J1サンフレッチェ広島が、来季のGKコーチに菊池新吉氏(54)が就任すると発表。
来年は敵として等々力に来てくれるんですね!楽しみにしています!!
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川崎フロンターレから菊池新吉コーチがサンフレッチェ広島へ“移籍”。
今季まで川崎のGKコーチを務めていた菊池新吉コーチが、サンフレッチェ広島へ移籍決定。
サンフレッチェ広島のGKはベテランの林卓人、中堅どころの川浪吾郎、若手の大迫敬介の3人。
良いメンバーなのは間違いないので、菊池新吉コーチの指導でどこまで成長するか楽しみですね!
まぁ、あんまり成長してもらうと川崎フロンターレにとってはきついことになるのでほどほどでお願いしますw
サンフレッチェ広島は来季、ドイツ人のミヒャエル・スキッベ監督(56)が就任。
コーチとしてドイツ人のセハット・ウマル氏(39)と、今季までJ2岡山で素晴らしいサッカーをしてた有馬賢二氏(49)を招聘。有馬さんなんて監督としても引く手あまただったろうに…。
スキッペ監督が想定していた通りにならなかったときに有馬さんが代行監督になるのは見えますよね。鹿島の相馬さんみたいにね。そこにGKコーチとして菊池新吉か…。強くなりそうだなぁ。
川崎フロンターレのGK陣を10年間ありがとうございました!
菊池新吉さんは2012年から川崎フロンターレのGKコーチに就任。
2012年…50失点
2013年…51失点
2014年…43失点
2015年…48失点
2016年…39失点
2017年…32失点
2018年…27失点
2019年…34失点
2020年…31失点
2021年…28失点
10年間…383失点(1年平均38.3失点)
1年間の平均が38.3失点ですが、J1に再定着してからの2005~2011年の川崎フロンターレの失点はトータル332失点で、これは1年平均47.4失点。1年間で9失点減り、攻撃は強いけど、守備はちょっと…というイメージの川崎フロンターレが攻撃も守備も強いチームとなり、5年で4回の日本一になったのは素晴らしいことですよね。
もちろん上の年度別の失点数を見てわかる通りすべてが菊池新吉GKコーチのおかげではなく、2016年に加入したチョンソンリョンの力によるところは大きいんですが…ここ2年間の前へ前へ出ていくソンリョンのプレーや、ロングフィードの精度が明らかに向上しているのを見ると菊池新吉さんの功績は大きいと思います。
西部洋平が菊池新吉さんの就任の時にどんな人かという質問に
新吉さんはお父さんみたいな人ですね。僕もいろいろなチームでたくさんのGKコーチに教わってきましたが、その中でもすごく気をつかってくれるし、すごく優しい人。まあトレーニングは厳しいけどね(笑)
厳しい時にもやさしく接してくれて、すごくやりやすいです。今はしっかりGK陣で会話もできているのでいい感じで来ていると思います。
と言っていたのが印象的。
その優しい人柄で、ソンリョンも丹野も、新井も…在籍していたGK全員が、菊池新吉さんのことを信頼してプレーしているのがサポーターから見てもわかったし、本当に悲しいけど、広島でも素晴らしいGKを育ててくださいね!
川崎フロンターレの来季のGKコーチはだれ?
川崎フロンターレは内部昇格が多いイメージなので、外からGKコーチを連れてくるより、アンダーをプレミアリーグに昇格させた浦上壮史さんが内部昇格なんじゃないかなーと思っています。
で、楠田耕太さん(U-15GKコーチ)がU-18に上がって…ということが行われそう。
GKコーチを外から持ってくる場合だと、川崎フロンターレに合うのかなぁ…というところが心配になるので…。
トップチームのGKコーチとしてはJ1リーグに再昇格してから、
- 2003年~2008年 古川昌明(現いわきFCのGKコーチ)
- 2009年~2011年 イッカ
- 2012年~2021年 菊池新吉
という3人が歴任してきましたが、2022年はだれになるんだろうなー。
その発表も楽しみですね!!
菊池新吉氏のプロフィール
最後に菊池新吉さんのプロフィール。
生年月日 | 1967年4月12日(54歳) |
出身地 | 岩手県 |
選手歴 | 読売クラブ ⇒ ヴェルディ川崎 ⇒ 川崎フロンターレ ⇒ 東京ヴェルディ1969 |
指導歴 | 2002年 東京ヴェルディ1969 育成組織GKコーチ 2003年 JFAトレセン(東北地区)GKコーチ 2003年 U-16日本代表GKコーチ 2004年 東京ヴェルディ1969 育成組織GKコーチ 2006年~2009年 東京ヴェルディ1969 GKコーチ 2010年~2011年 栃木SC GKコーチ 2012年~2021年 川崎フロンターレ GKコーチ |
本当に10年間ありがとうございました!!