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スルガ銀行数年内の倒産確率高め?サッカースポンサーとして天皇杯、スルガ銀行カップはどうなる?

スルガ銀行

今日購入した天皇杯のパンフレットの背表紙…

スルガ銀行

スルガ銀行

「クリスマスイブ、空けといてね。」

って書いてありましたが…そもそも特別協賛のスルガ銀行さん…クリスマス・イブまでありますかね・・・。

スルガ銀行の倒産確率は?

長らく地銀の中でもトップだったスルガ銀行が、シェアハウスのスマートデイズの破綻により、連鎖的に破綻する可能性も上がってきていて…それはサッカー界にも大きな影響がありそうですよね。

スルガ銀行は現在発表している決算を修正するっていうニュースもありましたから、想定したより損失は膨らむんだと思うんですよね。

そうすると、年内に破綻する可能性すら出てきてると思います。まぁ、20%ぐらいの確率で年内破綻かなと。さらに、数年以内で見れば、ほぼ100%破綻するんじゃないかなと。

スルガのシェアハウス関連融資は約2,000億円ぐらいあり、住宅ローンを除いた中古マンション一棟融資を含めた不動産融資の総額は約1兆円と言われています。

これが回収不能になるとすると、その分の貸倒引当金を計上することになりますので(会計士からは、全額、もしくは50%は引き当てろって言われてそう)、特別損失を50%すべて引き当てた場合、5,000億円の貸倒引当金繰入額を計上する可能性もあるのかなと。

まぁ、全て50%って言うわけでもないと思うんで、最低限2,000億円のシェアハウフ分の50%を引き当てたとしたら1,000億円の特別損失。

もしもそうなった場合、スルガ銀行の自己資金は3,500億円ですからねー。そう考えると…自己資本比率の問題で銀行として倒産する可能性が高まるのかなと。

さらに、今のスルガのスキームは崩壊しているので、これまで得られていた売上、利益は望めないので…。倒産する確率は上がっています。

まぁ、今の流れでは金融庁からの業務停止命令も出るでしょうし、不良債権を作った責任は取らされるでしょうね。ハイリスク・ハイリターンの融資を行っていたスルガ銀行らしい幕引きだとは思いますが…

…サッカー業界に影響も大きそうかなと。

スルガ銀行倒産でサッカー界から離れることで起きること

天皇杯パンフレット

天皇杯パンフレット

スルガ銀行がサッカーを応援してきた理由は

「サッカー王国」、「日本少年サッカー発祥の地」である静岡県を本店所在地とする銀行として、また「夢」をミッションに掲げる企業として、「I DREAM」(サッカーの夢応援)をコンセプトに、これからも「サッカーに集まるすべての夢」を応援してまいります。

というもの。

天皇杯、アスルクラロ沼津のユニフォームスポンサー、スルガ銀行カップ…数々の大会のスポンサードをしてくれた銀行ですからJリーグとしても大慌てだと思うんですよねー。

天皇杯は運営は違うとはいえ、スルガ銀行が引き上げた場合、もしくは、倒産した場合、天皇杯が今の規模で行えるのか、同程度のスポンサードをしてくれる企業が現れるのかは、不明瞭な部分がありますし、スルガ銀行カップの運営は冠を変えて続けることができるのか、それともなくなってしまうのか…

大きな問題となりそうです。アスルクラロ沼津にとってはもうすでにチームの死活問題になっていることだと思うんですよね。これは厳しい。

最悪の展開として考えられることは…

  • 天皇杯の小規模化
  • スルガ銀行カップの廃止
  • アスルクラロ沼津の規模縮小(最悪はチーム解散)

というJリーグ、サッカー界にとっても大きな影響がありそうです。

スポンサーは単純にお金を出すだけではなくなっている

Jリーグはプロサッカーリーグですから、スポンサーが出してくれるお金は本当に大事です。

ですが、お金を出せばOKっていう昔のスポンサーのあり方とは少しずつ違ってきているイメージですよね。特にSNSが流行っている今という時代だから余計にマイナスのイメージでの炎上はすごいですよね。

今日もヘイトスピーチをしていたラノベ作家さんのアニメ化が潰れたりしましたもんね…。そういうことが起きてしまう時代です。だからこそ、このスルガ銀行の問題はかなり大きいものになりそうだなと。

スポーツに対して企業がスポンサーになるのは、知名度向上や、販促に使う場合や、プロモーション活動をすることでイベントを開き、情報収集をして営業につなげるなどの目的があります。

その中で、プロスポーツを応援している企業は、単なる宣伝と割り切るほど単純ではなく、金額に見合った反応はなくても、下手にスポンサーを撤退すると、チームが低迷する原因を作った企業として恨まれる可能性もありますよね…

横浜フリューゲルスの解散の例や、東京ヴェルディの長らくの低迷などスポンサーが撤退すること=低迷・解散という印象があり、かなりセンシティブななイメージです。

ジャパネットの高田社長のように、単純にお金だけを出しているのではなくJリーグを盛り上げてくれている人や、お金を出すというのを突き詰めて、イニエスタを獲得してしまうような楽天の三木谷社長のようなキャラクターのある人が求められています。

信頼を積み上げるのは時間がかかるけど壊すのは一瞬

スルガ銀行は今までサッカーに対する愛情をはっきりと示してくれていたというプラスはあるものの、今回の件で破産する人が増えてくれば、スルガ銀行にサポートされ続けるのも、サッカー界や、チームにとってマイナスのイメージが付きまとう結果になってしまいますから痛いですよね…。

スポンサー撤退となり、アスルクラロ沼津が弱体化したり、天皇杯の規模が縮小したり、スルガ銀行カップがなくなってしまった場合…スルガ銀行の名前はJリーグにおける汚点となってしまいますよね…。

今までの信頼はすべてなくなり、汚点となってしまう可能性も高いので…やっぱり不正はするもんではないですよね…っていう結論に至っちゃう。

DAZNマネーや、イニエスタが加入するおかげで、Jリーグが盛り上がるきっかけになるタイミングでこういうマイナスの事件が起きてしまうのは辛いですね。

スルガ銀行の動向についてはこれからも追っていきたいと思います。