多摩川クラシコ力負けでしたね。浦和レッズ戦0-2、FC東京0-2。
前半は面白かったですが、後半は厳しかったねー。FC東京がすごかったのか…川崎フロンターレが厳しいのか。良いサッカー、面白いサッカーで勝てないのが今の川崎フロンターレ。
後半に中村憲剛が出てから惜しいシーンも有りましたが、点が取れないですねぇ…。
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多摩川クラシコ力負け
セットプレーからの2失点は今年本当によく見る光景になりましたね。ボールを保持して中を固める相手を崩せない、っていう悪癖はずっと変わらず。
昨日のFC東京戦も点を早い段階で取られたのが痛かったですね…。あそこから歯車が狂ってしまいました。というか、今年は先制点を取られてそこからでも川崎フロンターレなら逆転する!逆転できる!っていうワクワク感が足りない気がする。
それはチームとしての弱さというよりは、連動してなさなのかなー。
中村憲剛が言っていましたが
「今はこれが現実。特に言うことはあまりないですけど、せっかく3連勝したのにホームで2連敗というのは非常にもったいない。もう一度、誰が良い、誰が悪いではなくて、一人ひとりが攻撃も守備も同じ方向を向いてやらないといけない。簡単ではない。もっとやらなければダメだと思います」
パスワークへの固執っていうのはいつもどおりですが、スピーディさがかけていますよね。今年は、サイド攻撃を続けて行っても明確に中にボールを入れられないですし、チャンスは作れてもセットプレーからの失点で浮足立って、相手が構えているところにボールを運ばざるを得なくなるという…悪循環が続きました。
今シーズンは研究されるとは思っていましたが、研究されたことにたいして王者として戦って受けてそれを跳ね返せるほどの実力はまだない気がします。
イメージの共有が必要
FC東京は長谷川健太監督1年目なのに、イメージの共有が完璧に出来上がっていましたね。川崎フロンターレは鬼木監督2年目ですが、チームとしての完成度はFC東京のほうが上だった気すらしていて悔しい限り。
中村憲剛が
「先に失点していたので、そういう相手をどう崩すのかはやっぱりみんなで共有しないとダメかなというのはやりながら(感じた)。外から上げるのか、それとも下で動かすのか。中もセンタリングを待つのか、ペナ(ペナルティーエリア)の中で一人二人の崩しをするのか。そういうボールを持った時にいつそれをやるのか、連動性というのは人が変わったなかでもやれないといけない。特に今日はフレッシュな選手が出ているので、もっと攻守にやれていれば良かったなというのは外から見ていても思った」
「自分たちがどう崩すのかというところ。ああいう守備をしてくるのは分かっていて、どう崩すのかをみんなで共有できなかったのはすごく残念」
って言っていましたがイメージの共有はどうすればいいんでしょうね。
それが完ぺきにできるようになれば間違いなく強いはずなのに…。歯がゆい。
2年半ぶりのリーグ連敗
連敗は、実に2年半ぶり。
2015/10/17
セカンドステージ第14節サンフレッチェ広島戦(1-2)
2015/10/24
セカンドステージ第15節横浜Fマリノス戦(0-1)
の連敗以来となりました。
ちなみにホームの連敗というと…
2015/04/29
ファーストステージ第8節柏レイソル戦(1-4)
2015/5/6
ファーストステージ第10節サンフレッチェ広島戦(0-1)
以来。
この間の第9節ではアウェイでFC東京にも敗戦したので、3連敗しています。
リーグ戦でホーム2連敗は丸2年ぶりですね。
今年はホームで弱い。ホーム2試合連続無得点は6年ぶり。
ホーム無得点2試合連続っていうのは実に6年ぶりですね。
8位に終わった2012年に連敗。
2012/3/24
第3節セレッソ大阪戦(0-1)
2012/4/8
第5節FC東京戦(0-1)
以来。
リーグ戦での敗戦が、昨年に並んだ…ということは言われていますが、敗戦はすべてホーム。
ホームの対戦成績が2勝1分4敗。昨年はホームで1敗しかしていません(12勝4分1敗)。
リーグ戦ホーム敗戦数
2018年はホーム敗戦4試合(7試合中)。
2017年はホーム敗戦1試合。
2016年はホーム敗戦3試合。
2015年はホーム敗戦4試合。
2014年はホーム敗戦3試合。
2013年はホーム敗戦2試合。
2012年はホーム敗戦8試合。
2012年は7勝2分8敗で負け越しましたけどね…。それ以来の成績。
リーグ戦ホーム無得点試合数
さらに、無得点試合の多さも異例。
昨年はリーグ戦でホーム無得点試合は0試合。
2018年はすでにホーム無得点で終わった試合が3試合(1試合はサンフレッチェ広島戦なのでなんとも言えませんが…)。
2018年はホーム無得点3試合(7試合中)。
2017年はホーム無得点0試合。
2016年はホーム無得点1試合。
2015年はホーム無得点3試合。
2014年はホーム無得点2試合。
2013年はホーム無得点1試合。
2012年はホーム無得点6試合。
今年のホームでの敗戦数、点の取れなさは2012年以来6年ぶりの低成績。
アウェイで負けてもホームでは勝ってほしいと思うのはサポーターの心理としてあると思うんですが…点が取れないホームゲームが続くとどうしても選手の雰囲気もサポーターの雰囲気も悪くなる気がします。
悔しい試合が続きますが、ルヴァンカップがない状態で柏レイソル戦まで1週間間が空くのは大きいですよね。中断期間までの残り二つのリーグ戦を勝利で終えれるように、しっかりと戦っていきたいですね。