勝ち点1を狙って…ズタボロに負けて、ポーランド戦までずるずる引きずって…結局1勝2敗なんて流れだけは避けたいし、1勝したことでコロンビアとポーランドもきつい試合になることは間違いないので…
もちろん勝ってほしいけど、たとえ負けるとしてもしっかりと戦った上で負けておかないとね。
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日本代表西野朗監督は勝ち点3しか狙ってない!
日本代表の西野朗監督は、リスクを覚悟で勝ち点3を狙いに行くみたいですね。
まぁ、攻撃的な西の監督らしいといえばらしいです。相手は抜群の身体能力を誇るセネガル代表。南米の次はアフリカか…って感じで、とにかくタフなゲームになると思います。
アフリカ特有のフィジカルが強いチームですし、個の能力もありつつ、組織力もあるという非常に厄介なチームですよね。
西野朗監督も
「われわれのグループで対応するディフェンスを考えても、それを打開する力が個々に存在している。組織的に守ろうとしても、個の力ですべて粉砕される状況は考えられます。入れ違った瞬間にすぐ、さらに対応しなければいけない」
と語っていましたね。守備の対応はかなりきつくなりそう。
「直線的なプレー、力というものが攻撃の中ではベースにあるので、しっかりと遅らせる、止める、推進力を抑える対応をチームとして考えないといけない」
まずは遅らせることですよね…。
日本が第2戦で戦う相手は、選手たちが「グループステージで一番強い相手」と口をそろえるセネガル。
昌子源も
「みんなデカくて速い。抜いたと思っても、普段は出てこないようなところに足が出てくる。『足が伸びる』という表現をよくするけど、本当にそう。(セネガル戦のポーランドの選手は)抜いたと思っても、抜けていないことが多かった」
と語るなど、その身体能力は驚異的だよね。
日本代表はアグレッシブに勝ちに行くべき
セルジオ越後も、ザッケローニも言っていましたが、勝ち点1を2試合目に狙いに行くっていうのはもったいないと思うんですよね。
コロンビアにまぐれでもなんでも勝てたんだから、勝負していくべきだし、勝ち点3を狙いに行くべき。勝ち点3とれたから2試合目は引き分けでもいいから…3戦目で勝てばいいや、っていうのは西野朗監督も言ってたけど、敗者復活戦を戦うのと一緒ですからね。
柴崎岳も
「彼らに対してどれだけ揺さぶりをかけるか。グラウンダー主体でどんどん相手をズラして、コンビネーションで崩していくという方がいいかなと思う」
といっていましたし、セネガルの中盤は圧倒的に強すぎて、プレスも強いし、スピードもパワーもすごいことは間違いないよね。だけど、ポーランドも同じように攻略していたけど、セネガルのサイドバックの裏は狙いやすいし、CBの足も遅いので…そこをしっかりと付けば狙いやすいかなと。
その部分に香川真司、乾や、原口がいるっていうのは日本にとって攻撃だけならコロンビア戦よりは戦いやすいかなと。まぁ、守備の苦しさはコロンビア戦の数倍だけど(笑)
柴崎岳が前半からたくさん縦にボールを付けてくれて、後半から大島僚太が出てくればチャンスは間違いなく広がると思うんですよね。
セネガルは第2フランス代表?
セネガルはフランスと植民地・宗主国の間柄だった歴史を有しており、サッカー界においても、それは変わっていません。
いまのセネガル代表はセネガルからの移民の子どもたちが集まったフランス出身の選手たちが集まっていますからねー。選手や指導者の交流も活発なのは大きいですよね。
親がセネガル人でもヨーロッパ出身の選手も多く、23人中9人がこれにあたり、うち8人はフランス出身。
イタリアのナポリでプレーするCBクリバリはフランス出身。20歳以下フランス代表でもグリーズマンらともプレーしていますが、A代表へ進むにあたり、親の国籍地であるセネガル代表を選んでいます。
ポーランド戦で得点したFWニャンもU―17世代などでフランス代表として戦っている戦歴あり、選手の多くは移民の息子としてフランスで生まれ、同国の育成組織でサッカーを学んだ末に、欧州各国のビッグクラブへ巣立っていきました。
シセ監督も
「我々の勝因はディシプリン。フランスが我々を鍛えたのだ」
ディシプリンとは規律っていう意味ですね。シセも現役時代はフランスでプレーしていますからね。セネガル代表主将として8強入りした2002年W杯ではフランス人のメツ監督に仕えており、フランスのサッカーを学んだセネガル代表は、強豪国となりましたよね。
西野朗監督の
「多少のリスクがあっても勝負をかける」
とあくまで勝ちにこだわる姿勢には大賛成!!!
ここで不要なリスクを犯す必要がない…って言っちゃうとこれから先かなりきつくなると思うので…勝ちに行ってもらいたいですね。