川崎フロンターレは本当に強いですね…。
勝っても勝っても反省点ばかり口にするヒーローインタビューにも段々慣れてきました。
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川崎フロンターレ3-1横浜FCと快勝も…
家長昭博がPKで先制、田中碧が素晴らしいシュートコントロールで追加点、山根から三笘の完璧クロスで3得点も…川崎フロンターレはどちらかといえばクロスに弱いというデータがある通り、高くてゆったりしたクロスをあげられ続けるという【戦術クレーべ】を繰り返しやられて1失点。
クレーべのヘディングですでにゴールラインを割っていましたが、その後、ゴールが入ったかどうかわからない状態で、ノボリを含めたDF陣の足が止まって、ゴールに叩き込まれたのは反省点ですよね。
前半のサッカーも後半のサッカーも完璧とはいいがたいですし、流れの中の得点は山根視来のクロスから三笘薫が決めた1点のみ。
それ以外は三笘薫のロケットのような飛び出しでゲットしたPKを家長昭博が決めたのと、ダミアンや三笘薫がつぶれたところ、クリアされそうになったボールに田中碧がうまくつめて、切り返してコントロールして決めたものだけですからね。
ただ厳しい試合展開の中でも決めるべきところをしっかりと決めてノルマを達成することで、3-1で終われたのは大きいですし、サポーターとしては喜ぶだけなんですけどね…。
選手がめちゃくちゃ反省してくれてるので、そんなに反省しなくてもいいんじゃないの…って思っちゃいますよねw
複数シーズンで23試合連続無敗!単一シーズンの記録まであと1つ!
川崎フロンターレはこれで、2021年に開幕から18戦無敗(15勝3分)。
2020年から続く連続無敗記録は23に伸ばしました。またもや自分たちでJ1記録をどんどん更新し続けています。
単一シーズンの記録は2015年の浦和レッズが持っている19(13勝6敗)。
川崎フロンターレは次節の湘南ベルマーレ戦にタイ記録、そのあとの鹿島アントラーズ戦でJ1リーグ新記録に挑みます。
開幕19試合も無敗あったらほとんど優勝じゃん!って思うけど、2015年の浦和レッズは最終順位3位でしたからね(年間勝ち点は2位)。
まだ安心すべきではないし、J1に簡単な試合なんてないから、勝ち点3を取る、1戦必勝というのを続けていく…という姿勢を繰り返している川崎フロンターレの選手たち、鬼木達監督は凄いなと、改めて思います。
鬼木達監督の姿勢こそ「勝って兜の緒を締めよ」の体現だよな…。
川崎フロンターレがだんだんと崩れていく…みたいなことは想像もできないけど、2015年の浦和レッズを応援していたサポーターたちもそう思っていなかったはず。
2ndシーズンに崩れちゃいましたし、当時は2シーズン制だったこともあるし、34試合中19試合無敗でも年間勝ち点1位になれなかった前例があるわけで…そうならないように1試合ずつ勝ち点3を取りたいですね。
そして、鬼木達監督も99勝目。次の湘南ベルマーレ戦勝てば100勝!史上最速100到達監督になりそうですね。
勝っても反省を繰り返すチームは強い
このゴール決めて反省するってすごいよな…。
終盤はミスばかり…って言えちゃう田中碧はすごいですよね。
今季はまだゴールが取れていなかったので、少し焦りはありましたけど、今回は決められたので、また決めていきたいと思います。
終盤に関してはほとんどミスしかしてないので、そこはしっかり反省しながら、もっともっと上を目指してやれればいいかなと思います。
ほかのチームならチャレンジしていて素晴らしい、ってなることも川崎フロンターレだとあれがミスとなります。すごいことです。
先制点も田中のパス鋭いタテパスからでしたからね。その速いパスを家長昭博がダイレクトで三笘薫に出し、走り込んだ三笘薫を横浜FCのDFが思わず倒してPKをゲット。
田中碧と三笘薫、旗手怜央の3人は、5月31日からU24日本代表の活動に合流します。
鹿島アントラーズ戦まではいてくれるけど、アウェイでの横浜FC戦と天皇杯は彼らがいない状況。
試合に絡めていない選手たちが奮起する番ですよね。
山根視来、谷口彰悟、田中碧、三笘薫、旗手怜央がいないというのは簡単ではないけど、それで勝ち点3を落とした時に彼らがいないと勝てないのか…って言われるのはほかの選手たちも、代表に行った選手たちも悔しいはず。
ただ、勝っても勝っても、よくなかった点を見つけて反省と修正を繰り返していくチームだから心配はしていませんけどね。
川崎フロンターレは全員で強いから!本当に楽しみです。
横浜FC早川知伸監督は「結果以上に実力差」
早川知伸監督は試合を振り返り
後半になり、システム変更で前に行く姿勢が出せたことはポジティブ。継続してやっていきたい。
と前半苦しんだ部分をうまく修正できたことを評価していましたね。
もちろん3-0という得点差もあったからでしょうけど、後半はやっぱり戦いにくくなっていきますよね。
これはどのチーム相手でもそうだけど、最下位に沈んでいる横浜FCであってもやっぱりJ1のチームなんだよなーとあらためて思います。
油断したらやられる、っていうのがクレーべの得点でわかりましたよね。
早川知伸監督は
やはりアタッキングサードでの仕掛け、崩し、関係性というところが磨かれている。
正直スピード感についていけなかった。
課題というか、力の差を感じた。
と振り返っていました。
ただ、リベンジマッチは近いですからね。
アビスパ福岡、ガンバ大阪と対戦したら、すぐにまた川崎フロンターレと再戦。
間の2試合でしっかりと勝ち点を稼ぎ、川崎フロンターレと再戦したいでしょうね。
日本は本当にGK王国になってきましたよねー。
横浜FCの大きな光はGK市川暉記でしょうね。シュートストップの反応めちゃくちゃよかったな…。
ゴール3つは全部ノーチャンスでしたからね。
2失点目はレアンドロダミアンのプレスからボールロストしましたが、それはもうどんなGKでもきついですもんね…。
まだ22歳の星槎国際高等学校学習センター出身の市川暉記はいいGKでした!
南と六反を差し置いて出てるだけありました。このまま育ってくれれば、横浜FCの未来は明るい!
もちろんJ1残留をしっかりと果たすのが急務だとは思うのですが…。
J2に降格したら市川一人だけJ1残留という可能性もなくはないので…。
ベテランに川島永嗣、西川、東口、権田がいて、若手に鹿島の沖、湘南の谷、広島の大迫、FC東京の波多野豪、浦和のザイオン、横浜FMのオビパウエルオビンナ、そして横浜FCの市川…
ここに川崎の早坂も入ってA代表あと10年以上安泰じゃないかな?
海外にも小久保ブライアン、山口瑠伊とかもいますもね。フットブレインで以前GK強化について語っていましたけど、本当に育ちましたよねー。
ここまで育つとは!っていう感じがしますが…川島永嗣のようにガンガン海外に出ていってもらってGK王国を作っていってもらいましょう!