい4バックで試合していましたが芳しい成績を上げていない印象ですね。
2023/12/30現在のメンバーはというと…
【契約更新】
GK 山本海人（37試合）
DF 柴田徹（23試合2得点）
DF 鈴直樹（37試合）
DF 堂鼻起暉（23試合）
DF 野末学（16試合）
DF 宝納拓斗（出場なし）
MF 粟野健翔（3試合）
MF 上畑佑平士（35試合4得点）
MF 大森博（17試合1得点）
MF 宮崎智彦（30試合1得点）
MF 向井颯（4試合）
MF 森晃太（32試合3得点）
MF 吉永大志（33試合）
FW 塩浜遼（37試合5得点）
FW 城定幹大（14試合）
FW 長野星輝 （36試合3得点）
FW 樋口寛規（27試合5得点）
【新加入】
GK 中川真（法政大学）
GK 吉丸絢梓（ギラヴァンツ北九州）
DF 松長根悠仁（2試合・川崎フロンターレ）
MF 秋山陽介（17試合・ベガルタ仙台）
MF 大関友翔（川崎フロンターレ）
FW 清水一雅（びわこ成蹊スポーツ大学）
FW 矢島輝一（6試合・大宮アルディージャ）
【復帰】
GK 安西駿
主な退団選手情報としては…2023年トップスコアラーのFW雪江悠人（27試合7得点）が契約満了後ヴァンラーレ八戸へ、ゲームキャプテンだったDF大武峻（37試合1得点）も契約満了（現在まだ移籍先決まらず）、左サイドのレギュラー田中康介（37試合）はAC長野パルセイロへ完全移籍。ベテラン古林将太（28試合2得点）は現役引退とレギュラークラスのマイナスはありそうですね。
福島ユナイテッドFCは2024年、川崎フロンターレのコーチ寺田周平氏を監督として招聘しました。前監督の依田光正さんが清水エスパルスのコーチに就任。
テクニカルダイレクターとして関塚隆さんがいて、寺田周平が監督…となると川崎フロンターレサポーターとしては応援したくなるクラブですよね。
選手・コーチを含めて川崎フロンターレ一筋25年の寺田周平ですが、2008年にJリーグ発足後では最年長記録となる32歳で日本代表デビューを果たすなど、川崎山脈の一角として活躍。
引退したあとはトップチーム、アカデミーで指導経験を積み、2020年以降は再度トップチームのコーチとして、鬼木監督の下でJ1連覇など数々のタイトル獲得に貢献してきました。
寺田周平新監督は、福島ユナイテッドFCの公式で
来シーズンより福島ユナイテッドFCの監督を務めることになりました 寺田 周平です。
監督のオファーを受けたときに、福島ユナイテッドFCの目指すサッカースタイルをお伺いしたところ、自分のイメージと合致したことを喜びました。よって、このありがたいオファーをお受けすることにいたしました。
選手たちが楽しくプレーしながら躍動することで、多くの人を魅了するサッカーを展開したいと考えております。また、勝利にこだわる姿をお見せし、福島のみなさまに活力を与えられるよう、選手、スタッフ一丸となってがんばります。2024シーズン、共に戦いましょう!
川崎フロンターレのクラブを通じて
川崎フロンターレに関わるすべての皆様へ。
来シーズン福島ユナイテッドFCの監督に就任することになりました。1999年の加入から25シーズンをフロンターレで過ごしてきました。今回、フロンターレを離れ監督というチャレンジに踏み出せたのも、25年間フロンターレで多くの経験をさせてもらい、成長させて頂いたからだと思います。選手、アカデミーコーチ、そしてトップチームコーチとして、ここではとても書ききれないくらいのたくさんの思い出があります。関わってくださったすべての皆様に本当に感謝の気持ちで一杯です。福島ユナイテッドFCの監督としてフロンターレと対戦できる日を楽しみにしております。25年間ありがとうございました。
とコメントしています。
また、12/18には元川崎フロンターレの守護神として活躍した相澤貴志がGKコーチ就任。関塚隆色が凄いですね。
- 2018年～2019年8月 アルビレックス新潟 U-12コーチ
- 2019年9月～2020年 アルビレックス新潟 U-15GKコーチ
- 2021年～2023年 セレッソ大阪 アカデミーGKコーチ
といろいろなクラブで指導してきた41歳の相澤めちゃくちゃ期待しています。
来シーズンより福島ユナイテッドFCのGKコーチを務めることになりました 相澤 貴志です。
寺田監督の目指す、選手が躍動するサッカーをピッチで表現できるように精一杯取り組んでいきます。
そして、ファン、サポーターのみなさまと勝利の喜びを分かち合いたいと思います。
2024シーズン、ともに戦いましょう！
寺田周平監督のが就任したＪ３福島ユナイテッドＦＣは、川崎フロンターレから期待の若手を2人とってきましたね。
ＭＦ大関友翔、ＤＦ松長根悠仁と2人の若手有望株を育成型期限付き移籍で獲得。
川崎フロンターレはACLもあり試合数は多いものの、若手が出場する機会はなかなかないですからね…。
福島ユナイテッドの皆さん、大関と松長根をよろしくお願いいたします。
大関は空間認識能力の高い素晴らしいパサーのイメージ。身長１７８センチ、体重６０キロ。Ｕ１７～１８の日本代表。
松長根くんはどこでもできる万能型DF。19歳とは思えない落ち着きが凄い選手。身長１７９センチ、体重７５キロ。Ｕ１８日本代表。J1リーグ戦にも2試合出場しています。
移籍期間はいずれも２０２５年１月３１日まで。
たくさん試合に絡んで成長して帰ってきてほしい！
以上、福島ユナイテッドFCについてをまとめたブログでした！
寺田周平監督、福島ユナイテッドをめちゃくちゃ強くしていつか等々力に帰ってきてほしい！大関、松長根は試合をたくさん経験して、来年以降川崎フロンターレで活躍してもらいたいですね！
今年は福島の試合は見たいなぁ…。北九州での試合を見に行く予定ですが面白かったら何試合か見たいなぁ…。ただDAZNが今年から放送ないからそれがどこで見れるかは早めに決まってほしいですね…。
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