最初記事読んだときに、レッドブルって禁止されている飲料なのかと思った…。
そうじゃなくて、レッドブルだけじゃなくて、ワールドカップはコカ・コーラとの独占契約だからそれ以外の会社飲み物を飲むことがアウトなのね…。
商業主義のFIFAらしい契約ですね…。
この記事の目次はこちら
史上最も高いレッドブル780万円
FIFAの懲戒委員会が発表したことによると、クロアチアサッカー協会に対して7万スイスフラン(約780万円)の制裁金を科すということで…
その内容としては、『許可されていない飲料を摂取したため』というもの。
DFデヤン・ロブレンがレッドブルを飲んだためにこの処分が下ったそうな。
っていうか、レッドブルって飲んじゃいけないの?って思ったんですが…これはワールドカップだからなんですよね。
ワールドカップはコカコーラの独占。
FIFAは1978年からコカ・コーラとのオフィシャルスポンサー契約を結んでいます。
そして、今回のロシアW杯でも『パワーレード』というエナジードリンクが、冠に掲げられている大会となっており…その契約は独占契約のため、大会期間中はピッチ周辺で他社製品の飲料を摂ることは認められていません。
好きなドリンクも飲めないなんて!!って思うかもしれませんが、それほど、ワールドカップ=コカ・コーラなんですよね。
日本でも綾瀬はるかさんと、岡田元日本代表監督のCMがずっと流れているし、アイスランドのGKが撮影したコカ・コーラのCMも話題になりましたよね。
⇒ハンネス・ハルドールソン(アイスランド)の異色の経歴。CM(コカ・コーラ)がすごい。メッシのPKを止めた映像作家。
コカコーラのスポンサー料金、7年間550億円。
コカコーラのスポンサー料金は、7年間で総額2億9000万ポンド(およそ550億円)
※2005年から2012年まで
と言われています。2013年以降の料金はちょっとわかりませんが、2020年までも同じ値段払われていると考えると…2013-2020でも550億。
14年間で、1100億円がコカ・コーラからFIFAに払われていることになります。
そりゃコカ・コーラ以外のんじゃだめですよね…。
FIFAは全部のスポンサーから年間総額1億1600万ポンド(およそ220億円)を手にしているという記事もありましたから、かなり儲かっているんでしょうね。