サッカー日本代表、興行と強化の狭間で揺れますね…
キリンチャレンジカップで、大敗。守備陣崩壊、森保監督じゃだめだ、論争が強くなってきていますが…
そもそも、”チャレンジ”カップですからねー。
チャレンジできるレベルの格上との試合を用意してくれた日本サッカー協会は素晴らしいし、膿を出すというか、マイナス面がどんどん出てきたのはプラスだと思います。
親善試合でいくら負けても、ワールドカップ予選や本大会で負けないこと以外は必要ないわけで。
ただ、興行としての側面があるから、試合結果でぶーぶー文句言われるという板挟みの現状がありますよね。
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サッカー日本代表のキリンチャレンジカップは興行?強化?
この論争は終わりがないので、記事書くのもどうなのかなーって思う話なんですが…日本代表がひどい試合をしたのは事実。
でも全部勝てるような相手を用意して、試合していればOKなのか?っていうとそれは違うと思うんだよなー。
キリンチャレンジカップは、FIFAランキング上のチームばっかり呼べる大会であってほしいもんなー。
今回のベネズエラ戦1-4で負けたことが問題なのではなく、これがワールドカップ予選につながらないことが問題になると思います。
森保さんが、ここで「使える」と思った人を、しっかりと使ってもらって、「厳しいかも」って思った人は呼ばないようにしてもらえばいいだけ。
まぁ、その判断がうまいかどうかは別として。森保さん、なんのために車屋と大島を呼んだんですか…っていうのは思いますけど。
過去のキリンチャレンジカップの戦績
1998年から開催されいてるキリンチャレンジカップのA代表のみまとめてみました。
ウィキペディアで拾ったので、もしかしたら間違えているかも…。
昨日のベネズエラ戦で80戦目(中止3試合含む)。
その戦績は48勝14分15敗3中止。
めちゃくちゃ勝ち越しているんですよねー。これで強化につながっているのかなー。
負けた試合は…
2002年 ● 0-2 アルゼンチン
2003年 ● 0-1 セネガル
2004年 ● 1-2 アルゼンチン
2004年 ● 0-3 ドイツ
2006年 ● 0-1 ガーナ
2008年 ● 1-3 ウルグアイ
2010年 ● 0-3 セルビア
2010年 ● 0-2 韓国
2013年 ● 0-2 ブルガリア
2013年 ● 2-4 ウルグアイ
2014年 ● 0-2 ウルグアイ
2018年 ● 1-2 ウクライナ
2018年 ● 0-2 ガーナ
2019年 ● 0-1 コロンビア
2019年 ● 1-4 ベネズエラ
と、結構少ないんですよねー。
最高得点は2005年のホンジュラス代表戦の6-0。
こういう試合ばかりだったら、観客は喜ぶし、興行としてはプラスになると思うんですが…チーム強化としては疑問符がつきますよね。
強いチームと当たることがチャレンジカップの意義ではないのか?
強いチームとやって、4失点することがいいとは思いませんが…それでも明らかに格下の相手に快勝したことで盛り上がるマスコミが強化につながっているとは到底思いえないんですよねー。
キリンチャレンジカップではいくらぼろ負けしても、ワールドカップ予選、ワールドカップ本選で勝てばいいと思うし、オリンピックで勝てばいい。
まぁ、森保さんがA代表と、五輪代表の監督を兼任していることはやっぱりきついと思うのは間違いないんですが…結果で文句言うのは違うかなーと。
むしろ、負けたことがよかった、ここで転換期になったというようになってほしいですよね。キリンチャレンジカップで全敗でもワールドカップ、オリンピックでメダル取れる様になってほしいと思っています。