Jリーグと、NPB(日本プロ野球)が立ち上げた「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第1回会合が昨日開催されました。
9日の第2回会合、専門家からの答申を経て、12日の実行委員会(Jリーグの代表者が集まる会議)でJリーグの再開の判断を下すそうです…。
ここからどうなっていくのか…。
はやく収束してほしい…。
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「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第1回会合が開催
日本野球機構(NPB)と日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が合同で立ち上げた対策連絡会議は昨日行われました。
会議には3人の感染症学の専門家も加わり、主に感染予防の観点で議論しました。
JリーグはJ1第5節を予定する18日の再開を目指していますが、9日の会議、専門家の答申を受けてどうなるかは12日の実行委員会で判断するとのこと。
あと、1週間ぐらいもやもやすることになりますが…サポーターも含めて全体で判断できたらいいですよね…。
18日のJリーグ再開の可否は12日の実行委員会がデッドラインとなります。
村井チェアマンは
9財務的な問題を優先して再開に踏み切るのは無責任だ。
一番重要なのは国民の安心な生活を取り戻すこと。
そこに軸足を置きながら多角的な見地から判断していきたい
と再開ありきではないと強調していました。
ちなみに、延期されたリーグ第2~4節、ルヴァン杯1試合は5、6月の平日開催で補う計画でしたが、2日のAFC緊急会議で3、4月のACL1次リーグを5、6月に延期することが決定しましたので…ルヴァンカップは国際Aマッチデーで行う可能性も言及していました。
五輪期間にJリーグやるとか、日程短くなるとか、最悪開催されるのか…?とかまで判断しないといけないのかもしれません。
全選手に検温を義務付け
NPBとの連絡会議終了後に村井チェアマンが東京都内で会見し、リーグ所属の全選手に検温を義務付ける方針を決めました。
国は感染疑いの目安として、
『37・5度以上が4日間』
としていますが、村井氏は平常時の体温に個人差があることを踏まえ
毎朝起きたときに検温して、選手一人ひとりが平常時の体温を把握することが重要
平常時体温より大幅に体温が高い状態(37・5度以下でも)が2日続いた場合
は自宅待機とする方針を示しています。
4日にはビデオレターを各クラブに展開するそうで、
Jリーグとしてはチーム関係者、選手、コーチングスタッフ、アカデミーも含め徹底した情報の共有と啓発に全力を挙げることが大事
と話していました。
全クラブから感染者を出したくないですよね…
それでも出てしまった場合は感染拡大を防ぐというのが一番大事!
応援方法も制限か?鳴り物・声出し応援禁止も?
試合前の川崎市民の歌や、ナンバーワン野郎も、
試合中のチャントも、試合後のバラバラも…
歌えなくなるのかもしれませんね。
まず1回目の会議で、プロ野球についてですが、新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、プロ野球公式戦で応援行為が制限される可能性が出てきました。
「新型コロナウイルス対策連絡会議」の第1回会議で、公式戦実施を決めた場合、応援歌や鳴り物の禁止などの措置をとる案が浮上しました。
賀来氏(座長)
サッカーは屋外、野球は屋内もあるが、東京ドームやナゴヤドームを含め換気はいい。
ただ、応援する。リスクは非常にある。
リスクと考えるものは提言の中に触れようと思う
としています。
専門家チームの言及した危険性を高める要因
〈1〉濃厚接触(2メートル以内)
〈2〉向き合って大声で騒ぐこと
〈3〉閉鎖空間
をあげ、換気はしっかりとしているからドーム球場を含めて、3には当たらないものの、1、2は間違いなく該当すると判断しています。
応援が変わるかもしれませんね…