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J2からJ3降格で予算2億円マイナス?降格救済金では救えない?

J2からJ3降格で予算2億円マイナス?降格救済金では救えない?


J2からJ3への降格で、やっぱりお金問題が厳しいのね…

J2最終節。柏に続いたのは…横浜FC!カズがJ1に!最終節プレーオフに進んだのは?

えとみほさんのツイートで、降格っていうのは本当に生死を分けるんだよなと思ったので…ちょっとまとめてみます。

記事作成のきっかけとなったえとみほさんのツイート

栃木の中の人として有名な元IT社長、えとみほさん。

そのツイートの中で、こんなことが書いてありました。

https://twitter.com/etomiho/status/1198749475679784962

https://twitter.com/etomiho/status/1198752236957863936

「J2とJ3の二本立ての予算で動いてました。うちの場合、降格救済金を入れても2億は予算が変わってくるので、相当いろんなものを削らないと経営が成り立ちません。Jクラブって普通の会社なら固定費にするところを変動費で賄ってる所が多い」

2憶も予算変わるのか!!

降格ギリギリのところで、耐えたおかげで人を切らなくて済んだというのは大きいと思うんですよね。

人を切る、というのは何も選手や監督などの表に見えているところだけではなく…裏にいるスタッフの首が切られる…というのが大きい気がします。

固定費(正社員)にしてしまうと、首を切るのが結構大変だし、減収に耐えられない。だから変動しやすい正社員以外なんだろうなー。川崎フロンターレでも契約社員ばっかり募集があるのはそういうことなんだね。

改めてプロスポーツの経営の大変さに気づかされるツイートでした。

J2にいるのとJ3ではいくら違うのか?

J2のチームには、均等配分金が1.5億円配分されています。J1は3.5億円。

降格救済金は、降格1シーズン目のみ前年度均等配分金の80%を保障しています。

※J1からJ2に降格した場合、J1だと3.5億円貰えていた均等配分金が、J2だと1.5億円になるが、降格初年度は1.3億円の救済金を受けて配分金は2.8億円。

※J2からJ3に降格した場合、J3は0.3億円だが、救済金が0.9億円入り、1.2億円となります。

だから、えとみほさんが言う「降格救済金」を足しても2億円は違う、というのはスポンサーに関連する話なんだろうなー。

ここら辺は明かされていないけど…栃木は大きなスポンサーがいるチームではないのも大きいと思います。

大きなスポンサーがいて、支えられているチームはJ2や、J3に落ちてもなんとかなるんだよなー。落ちたら終わりのチームっていうのは、資金面も大きいんだろうなー。

JFL昇格や、J3昇格の記事を書いてきたけれど…

やっぱりきついよね。

今回の栃木は奇跡を起こしたんだよな。

4試合を残した時点でJ2残留ライン20位と勝ち点7差の絶望的な状況で、ラスト4試合を3勝1分の驚異的な巻き返しで残留を決定。

その結果、2億円の予算差も回避できたんだよね。メンタルは大きいよね。

そう考えると、ジュビロ磐田が最後まであがいているのもわかる。あきらめない心って本当に大事だよな。

いわき、高知の記事を書いてきたけど、それでも…J1にいること、J2にいること、J3にいること、昇格降格っていうのは大きな差なんだよなと資金面でも感じるきっかけになりました。

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Jリーグクラブ間の貧富の差は生まれ続ける

特にDAZNになってからはクラブの貧富の差が顕著に表れているし、大きな差を作り出している。

その中で地元に愛すべきクラブがある、というJリーグ100年構想の理念と現実の差を埋めるのは各クラブに丸投げみたいになっている現状が心配だよね。Jがこれからどこまで発展していくか。だれもが北海道コンサドーレの野々村社長みたいに推進力があるわけではないから…つぶれていくクラブも出てきそうだよね。


そんな中で、フリューゲルスが消滅してからできた、横浜FCがJ1にあがってくるっていうのも面白い。

Jリーグはプロスポーツだから結局お金稼ぐことが大事で、夢を与えることも大事だけど、生き抜くためにどうすればいいのかっていうのはこれからのJリーグの課題だよなー。全国にプロクラブができて浸透してきたからこそ大きな課題になりそう。

次につぶれるクラブが出てきたら…どうなるんだろうね。

貧富の差は仕方ないことなのかもしれないけど、地域密着の精神も大事だから…クラブとして生き残る道を模索できるといいよね。

選手を育てて売るチーム、優勝目指すチーム、それぞれ違う方針だと思うしね。