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J1川崎フロンターレ、J2Vファーレン長崎、J3ブラウブリッツ秋田と首位が無敗で迎える8月のJリーグ。

CLEAR

J1~J3の首位チームが無敗で進むのは面白いですよね。

川崎フロンターレは7勝1分で得失点差+15

V・ファーレン長崎は7勝2分で得失点差+8

ブラウブリッツ秋田は8勝で得失点差+15

とそれぞれ各リーグで頭1つ抜け出た印象。

 

それぞれ試合展開もうまいし、点を取れる選手がいるし、守備が硬い…。

何よりサッカーが面白いので見ていてとても楽しいですよね…。

川崎フロンターレはどこまで無敗記録を伸ばせるか?

J1リーグの開幕からの無敗記録はというと…2015年の浦和が19試合と圧倒的な記録を持っています。

1stステージを無敗で制したものの、チャンピオンシップでは敗れて年間優勝を逃しています。

 

さらに言えば、2019年のFC東京は開幕12戦無敗でしたが、最後に失速。

優勝を逃しました。

 

そうなんです…連勝記録、無敗記録=優勝とならないのがJ1リーグの特徴だったりします…。

川崎フロンターレのサポーターブログなので調子に乗りたいところではありますが、最初にスタートダッシュを決めていても、最後の最後に優勝をほかのチームに奪われる…みたいな光景は、いろんなチームが経験していますよね。

川崎フロンターレは2017年、2018年と両方とも逆転での優勝ですから、いかに終盤勝ち切れるかのほうが優先順位高いかわかる結果となります。

開幕数試合で首位に立ち、ずっと1位で逃げ切ったチームってあるのかな?記憶だとないんですが…どこかありますか?

J1リーグは開幕ダッシュ=優勝ではない

ここ数年の優勝チーム(年間勝ち点1位)の開幕5戦までの勝敗をまとめてみると…

  • 2005年:G大阪 ●△○△△
  • 2006年:浦和 △○○○○
  • 2007年:鹿島 ●●△△△
  • 2008年:鹿島 ○○○○○
  • 2009年:鹿島 ○●○○○
  • 2010年:名古屋 ○●○○○
  • 2011年:柏 ○○○●○
  • 2012年:広島 ○●○○○
  • 2013年:広島 ●○△○●
  • 2014年:G大阪 ●○△△●
  • 2015年:広島 ○○△●●
  • 2016年:浦和 ○●○○○
  • 2017年:川崎F ○△○●○
  • 2018年:川崎F ○△○○●
  • 2019年:横浜M ○○△●△

5連勝しているのは2008年の鹿島アントラーズのみ。

その鹿島も6試合目に浦和レッズに敗戦して首位陥落。シーズン通して5位以下にはならないで上位で安定しつつ…第27節に首位に立つとそのまま優勝していますが…ずっと1位ではありませんでした。

今年の川崎に似ている開幕からの成績でいえば、2006年の浦和レッズですかね。

△〇〇〇〇と5試合目までは全く同じ。

初戦引分け4連勝のあと引分けを挟み…第8節終了時には6勝2分で1位となりますが、第9節で清水エスパルスに敗戦。

その後は3節以降3位以内をキープしつつ、第25節で首位に立つとそのまま優勝。

 

と…2005年から見た結果、開幕からずっと強いまま優勝したチームはほとんどないことがわかります。

かなり前…Vゴールとかあった時代の2001年のジュビロ磐田は開幕8連勝して、9戦目に敗戦するも…最終的に26勝1分3敗のものすごい成績で優勝していますが…今とレギュレーション違っているので参考にはならないかなと。

 

やっぱりJ1リーグは逆転で優勝が決まるリーグなんですよね…。

ちなみに清水エスパルスが相手チームの連勝、無敗記録を止めることが多いというデータもあったりします。

2001年のジュビロ磐田を8連勝で止め、2004年にジュビロ磐田を6連勝で止め、2006年には浦和レッズにシーズン初黒星をつけると、2011年、2012年にベガルタ仙台の負けなし記録を止める…というオレンジの壁っぷりを見せています。

J2、J3は開幕連勝=優勝・昇格のイメージ

J2の最多負けなし記録はJリーグ記録の2012年の24試合(ヴァンフォーレ甲府)ですし、2014年は湘南ベルマーレが開幕14連勝というJリーグ記録を樹立。

両チームともJ1リーグに昇格しています。

ちなみに開幕連勝が昇格につながるデータとしては、J2の1999~2018年で開幕3連勝を達成したのは延べ24チームあり、優勝したのは7チーム、J1昇格を成し遂げたのは14チーム

昇格確率は58.3%となり、J2リーグは開幕ダッシュ=昇格といっても過言ではないといえそうです。

 

湘南ベルマーレとセレッソ大阪は過去3度、開幕3連勝していますがすべて昇格しているというのも面白いデータ。

 

ただ、どんどんチーム数が増えてきているのでJ2での開幕ダッシュをしても昇格につながらない…っていうチームも増えてきているのが現状ですけどね。

2018年のレノファ山口や、ファジアーノ岡山は開幕3連勝しているものの、結局中位でフィニッシュと、スタートダッシュが必ずしも優勝・昇格につながるわけではなく、1年間長いシーズンを戦い抜く体力が必要なことを示しています。

そして、J3では、現在ブラウブリッツ秋田がJ3リーグの開幕連勝記録を更新中。

ちなみに、J3の無敗記録もブラウブリッツ秋田が持っていて18戦負けなし。

この年は、ライセンスの問題でJ2昇格がかなわなかったものの、J3優勝を果たしています。

J2ライセンスは条件付きながら備わっているはずなので、今シーズンはこのまま優勝すれば来期はJ2昇格になりそうです。

J1とJ2、J3の目に見えない差を感じる

J3はまだまだデータがそろっていないですが、J2、J3は連勝すればするほど昇格につながる感じで…J1とは違いシーズンの途中で強いチームに対する対策が整っていって勝てなくなっていく…みたいなことは少ない印象です。

J1とJ3だと差は感じますが、J1の下位と、J2の上位ならそこまで差はないと思っていましたが…相手チームの戦術を読み、勝ち点を取りに行くということが実践できるチームが多いから、J1の開幕からのスタートダッシュは優勝につながらないんだろうな…。

そう思うと、素人の俺が見ている以上に差があるんだろうな…。ジュビロ磐田vs東京ヴェルディの入れ替え戦も想像以上に差があったもんな…と、過去の実績をまとめつつJ1とJ2、J3のチーム力の差を感じるブログ記事になりました…。

こういうの調べるの本当に面白いよね…。