森保一が謝罪行脚を行ったって記事になっていて…なにを謝ったのかと思ったら、代表合宿中に選手に怪我させたことに対して謝ったのね…。
これは非常に日本的だけど、好かれる監督だろうなー。好感度一気に上がりそう。
各クラブも日本代表出しやすくなるよね。クラブの大事な時期に選手を貸し出すってかなり嫌な印象持っている人もいるだろうけど、それでも大事にしてくれてる、っていうのは伝わるもんね…。
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森保一謝罪行脚。人格者の証明。
これをパフォーマンスだって言っている人もいますけど…それの何が悪いんだろうか?
パフォーマンスでも今までできている監督少ないし(協会から連絡が行って終わり、みたいな)、だからこそ、この行動が目立つんだろうね。
「選手を貸していただいて我々の活動ができる中で、クラブが大切な時期に戦力を失うことになってしまった」
そう言える人は少ないよ。
大阪→松本→広島の誠意の魅せ方
日本代表の森保一監督は、日本代表が3―0で快勝した初陣のコスタリカ戦から一夜明けた、翌日の早朝に、大阪市内のホテルから、セレッソ大阪のクラブハウスに行きました。
セレッソ大阪の強化担当者と約20分会談、
「杉本にケガをさせてしまって申し訳ありません」
と謝罪をして、その後J2松本のクラブハウスに移動し、前田大然の負傷を謝罪。
森保監督の自宅は広島にあります。大阪からのほうが圧倒的に近いわけで…でも、大阪から自宅のある広島に直行せずに、松本に行って謝罪。
自宅への約750キロの回り道ですが…それをできるのはすごい。
オフを一日ずらした森保監督
しかも、8月12日にスタートしたU―21日本代表合宿から1カ月ぶっ通しで働き続け、この日からオフの予定だったのに、自身の休養を1日遅らせて、自主的に行ったらしいですね。
律義で実直な人柄が魅力ですし、これから、日本代表を強化していくなら、Jリーグの各クラブと良好な関係を築くことが必要不可欠ですが、この行動ができる森保監督なら問題なさそうですよね。
ちなみに各クラブの反応は…。
2008年北京五輪代表監督を務めたJ2松本の反町監督は
「代表でケガをするのは仕方ない」
と理解を示しており、
セレッソ大阪関係者は
「気にかけてくれてありがたい」
と逆に感謝していましたね。
全てに向けて配慮の人、森保監督
今回の行動でもわかるように選手を貸してくれているクラブに対して、ちゃんと向き合っている森保監督に対して、悪感情を持ちづらいし、キリンチャレンジカップに対しても、スポンサーに配慮していて…
森保監督は今回のコスタリカ戦について語る際に必ず「キリンチャレンジ杯」の冠名を付けて話していました。
こういう人が人の上に立つんだよなぁ…。人格者としても、チームを率いる人材としても素晴らしいと思います。これからチームが苦しくなってきたときにメディアがどういう判断をするか、サポーターがどういう判断をするか、っていうのは気になりますが、スタートは100点だったのではないでしょうか?
怪我自体は森保一監督の責任ではないと思うんですが、この行動に人柄が表れているし、トップに立つ者としての資質は完璧では?
初戦はナイスゲームだったので、10月の試合と、来年1月のアジアカップ制覇目指して頑張ってもらいましょう!!
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