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逆等々力劇場連発?劇的な失点が続く2019年の川崎フロンターレ。J1での過去5年の失点時間の推移と比較してみます。

このブログはデータベースとなのっているので、数字で振り返るのが好きなので…

そういうブログを書いていきます。

ACLでも同じような失点が続いんたんでまとめようかと思ったんですが…まずはJ1の失点時間帯別をまとめます。

逆等々力劇場といわれるような劇的な失点の多さがある印象ですが、データで分析してみます。

2019年のJ1失点時間帯

全試合の失点を時間帯別で拾ってみました。

1-15分 0
16-30分 3
31-45分 1
前半AT 0
46-60分 0
61-75分 1
76-90分 1
後半AT 3

今シーズンは9失点中、前半16分~30分と、後半ATの失点が同じく3失点と最も多いです。

試合としては横浜Fマリノス、ガンバ大阪、浦和レッズと後半ATに失点をしていて、ここで2分1敗ですので…これをすべて押さえていれば、今の勝ち点に5プラスでFC東京と勝ち点1差だったと考えると…ここを落としているのがもったいないといえます。

44%が後半31分以降の失点となっています。

2018年のJ1失点時間帯

それでは圧倒的な勝ち点差、得失点差で2連覇を飾った2018年はというと、

1-15分 6
16-30分 1
31-45分 4
前半AT 0
46-60分 5
61-75分 4
76-90分 3
後半AT 4

最も多い失点は1-15分、その次は46-60分というふわっとはいる失点が多かった印象ですね。

とはいえたった27失点ですからね…。バランスよく守っていたといえそうです。

後半ATの失点は4と、まだ14節終わっただけの今年と1しか違いませんので、最後のところを守り切るというのは去年のほうが素晴らしかったといえますよね。

失点の26%が後半31分以降の失点。

2017年のJ1失点時間帯

初めてJ1を制覇した2017年は失点数32。

1-15分 2
16-30分
31-45分 4
前半AT 1
46-60分 8
61-75分 5
76-90分 8
後半AT 3

いちばん失点が多い時間帯は46-60分、76-90分の8失点。前半はたった8失点だったので、後半はその3倍の24失点しているんですよね。

ただ、後半ATの失点は3と、2019年と並んでいます。いかに今年の後半ATの失点が多いかわかりますよね…。

失点の34%が後半31分以降の失点。

2016年のJ1失点時間帯

2シーズン制の最後2016年の失点数はこちら。

1-15分 5
16-30分 7
31-45分 5
前半AT 1
46-60分 5
61-75分 7
76-90分 7
後半AT 2

失点数は39とかなり良かったこの年。最も失点した時間帯は、16-30分 、61-75分、76-90分の7失点。

後半ATの失点はたった2点と最後の最後は守り切れるというチームでした。

失点の23%が後半31分以降の失点。

2015年のJ1失点時間帯

失点数が48だったこの年。

1-15分 6
16-30分 8
31-45分 7
前半AT 1
46-60分 6
61-75分 8
76-90分 10
後半AT 2

後半ATの失点は少ないものの、76-90分の失点が一番多いんですよね。

失点の25%が後半31分以降の失点。

2019年の失点時間が変わった理由は?

こう見ていくと後半ATの失点は

2019年 33.3%(3失点)※14節終了時点

2018年 14.8%(4失点)

2017年 9.4%(3失点)

2016年 5.1%(2失点)

2015年 4.2%(2失点)

と実は失点数は減っているけど、後半ATの失点率は上がっているという不思議な現象が起きています。

まぁ、これは総失点数が少なくなっているので1点の割合が大きくなっているっていうのがあるんですけどね。

そんな中で、今シーズンは間違いなく多すぎます。

これは、クローザーがいない、っていうのは大きいのかなと個人的には思っています。

交代選手として使われるのが、攻撃的な選手が多くなってきた印象で、守備で逃げ切ることが難しくなっているんじゃないかなー。以前は田坂祐介のように守れる人間がいたんだけどね…。

クローザーにするには、交代はトップ下、ボランチ、サイドハーフ、サイドバックを攻撃的な選手から、守備的な選手に変えるというイメージですが…今変える選手いないんですよね。

ラルフや、下田北斗に期待しているんですが…4-2-3-1のところで守備的な選手へ変えるというのは慣れている気がしますが4-4-2で守備的な選手に変える、というのはまだ確立できていません。鹿島ることってやっぱり難しいんだよなぁ。

ここから2週間の中断期間で、どこまでチームとして意思統一ができるのかというところに注目したいと思います。