ちょっと前から、山根視来(やまねみき)をとりに行く、っていう噂がありましたが…獲得できたのはうれしいなー。
ただ、右SBで勝率の高かった馬渡和彰が湘南ベルマーレにレンタルで移籍決定。
誘われていくのはプロサッカー選手として素晴らしいことだけど、川崎フロンターレとしてはかなり痛いですね…。
とはいえ、山根は絶対にプラスに働くはずだからうれしいなー!
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山根視来(やまねみき)が完全移籍で加入!
川崎フロンターレに山根視来が湘南ベルマーレから完全移籍で加入!
湘南ベルマーレでは3バックの右が主戦場。
プレースタイルの特徴は、一対一に強くて、足元がうまい印象。
湘南ベルマーレらしい走るサッカーをしているのに、クロスもうまい印象でした。
ドリブルもうまくて、今シーズンは31試合2得点。
今年は浦和レッズ戦のシュートが印象的でしたよねー。
なんで90分+4で真ん中でドリブルしてるんだ…w
2018年の鹿島アントラーズ戦といい、アディショナルタイムで決勝ゴールを決められる体力がすごい。
湘南のサッカーをしていて、ここまで上がってこれるのは素晴らしいの一言。
ちなみに、山根は横浜市出身で、東京ヴェルディの育成出身。
幼少期はあざみ野FCに所属し桐蔭横浜大と進み、2016年に湘南ベルマーレに加入すると2年目から定位置獲得という経歴。
プレーも素晴らしいけど、選手としての湘南愛も素晴らしいよね。
山根視来の湘南へのコメントの熱さ…泣けるぞ…
山根視来の湘南ベルマーレの公式に載っていたコメント感動するので読んでもらいたい。
この湘南愛!!!!!
このクラブで学んだこと全て僕の財産です。
先輩を見て学んで真似して自分のものにしていく。技術だけの話ではないです。
湘南スタイルとは、やはり口では簡単に伝わらないんです。背中で見せていかなければならないんです。
ひとつの練習でもシュートを決めさせないために体を張る。転んだらすぐ立ち上がる。目の前の相手より走る。ぬるいプレーは許さない。
僕も1試合も出場できなかった1年目、先輩の背中を見てこれをやらなければJリーグには出られないんだ、本当に厳しいなと感じていました。
ちょっとやったら真似できるものではないですし、苦手なことにもチャレンジしなければならないです。
みんなその姿勢でサッカーしているから、だからこのチームはみんなのために頑張れるチームなんだと思います。
自分がミスをしたらみんなが全力で走って助けてくれる。
だから自分もみんなを助けるために全力で走れる。それが湘南ベルマーレです。
僕も先輩たちのように後輩に伝えられていたかはわかりません。
でもいつも全力でやりきりました。そこだけは自分の誇れるところです。
湘南スタイルの作り方を知っている人。こういう選手が、川崎フロンターレに来るのはうれしいな。
川崎フロンターレのスタイルにフィットすれば、走力、体力に技術が加わるし、もっともっと素晴らしい選手になれるはず。
来季、左SB車屋紳太郎、CBは谷口彰悟とジェジエウ、右SBは山根視来で固定できれば…間違いなく強い。
プロになって最初のクラブがベルマーレで本当によかったです。ベルマーレ以外ではもうサッカーをやめていたかもしれません。それくらいベルマーレに成長させてもらいました。
こんな熱い気持ちをかきつつ、ステップアップの為に川崎フロンターレに来てくれる山根を応援したいよね。
馬渡和彰が湘南ベルマーレにレンタル移籍
これは哀しい…。
個人的に自分で撮影した中で、今年のベストショットは小林悠と抱き合っている馬渡…。
ヴィッセル神戸戦での直接FKで鮮烈な印象を与えた馬渡和彰。
顔もプレーもイケメンな選手でした。馬渡がようやくフィットしてきたかな?っていうところで怪我してしまったのがもったいなかったよね…。
知念慶に続いて、馬渡和彰もレンタルでJ1のチームにレンタル移籍。
契約で期限付き移籍期間中は川崎フロンターレと対戦する全ての公式戦に出場できません。
湘南ベルマーレに期限付き移籍することになりました。
この1年、川崎フロンターレという素晴らしいクラブでプレーさせてもらい、僕にとって財産となる経験をたくさんさせてもらいました。
それと同時にJ1トップレベルやACLを経験して自分自身がもっと成長しなければいけないということを改めて痛感した1年でした。
川崎で成長し、勝負するという選択肢もありましたが、自分自身変わらないといけないし、このまま川崎で右往左往するよりも一歩踏み出してみようと考えました。
自分の中で何が必要なのか、どうした方がいいのか、しっかり考えた上で決断しました。
今年、チャンスをもらっていた中でそのチャンスを掴みきれなかったのは悔しいですが、人生毎年毎年よかったらつまらないですし、うまくいかない時に自分がどう変化し成長していけるのか、これからの自分に楽しみしかないです。
成長の為に、旅立つことを決意した馬渡和彰。彼が川崎フロンターレに残ってもう一年…っていうのもありだと思ったけど、本人が望んだ道。
応援したいと思います。
川崎フロンターレの右SBが固定できるのか?
マギーニョは残留かな?となると、マギーニョ、山根でいくのかな?
守田英正が右SBの先発を勝ち取っていた今シーズンの後半は、右サイドバックを主戦場としている馬渡や、マギーニョにとっては本当に悔しいシーズンだったでしょうね。
2019年の鬼木フロンターレの一番の課題は、右サイドバックを固定できなかったこと。
それぞれのフォーメーション(4-2-3-1)のJ1リーグの先発出場選手を見ていくと…
GK…チョンソンリョン27試合
左SB…登里享平19試合
CB…谷口彰悟30試合、ジェジエウ15試合
右サイドバック…馬渡和彰10試合
ボランチ…田中碧22試合、大島僚太17試合
左SH…阿部浩之14試合
CH…中村憲剛17試合
右SH…家長昭博20試合
FW…小林悠20試合
これを見てもわかるとおり、一番固定で来てなかったポジションが右SBでした。
右SBの先発で馬渡の次に先発出場していたのはマギーニョで7試合、その次が守田英正が5試合でした。
ちなみに、その次に先発出場が少ない左SHは長谷川竜也が12試合でしたし、右SB問題が一番大きな問題でしたよね…。
右サイドバックの選手が2020年の大きなポイントですが…CBもできる選手をとってきたのはどういう意図なんだろうなー。
右サイドバック専門の選手をどうにかして取ってきてほしかった気もするけど…それでも山根は本当にいい選手だから期待したいね。