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川崎フロンターレ田邉秀斗がジェフ千葉に育成型期限付き移籍。育成型期限付き移籍とレンタルの違いは?

川崎フロンターレからDF田邉秀斗(20)がジェフユナイテッド千葉に育成型期限付き移籍することが決定。

ジェジエウ、ノボリが復活したとなるとなかなか試合に出れなくなるのか…。DFやれる選手が最近まで足りなかったけど、ジェジエウ、ノボリの復帰で選手足りている状態だから、田邉秀斗に白羽の矢が立つのはわからなくはないね。

静岡学園高出身の田邉秀斗ですが、在籍2年目の今季、天皇杯で1試合、AFCチャンピオンズリーグで1試合に出場。

リーグ戦はまだ出てないから、J2リーグ出場したらそこがJリーグ初出場になるのか…。

川崎フロンターレ田邉秀斗がジェフ千葉に育成型期限付き移籍。

CBもSBも出来るし、将来期待されている選手の一人。ノボリ、山根のバックアップとしても、谷口彰悟、車屋のバックアップとしても来年、再来年以降、両方ともカバー出来る選手だと思って期待している選手の一人。

ですが、リーグ戦でしか経験できないものがあるはずで…その経験が積めていない現状は本人にとってもプラスではないからね。

そう考えると、ここで外に出るのはいいと思います。プレーは堂々としている選手なので、試合勘をしっかりとキープしながら来年以降、SBやCBのポジションで等々力でプレーする田邉を楽しみにしています!!

ちなみに期限付き移籍期間は、2022年7月19日~2023年1月31日。

田邉のコメントはこちら。

このたびジェフユナイテッド千葉に期限付き移籍することになりました。川崎で学んだことを生かして、出場機会を増やせるように頑張ります。そして千葉で経験を積んで、帰ってきた時に川崎の力になれるように頑張るので、応援よろしくお願いします

そもそも育成型期限付き移籍って?

育成型期限付きと、通常の期限付きの違いって皆さん知っています?若手に使われるのが育成型…という印象はあると思いますが、田邉の移籍で改めてまとめておきます。

育成型期限付き移籍とは、若手の出場機会を設けるために下部リーグで出場機会を増やし修業を積ませるための移籍制度。

Jサテライトリーグが2009年に廃止されたことで、出場機会が少なくなることを危惧したJFAが設定したもので…

  1. 18-23歳以下の日本国籍を有する選手の期限付き移籍
  2. 期限付き移籍契約の途中解約に関して、移籍元チーム、移籍先チーム、当該選手の三者が予め合意
  3. 移籍元チームのリーグより下位のリーグのチームへの期限付き移籍

若手の日本人選手にのみに許された制度で、途中解約出来て、所属元より下位リーグにしか移籍できないのが育成型期限付き移籍なんですね。

通常のレンタル(期限付き移籍)は当然ですが、年齢制限がなく、チーム事情で途中で解約できず、同一のカテゴリーに移籍可能となっているのでその点はかなり違いますよね。

同一リーグへのレンタルはなぜ禁止なのかというと、途中解約OKが効いているんですよねー。

例えば最後の最後で残留や優勝、ACL圏内入りがかかった対象チーム同士でレンタルしている選手がスタメンを張っている場合、その選手を取り上げた場合、レンタルを受けてるチームが不利になることもあるので、それを避けるために禁止されています。

通常のレンタルだと途中解約できないのでそこに不公平感はないんですが、育成型は途中で解約OKなので、そこがポイントになるんですよね。

育成型期限付き移籍は登録ウインドーの期間以外に移籍OK

これも大きいんですが、育成型期限付き移籍は登録ウインドーの期間を超えても移籍できるんですよね。

本当に選手が足りなくなった場合に移籍を依頼できるのは大きいですよね。

通常のウインドーは年2回あるんですが、これはFIFAによって義務付けられていてそれを超える移籍はできません。新戦力を獲得できる期間を決めているんですよね。ですが、育成型期限付き移籍は若手の育成が目的ですので、登録ウインドーが締まってようが関係なく移籍可能で、逆に選手を戻すのも登録ウインドー関係なくできます。

これはもちろん、双方のチーム、選手の合意が必要ですが…選手からしたら試合に出れる可能性があるし、いろいろなチームで経験を積むのはその選手の今後を考えた時に大きなプラスになるし、移籍元のチームはレンタルに出してからの給料は移籍先が支払うことになるので、費用を削減できるし、そのうえでなかなか試合に出すことのできない若手選手に実戦経験を積ませることができるというメリットがあり、移籍先チームは足りないポジションの選手を上位カテゴリーから獲得できるというメリットがあります。

田邉秀斗にとっても、ジェフ千葉にとってもプラスの移籍

今回の移籍でいえば、鬼木達監督が求める基準値だったり、川崎フロンターレのサッカーを知り尽くしている新井章太がいるジェフ千葉に移籍するっていうのは田邉にとって大きくプラス。DF陣も新井一耀、鈴木大輔、チャンミンギュ、秋山陽介、福満隆貴…と経験値のある選手が多く、監督は尹晶煥ということで学べること間違いなく多い。

ジェフ千葉の若手はかなりレベル高くて…試合に出ている選手も多いんだけど、田邉は西久保駿介の1歳上、佐々木翔悟の2歳下。この二人にとっても刺激は大きいから双方にとってプラスの移籍になるはず。

これからの半年のジェフでの経験があったから来年以降、川崎フロンターレでスタメンを取ることができた…となるような移籍期間にしてもらいたいです!!