開幕3戦目は「多摩川クラシコ」。百年構想リーグであってもライバルクラブとの対戦はやっぱり盛り上がります。
今回は、2026年2月21日に開催される明治安田J1リーグ第3節、川崎フロンターレvsFC東京の試合プレビューをお届けします。
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伝統の一戦「多摩川クラシコ」!等々力で3連勝を決めましょう!
さあ、待ちに待ったホームでの多摩川クラシコです!開幕から1勝1分(PK勝ちを含む)と負けなしのフロンターレですが、前節の千葉戦は正直かなりヒヤヒヤしましたよね。90分間、なかなか自分たちのリズムが作れず、最後はスベンド・ブローダーセン選手の神がかったセーブもあってPK戦でなんとか勝ち点を拾った…という展開でした。
今回の相手、FC東京も開幕から2試合連続でPK戦勝利と、粘り強さを見せています。お互いに「負けてはいないけど、内容はもっと上げられるはず」という、ちょっとモヤモヤした状態でぶつかるダービーになりますね。
ボランチの山本悠樹選手もインタビューで話していましたが、今はまだチーム全体で「どうやって攻めるか」「どこでボールを奪うか」というイメージを合わせている最中。でも、このクラシコという特別な試合は、そんな理屈抜きで戦う姿勢が求められます。去年のホーム対戦では0-1で悔しい負けを喫しているだけに、今年は絶対に等々力で勝ち点3を掴み取りましょう!
特に注目したいのは、攻撃の組み立てです。前節は相手の守備を崩しきれない場面が目立ちましたが、脇坂泰斗選手や河原創選手を中心に、どれだけコンパクトに、かつ大胆にボールを動かせるかが鍵。FC東京のハイプレスをいなして、一気にエリソン選手へ繋ぐ形を期待したいですね。
被シュート数、リーグ最下位の川崎フロンターレ
データを見ると、開幕2試合での被シュート数「24.5本(リーグ20位)」という数字は、正直かなりショッキングな結果。いくらブローダーセン選手が神セーブを連発してくれても、これだけ打たせていたら、いつかは決壊してしまいます。
多摩川クラシコでFC東京の攻撃を封じ、被シュート数を抑えるための鍵を3つにまとめました。
守備の「コンパクトさ」を取り戻す
山本悠樹選手が「守備で(陣形を)すごく広げられている」と話していた通り、今は選手間の距離が遠くなってしまっています。
中盤の河原創選手や脇坂泰斗選手が前にプレスに行った際、後ろのラインが連動して押し上げられないと、バイタルエリア(ゴール前の危険なスペース)を自由に使われてしまいます。 FC東京は遠藤渓太選手や仲川輝人選手といった、一瞬の隙を見逃さないアタッカーが揃っています。まずはチーム全体が「ギュッと」凝縮した守備ブロックを作れるかどうかが重要です。
「30mライン」への進入を未然に防ぐ
データでは、フロンターレは相手を自陣に引き込みすぎています。 現在の被チャンス構築率「21.1%(リーグ20位)」を改善するには、もっと高い位置でボールを引っ掛けたいところです。
特に今節は、相手の攻撃の起点となる高宇洋選手や常盤亨太選手に対して、エリソン選手や大関選手がどれだけファーストディフェンスで規制をかけられるか。相手に顔を上げさせない、自由なパスを出させない守備が、結果的にシュート数を減らす近道になります。
三浦颯太・山原怜音の両SBの対応
FC東京はサイドからの攻撃が非常に強力です。 前節、三浦選手はタックル数などで高い数字を残しましたが、サイドを突破される回数が増えると、それだけクロスからの被シュートも増えてしまいます。サイドバックが孤立しないようどれだけ戻って「蓋」をできるかがポイントになりそうです。山原のサイドはある程度守れている気がするので、伊藤達哉が守備にもう少し参加しないと厳しいですよね…。
攻撃こそ最大の防御
被シュート数を減らすためにも、実は**「攻撃こそ最大の防御」**。フロンターレがどれだけボールを握り、相手を自陣に釘付けにできるかが、結果的に守備の負担を減らすことにつながります。
多摩川クラシコを制するための、攻撃陣のポイントを3つに絞って深掘りします!
「重戦車」エリソンの孤立を防ぐ
開幕から絶好調のエリソン選手ですが、前節の千葉戦では前線で孤立してしまう時間が長くありました。彼が強引に個の力でシュートまで持っていく力があるのは心強いですが、それだけでは相手も対策がしやすくなります。
ポイントは、脇坂泰斗選手や大関友翔選手が、どれだけエリソン選手の近くでプレーできるかです。エリソン選手が体を張って収めたボールを、阿吽の呼吸でサポートしてセカンドボールを拾う。そこから厚みのある攻撃を仕掛けることができれば、FC東京の守備陣をパニックに陥れることができます。
サイドの「矛」の使い分け
フロンターレの武器である両翼、伊藤達哉選手と紺野和也選手の役割も重要です。
左の伊藤達哉選手: ドリブルでえぐり、DFラインを深く押し下げる役割。
右の紺野和也選手: カットインやタメを作ることで、味方の上がりを待つ役割。
特にFC東京はサイドバックの室屋成選手が高い位置を取ってくることが予想されます。その裏のスペースを突ければ、相手はカウンターを恐れてラインを下げざるを得ません。これが「相手に攻撃をさせない」ための伏線になります。
山本悠樹が操る「スイッチの入るパス」
今のフロンターレの心臓は、間違いなく山本悠樹選手です。彼が中盤の低い位置でボールを回しているだけでは、相手の守備は崩れません。 「ここで一気にギアを上げる」という縦パスや、逆サイドへの大きな展開。 この「スイッチ」が入った瞬間に、周りの選手たちがどれだけ連動してペナルティエリア内に進入できるかが鍵です。
データの「ペナルティエリア進入回数(14.0回)」をもっと増やして、相手に「守るだけで精一杯」と思わせる展開に持ち込みたいですね!
まとめ
今シーズン初の多摩川クラシコ。川崎フロンターレはホームの熱い声援を背に、フロンターレの攻撃的なスタイルを取り戻せるか。
エリソン選手の爆発、そして若き大関選手のタクトに期待がかかります。2月21日、等々力を青く染めて、全員で勝利を掴み取りましょう!






