水曜日の等々力の試合で、久しぶりにアビスパ福岡と対戦でしたねー。
長谷部監督は素晴らしいチームを作り上げましたね!
チームでのコンパクトな守備、素早いカウンター。
本当にいい試合だったな…。
この記事の目次はこちら
雷雨中断の川崎フロンターレ3-1アビスパ福岡。
明治安田生命J1リーグ第19節が14日に前倒しで開催され、川崎フロンターレとアビスパ福岡が対戦しました。
相手の先発GKは杉山力裕。相手のCBは奈良竜樹。
等々力で見るこの二人はやっぱり絵になるよね…。
そして、リキがめちゃくちゃうまくなっていたのが…うれしくて…。感動してしまったな…。
天気が悪い中でのキックオフは後半は雷雨でキックオフが遅れたりと難しい試合でしたが、川崎フロンターレのホーム等々力陸上競技場は芝がしっかりとしているから川底みたいにならないのは大きかったですね。
川崎フロンターレの得意なパスサッカーを支えている一環にホームの芝環境もあるなと再確認。
川崎フロンターレの先発は全員日本人で、サブに見えますが、今はサブとスタメンの差はそこまでない印象ですね…。
誰が出ても強い、というチームを本当に作り上げてしまったのは素晴らしい!!
遠野大弥、アビスパ福岡への恩返し弾!
遠野大弥は去年お世話になったアビスパ福岡相手に恩返し弾となりましたねー。
この3月に22歳になった若武者・遠野大弥。
多摩川クラシコに続く中2日からの先発起用となった古巣アビスパ福岡戦ですが、ウィングでの起用が多かったものが今はインサイドハーフでのプレーも安定性を増してきましたよね。
CBも左SBもできる車屋もそうだけど…インサイドハーフのポジションは、大島僚太、旗手怜央が怪我で離脱(旗手はまだ発表ないけど)している中、複数のポジションをできる選手がいるのは本当にありがたいですよね…。
遠野のキックは相手DFにあたり、ゴールに吸い込まれる先制点だったので…オウンゴールかと思いましたけど、得点者は遠野大弥のままでいいみたいですね。
遠野大弥自身やりにくい部分はやっぱりあったみたいですね。
複雑というか、こういう古巣戦ということをあまり経験してこなかった。
と対戦の複雑さを語り、福岡のサポーターに対して感謝も述べていました。
福岡のサポーターに対して、自分が成長した姿をサポーターに見せられてよかった。
遠野は知念慶の2点目にも絡む活躍(というかシュート自体を方向変えたので、ほぼ遠野の得点といっても過言ではない)ですからねー。
成長した姿はしっかりと見せられたのではないでしょうか?
知念慶が川崎フロンターレ復帰後初ゴール!
雷が光り始めた前半ロスタイム、ゴール前で与えたフリーキックを、エミル・サロモンソンに直接決められてしまいました。
あのゴールは本当に素晴らしかったので…その勢いのまま福岡に攻撃されたらきつかったけど…雷雨の影響でキックオフが遅れたのはありがたかったんじゃないかなー。
試合開始時刻20時26分(フロ分)になったことで、気持ちの切り替えがしっかりとできた感じがしましたね。
そんな中チームを救う追加点を決めたのは川崎復帰後初の先発起用となった知念慶でした。
チームが負けていなくて、自分がスタメンの時に負けたらという不安もあった。
と安堵を語った知念慶。
知念慶が在籍した期間は4-2-3-1がベースだったので、川崎フロンターレの4-3-3は初体験でしたからね。少し時間がかかりましたが…やっとゴールが生まれましたね!!
いまの川崎FはFWの周りにシャドーがサポートに来てくれるので、うまく絡みながら、というのは意識していました。
と川崎フロンターレの今のサッカーに少しずつなじんでいくだろうなと。
大分、福岡で武者修行していた二人のストライカーが川崎で結果を出してくれるのは本当にうれしいし、今武者修行している宮代だったり、原田だったりも帰ってきやすくなりますよね。
メンバー争いが激しくてなかなかチャンスが回ってこない中で、初めてスタメンのチャンスがもらえた。
その中でゴールできたのはFWとして素直に嬉しい。
絶対にこのチャンスをモノにするつもりで試合に臨んだので、安心しました。
前節までの出場は4試合計27分。
悔しい思いを抱えていたんだろうからね…。
それが雨の中の試合での強いサッカーに出ていました。
鬼木達監督も
こういう悪条件の中で体を張ったプレーは相当、相手も嫌がったと思う。
しっかり走る、突破、キープ、起点になるところ、いろんな面で彼の良さが出た。
良い仕事をした。
と手放しでほめていましたね。
95分にあそこに切り込める山根視来の追加点は凄い
そして左サイドでボールキープしてそのまま試合終わるのかなー、って思っていた最後の最後95分にレアンドロダミアンとワンツーで中に入っていく右サイドバック…すごすぎませんか?
日本代表の時に見せたゴールとほとんど一緒のゴールじゃないか…。
山根視来は本当にハードワークをずっとできる選手で、95分間経った時にあそこで中に飛び込める右SBはなかなかいないし、その積極性が日本代表たるゆえんですよね。
川崎フロンターレの不動の右サイドバックから、日本を代表する右サイドバックになった山根視来。
10人全部が得点源になるすごいチームになってきましたよね…。
それにしても、川崎フロンターレの交代選手は凄いな…。
75分に家長昭博と三笘薫を投入。
79分に塚川孝輝とジェジエウを投入。
82分にレアンドロ・ダミアンを投入。
最後の最後、前節の多摩川クラシコで4ゴール2アシストと爆発した3トップと全く同じメンバーに変える展開でしたからね…。
アビスパ福岡は怖かっただろうな…。
杉山力裕と奈良竜樹が等々力凱旋
アビスパ福岡強かったですね!!
長谷部監督は本当に素晴らしいサッカーを植え付けていました。
2点差で敗れたのは悔しかったとは思いますが、果敢に戦い続け川崎フロンターレのゴールを脅かし続けました。
そしてのその土台となった守備の中心に元川崎フロンターレの杉山力裕、奈良竜樹がいるというのは嬉しい限り。等々力にお帰りなさい。
杉山は本当に成長したよな…。セーブ素晴らしかったな…。
味方の頭に当たった1失点目、抜け出された3失点目は仕方ないが、クリアが相手に渡ってしまい2失点目を喫した場面のハイボール処理は反省材料と言えますがやっぱりベテランとしてどんどん成長している姿は頼もしかったですね。
杉山は
前日に僕がメンバーに入ると聞いて、チャンスをもらえて、9年在籍していたので、そのときからワクワクというか楽しみももちろんありました。
でもいまはアビスパの選手としてチャンピオンチームに勝ちたかったので、敗戦は悔しいです。
課題はたくさんあったものの…
今日出た課題は直せない課題ではありません。
僕自身もいろいろな思いがありながらプレーして、もっとうまくなれると思いましたし、そう思わせてくれたフロンターレに感謝しています。
ここに育ててもらったという思いがあるので、これからも福岡で成長しているところを見てもらえるように頑張りたいと思います。
本当に等々力競技場におかえりなさい!!
そして奈良ちゃん。川崎フロンターレ時代に一緒に戦った知念慶とバチバチやりあい、試合後には谷口や家長と抱擁を交わし…本当に気持ちの伝わるいいプレーでした。
感動をありがとう!!!
感動的な試合でしたが…大事なのは次節。しっかりと勝ちましょうね!!