残っていた3冠のうち、1つが消えましたね。
ルヴァンカップ準々決勝敗退。
鹿島との2戦トータルで2-4。しかも得点はPKのみ。
常に先制点を許す…内容的に完敗でした。
鬼木監督が
「クロスのところで簡単にやらせないというのはずっと言い続けてきたが、そこを徹底できなかった」
って言っていたのがすべてだと思いますね。
マークも寄せも甘いし、守備陣は、鹿島の攻撃陣のやりたいように、やられてしまいましたね…。
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ルヴァンカップ鹿島アントラーズに完敗
異例のホーム味の素スタジアムでしたが、約2万人は飛車角金銀各1枚(僚太、悠様、守田、車屋)落ちくらいのフロンターレの試合だと考えると入ったほうでしょうね。
広めのフロンパークや、催し物の感じはかなり努力している感じで、味の素スタジアムという異例のホームスタジアムを成功させようというクラブの営業努力はすごい感じました。その点だけは素晴らしかった。
その落差も有るからか、試合内容は…かなり厳しいものがあるように感じました。
阿部浩之が
「第1戦のアウェー戦を引き分けていたけど、先に失点したのがすべてだと思う」
って言っていましたが…
すぐに修正できるメンバーになっていなかったも問題点ですよね。本当にキーパーはターンオーバーが必要だったのか?ボランチ谷口でよかったのか?下田北斗を使うきはないのか?カイオは?っていういろいろな疑問点が浮かぶ采配…。
鬼木さんらしいといえばらしいですが、頑固にメンバーを変えない、交代枠の使い方も同じ感じでしたね…。
うまくいくときはかなりうまくいくし、リーグも勝てているんだけど、まだ新人監督2年目ですからね。コーチとしての鬼木さんの能力のほうが監督としての能力より上なんでしょうね。研究されたら跳ね返せないんだよなぁ…と感じています。
川崎フロンターレは昨年からかなり守備面でよくなっていると思っていたんですが、メンバーがここまで足りないとやっぱり厳しいものが有るんですね。
結局前半の山本脩斗の2ゴールがほぼほぼ決勝点。
阿部浩之が1点PKで返したものの、その後追加点は鹿島に奪われ…2試合合計4-2とした鹿島が準決勝進出を決めました。
メンバーが足りないのはわかっていたのに、修正がきかないというか、そもそも固定メンバーで戦わせすぎているところも厳しいんだろうなぁ。
⇒川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ(ルヴァンカップ2018)のスタメン予想は難しい。
左サイドからのクロスで2失点…
川崎フロンターレの失点シーンは、いつも約束事が崩壊している感じ。
セットプレーでよく失点しているのは守備の約束事が守られてないからだよなぁ。誰が誰のマークに付く、誰がどのエリアを潰す、どのフィニッシャーにはやらせない…そういうのをもっともっと突き詰めていってほしいです…。鬼木さん…。
相手の攻撃の右サイド(うちの守備側でいうと左サイド)から遠藤康が送った鋭いクロスをニアサイドの山本がヘディング。
同じサイドから永木亮太が送ったクロスを新井が弾くと、こぼれ球をまたもや山本がダイレクトボレー。
この2つが前半で飛び出すあたりがね…厳しいよね。
守備の約束事は、日本代表でも守られていないっていう記事を書いたこと有りましたが、フロンターレでも守れないんだろうなぁ…。
⇒日本代表、セットプレーの守備の約束事を守れず…。練習で口酸っぱく言っても本番ではできないのが普通。
谷口彰悟のボランチは正解か?
守備面では素晴らしい部分はあったものの攻撃面でなんか迫力なかった谷口彰悟のボランチ。
そもそもレギュラーの2人が代表、怪我で抜かれての抜擢なので、苦しいものはありましたがもう少し攻撃面でのプレーの質が高ければ鹿島アントラーズにあれほど完璧に守られなかったんじゃないかなと。
さらに下田北斗はもう今シーズン出す気ないの?このメンバーで出さないっていうのは結構なキツさがあるよね…
鬼木監督は頑固なところがあるから固定メンバーとそれ以外の差は開く一方だよなー。
中村憲剛の攻撃参加も減り、谷口彰悟の守備力も減り、チームとしての攻守のバランスはすごい崩れているように感じました。
下田北斗はこのタイミングで出番ないのはきついよなぁ…。
ボランチにカイオセザールでも観てみたかったです。試してみてほしかった。
奈良竜樹&谷口彰悟、ボランチにカイオ、下田でトップ下に中村憲剛とかで試合見てみたかったです。ボランチ手薄だー!ってなる前に今いるメンバーをしっかりとフィットさせられていないのは厳しいよね…。
⇒カイオセザールが川崎に加入発表!初恋は、妻という愛妻家!2018J1移籍期間の8月17日当日にギリギリ!やっと公式発表。
⇒守田英正の日本代表ユニってネットで買えないの?KAMOでは守田の16番が飛んでる…。
GKのターンオーバーは必要だったのか?
ここが一番厳しいなぁと思っているところですが…なぜ新井章太だったんでしょうね。
新井章太は悪いGKではないと思ってるし、ソンリョンのサブとして、十分活躍してくれてると思うけど…それでも差は大きいわけで。
このルヴァンカップは、ソンリョンだすわけにはいかなかったのかな。なんか怪我とかですか?それとも休養のため?1戦目1-1の時点で、2戦目はソンリョンだと思っていたんだけど…
なぜかたくなに新井章太だったのか?怪我だとしたらやばいし、ポープ・ウィリアムをいつ試すのか。安藤駿介は確かに好きな選手だし、観たいGKだけど、ポープウィリアムのポテンシャルをそろそろ試合でみてみたいよ。
練習でどこまで差があるのかわからないけど、なんのために完全でとったのか?っていうところを考えるなら、ポープ・ウィリアムを飼い殺しにするのは可愛そうかなー。
GKってもともとそういうポジションと言われたらそれまでだけど。緑の血が流れてるけど、成長したい!って川崎フロンターレを選んでくれたのに飼い殺すのは可愛そうだなと。
もちろん、よっぽど使えないとかだと別なんだけど…そのよっぽど使えないかどうか?の判断規準すら与えられてない気がして心配しています。
⇒ポープ・ウィリアムはポテンシャルの第4GK!元川崎フロンターレの高尾真人さんと遠い親戚?
いろいろ考えるところはありますが、リーグ&天皇杯に集中して勝ちにいきましょう…。