清水エスパルスで一番日本代表に近い選手だと思っていたし、点のとり方のバリュエーションの多さが面白い選手だと思っていたので、小林悠の怪我の状況が全治2週間という軽症だったのも相まってちょっと嬉しい気持ちになってます。
2週間だと、ヴィッセル神戸戦間に合わないかもしれませんが、その後の4試合は出れるのであれば…5連勝も問題なくできるかなと。
さて、北川ですよ。大好きなタイプのプレイヤー!
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北川航也(きたがわこうや)のプロフィール
北川航也(きたがわ・こうや)
生年月日:1996年7月26日(22歳)
身長/体重:180cm/74kg
出身地:静岡県静岡市経歴:清水Jrユース-清水ユース
出場歴
J1リーグ:61試合17得点
J2リーグ:30試合9得点
J3リーグ:4試合0得点
カップ戦:12試合4得点
天皇杯:9試合0得点
今シーズンブレイクした選手の一人ですよね。
西村拓真(CSKAモスクワ)や、堂安律(FCフローニンゲン)のように、若い世代のFWがたくさん出てきているのは素晴らしいことですよね。
その中に名を連ねてきそうな得点能力に優れた素晴らしいFWです。
川崎フロンターレの小林悠が鹿島アントラーズ戦で負傷したことで、全治2週間の左足首外側靭帯の損傷となり、日本代表の活動を辞退。
まぁ、軽症でよかったなと思いつつ、そのかわりとして招集されたのは現在点取りまくりの清水生え抜きのストライカーでした!
森保一が語った北川航也の招集理由!
北川航也を招集する理由を森保一監督が語っていましたが、シンプルでとてもわかりやすかったなー。
「結果が出ている」
ということ。
今季ここまで明治安田生命J1リーグで28試合に出場し11ゴールを挙げ、直近3試合で4ゴール。
FWとしてこれ以上ない結果を出しているわけですからね。呼ばない理由はありません。
「継続して試合に出続けているし、結果を出している。直近のところでは、2得点を挙げている。その前に私が見に行った試合でも得点を挙げた。そういう分かりやすい結果を出してくれている選手だと思います」
ということで、点を取れる能力を最大限に評価していました。
さらにコンビを組むドウグラスとの関係に関しても、
「北川がドウグラスを生かす、ドウグラスが北川を生かすという相乗効果もあり、2トップで機能している」
と、エスパルスの好調な攻撃陣を牽引している北川を高く評価しているのがわかります。
今回初招集に対して、清水エスパルスの公式サイトを通じて
「これまで良い時も悪い時も、支えてくれた方々に感謝の気持ちを持って頑張ってきます。また、エスパルスから1人でも多くの選手が代表に選ばれるように、1つでも多くのことを学んでチームに還元できればと思います」
とコメントしている北川航也。
代表を経験することでまた一つ大きくなる選手だと思います。
北川航也の目標『エスパルスから日本代表に』
北川はユースからエスパルス一筋。
「小さいころからの目標だったし、エスパルスから日本代表に選ばれるというのが自分の目標でもあった」
と語るなど、オレンジ愛は並々ならぬ物がありそうです。
清水エスパルスのサポーターもめちゃくちゃ嬉しいでしょうね。
「エスパルスには小さいころからお世話になっているし、恩返しできればと思っている。選出されたことは光栄だし、うれしく思うけど、試合に出て結果を残して、また呼ばれるように。今回の合宿もそういう位置付けとして考えている」
と語る北川選手。
清水エスパルス所属選手のA代表招集は、下部組織出身のGK山本海人(現横浜FC)が選出された12年2月29日のW杯アジア3次予選・ウズベキスタン戦以来、約6年半ぶり。
フィールドプレイヤーに限れば、11年1月のアジア杯にFW岡崎慎司(現レスター・シティ)、MF藤本淳吾(現G大阪)、MF本田拓也(現山形)が選出されて以来と7年半以上経っているわけで…。
岡崎慎司の背中は常に頭の中にあったと語る北川だから、それ以来の招集は感慨深いものがあるみたいですね。
岡崎慎司が最後に清水でプレーした2010年当時はまだ中学2年生。
「エスパルスから日本代表選手が選ばれていることはうれしかったし、日本代表選手をアイスタで見られることもうれしかった」
って語るなど、エスパルス愛に溢れている選手。
こういう選手は応援したいですよね。
夏場に9試合連続ノーゴールと苦しむ時期に岡崎慎司選手に相談したら、
「結果が出ていないときに連絡したら『継続してやることが大事』だと言われた」と、LINEを通じてアドバイスも受けた。「シュートを打ち続けろ。ドリブルし続けろ。プレスをかけ続けろ。クロスに入り続けろ」
というメッセージを貰ったそうで…そこからまた復活。
直近3試合では3戦連発の計4ゴールで、日本代表への道を切り開きました。
北川航也は2014年のU19以来の招集
北川航也は年代別代表では常連だったものの日の丸を背負うのは、2014年10月のAFC U-19選手権以来。
アジア選手権では準々決勝で敗退。世界への切符を逃した4年前のアジア予選では南野拓実、三浦弦太らとプレーしてました。
当時のチームメイトが森保ジャパン初陣となった9月11日のコスタリカ戦(3-0)でともにフル出場していて、南野は代表初ゴールも決めているのもいいですよね。
この世代がこれからの代表の中心になっていくのかなー。
「近い年代の選手がああやって攻守において躍動している姿を見たら自分もそこでやりたいと思ったし、活躍したいという気持ちになった」
三浦弦太は2016年まで清水エスパルスの選手でしたからね。
清水時代のチームメイトである北川航也について
「マッチアップしたら嫌な選手。怖さがあるし、思い切ってやれば通用すると思う」
と太鼓判を押し、
「アンダーの代表でも一緒にやっていたし、そういう選手とまた一緒にやれるのは楽しみだし、いいことだと思う」
と笑顔を見せていたそうです!
三浦弦太も吉田麻也が復帰しても呼ばれているのは期待されている証拠。清水から育った若手が日本代表で一緒に活躍する場を持てるのは素晴らしいことだよなー。
北川にめちゃくちゃ期待しています!ゴール代表でも決めてほしいな!!