FIFAが2022年のカタールワールドカップについて、新型コロナウイルス感染拡大状況によって、延期も視野に入れて検討を始めているということがわかったそうです・・・。
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FIFAがカタールワールドカップ2022延期も視野…。
FIFAが2022年にカタールで開催予定のワールドカップについて、新型コロナウイルス感染拡大により延期も視野に入れて検討し始めていることがわかったそうです。
新型コロナウイルス感染はいまだ全世界で収束していないので…今までと同じようにサッカーをできるのか?予選ができるのか?カタールでも感染者が出ている状況で準備ができるのか?などいろいろ問題がありますよね…。
東京オリンピック2020も1年延期が決定されましたし、ワールドカップについても予選が実施できていないのが現状です。
そのため、FIFAはカタールでのワールドカップの延期も視野に入れて検討に入ったそうです。
FIFAカタールワールドカップ2022の日程は、2022年11月21日〜12月18日だったんですが…いつになるんでしょうねぇ。
ワールドカップが中止になったのは第二次世界大戦での1942年のドイツ大会、1946年大会のみ。
今回のように、疾病による延期の前例はありません。もしも延期になったら史上初の事態になります。
本大会で無観客…というようなことは避けたいだろうからねぇ…。
開催国カタールのインフラ整備、新型コロナウイルス感染者の数も問題
開催国カタールの準備が終わらないみたいですしね…
オリンピックに向けて急ピッチで作業を終わらせた東京オリンピック(インフラ等は全部終わってますよね?確か)ですが…例えば2018年ぐらいの状況で新型コロナウイルスのような感染症が流行っていたら、国立競技場とか出来上がらなかったでしょうね…。
そう考えるとカタールのインフラ整備が止まってしまうのは当然ともいえます。
カタールでは2020年4月15日にワールドカップに向けて着工しているスタジアム建設現場の作業員5人がPCR検査で陽性反応を示しているなど、感染状況は日増しに拡大しているそうです。
6月4日時点で累計感染者は6万3741人。
死者数は45人と少ないものの、人口100万人あたりの感染者は約2万1600人となり、世界でも突出して多いといわれています。
カタール政府は2020年3月、公共・民間の労働者数を20%に削減すると発表していて…ワールドカップ関連施設建設についてはスケジュールが間違いなく伸びるでしょうからね…。
ワクチンがいつ出来るのかわからない状況で、東京五輪、カタールW杯についても延期になるのか、中止になるのか…FIFAもワールドカップ中止で、経営破綻してもおかしくないですからね…
厳しい判断になりそうだよなー。
延期したW杯カタール大会アジア2次予選は10、11月に行う予定
アジアサッカー連盟が、新型コロナウイルスの影響で延期となったW杯カタール大会アジア2次予選を10月と11月に行う方針を示しました。
今年実施できていない3月と6月の試合が対象。
日本が参加しているF組は3月26日のホームのミャンマー戦、31日のアウェーのモンゴル戦が延期。
6月4日のタジキスタン戦、6月9日のキルギス戦のホーム2試合が予定されていたものの…延期。
AFCが設定した日程は、10月8、13日と11月12、17日と連戦で行われていく感じですね…。
これ2か月ぐらい選手拘束されることになるのかな?移動距離とか考えると、アウェイが入ることで、Jリーグにしろ、海外組にしろ、選手の確保も難しいのじゃないかなー。
11月までに2次予選を終了させて、2021年3月に最終予選の開始を目指していくそうです。
ちなみにワールドカップ南米予選も3月の開幕を延期していたり、欧州や北中米カリブ海などはまだ予選の日程すら決まっていないところもあるので…
試合開催場所が確保できるのか…予選で無観客試合や中立地でのセントラル方式なのか…というのまで考えるとワールドカップをそのままできるのかっていうのは考えなきゃいけないことでしょうね…。
頭痛いだろうなぁ…。